ナスダック100先物、トレンドラインで下落を耐える今週の振り返り
今週は前週比で高値切り上げ・安値切り上げと上下動が拡大した週でした。先週末時点のnoteでは上昇する場合は「20,600が短期ターゲット。」と書きましたが、10月30日(水)に20,675.3まで上昇しました。しかし、この高値から10月31日(木)まで大きく下落し、19,898.2の安値をつけています。
下落する場合は先週末時点では「21日出来高加重移動平均線を下抜ける場合は、10月1日安値19,626までに値止まりするかサポートを確認したい。」と書いていました。10月31日(木)に21日出来高加重移動平均線を下抜けて下落しましたが19,626に届くほどの強烈な下げには至っていません。
10月31日(木)の下落はトレンドライン(白)上で耐えて、11月1日(金)には反発上昇しています。しかしS&P500同様、買い圧力は続かず売り優勢で上ヒゲとなりました。今はまだ下落が止まったとは確定せず、トレンドライン(白)でサポートされて反発できるか様子を見たほうがいいだろう。
大統領選とFOMCのイベント通過までは動きにくいので、通過後の値動きを見てからポジションセットしても遅くない。現状は上も下も微妙な位置と見える。イベント通過までは収束する値動きの可能性も残っているだろう。
次週のシナリオ
①上昇する場合
21日出来高加重移動平均線を上回る値動きとなれば、20,675を再トライする流れとなるか。
②下落する場合
トレンドラインを下抜けて下落をしていく場合は、まずは19,624がサポートラインになるか確認。フィボナッチ50%あたりまでは一時的に安値をのばす可能性がありそうだ。