GBPUSD 4時間~ 1/15フィボナッチ分析ポンド (GBP)
• BOE(英国中央銀行)は早期利下げに否定的な見解を示し、ポンドは底堅い展開となっています。
• 今週の注目ポイントは英雇用統計の賃金データ(16日)と英CPI(17日)です。
• 11月の賃金データの市場予想は前回より低下し、CPIも前年比3.8%と低下が見込まれています。
• CPIの結果がポンドの動向に影響を与え、特に引き下げの可能性が示唆される場合は下押しの圧力が強まると考えられます。
週足
・週足で戻りが23.8%付近まで来ています。もし上抜けが実現すれば、上昇が継続し、前回の高値附近までの上昇が想定されます。
日足:
• 日足では上昇フィボナッチ100%がResistance(抵抗線)となり、レンジの動きが続いています。現在、ブレイクを試みている状況です。
• チャートがやや方向感に欠けるため、シグナルを得るためには下位足の動きを注視する必要があります。
4時間足:
• 4時間足では上昇フィボナッチ100%からのレンジの動きが続いています。チャネルラインを下抜くと上昇トレンドが解除され、新たなシナリオが検討される可能性があります。
• 61.8%を下抜くとWトップ形成で下落の動きも想定されます。動きが出るまで様子見が良いでしょう。
1時間足:
• 1時間足では上昇が継続していますが、下降フィボナッチ61.8%を下抜くと反転下落が強まる可能性があるため、注意が必要です。
総括としては、各足で上昇が続いている一方で、重要な水準のブレイクや下抜きが未だ発生していないため、動向が不透明な状況が続いています。新たなシナリオやトレンドの確認のためには、市場の反応や下位足の動きを慎重に観察することが重要です。