20201005-1009 AUD/USD Short シナリオ Review一週間の値動きを振り返ることで次回以降のトレードに活かせればと考えています
まず,週明けの局面では日足レベルの相場環境としては高値を切り下げ,安値を更新することで下降トレンドに入り,上昇してきた所は次の高値の切り下げポイントを作ってくるかという状況
ただし,更に上位の週足レベルでは上昇トレンド継続中であり,週足レベルのSMAに支えられて安値の切り上げポイントを作ってくるかという状況のため,1DSMAと1WSMAに挟まれる領域はそれぞれの思惑が交差し,難しい値動きになる可能性も頭に入れておく必要があります
AUDUSDに関してはシナリオを投稿していなかったわけですが,週明けの局面で検討していたポイントとしては,現状では日足レベルで下降トレンド中のため,例えばこの後4Hレベルで高値の切り下げポイントを形成し,1DSMAが迎えに来るようなポイントから水平気味の4HSMAをトレード足レベルで明確な反転を見せるようであれば直近高値にLCを設定し,売りを検討出来る局面も生まれてくるのでは無いかと考えていました
また,このような4HSMAを一段下抜けた後に再度高値を抑えられ,4Hレベルの高値の切り下げポイントを形成してくるようであればその高値際からトレード足レベルで明確な反転を見せるようであれば直近高値直上にLCを設定し,売りを検討出来る局面も生まれてくるのでは無いかと考えていました
もう少し細かいところを1Hレベルで見ていくと次のようになります
まず,週明け二度三度と1Hレベルで高値を抑えられる局面が見えており,もし仮に綺麗に抑えられて直近安値を割るようであれば,
日足レベルの切り下げポイントの中,4Hレベルの高値際から1DSMAが迎えに来て,水平な4HSMAをトレード足レベルでトリプルトップ等明確に抑えられ,安値を割って来るようであれば直近高値直上にLCを設定して売りを検討出来る局面が生まれてくるのでは無いかと考えていました
ただ,実際の値動きとしてはひげを付けるように直近高値を上抜けてしまいましたので,こうなると1Hレベルでは上昇トレンド継続が確定するため,トレンドフォローを徹底する上では売りは検討出来ないわけです
その後は高値切り下げなき安値更新から4Hレベルの安値を割ることで4Hレベルでも下降トレンドが確定しました
その中で更に4Hレベルで高値を形成してくるように4HSMAに抑えられ,トレード足レベルの1HSMAが勢いを無くしてほぼ水平の所を高値を切り下げ,安値を割ることで反転を確定させましたので私は直近高値直上にLCを設定し,ここから売りを仕掛けました
しかし,その後は安値切り上げなき一気の高値更新からそれまでの1Hレベル,4Hレベルのトレンドを無視するような動きで上昇してしまいましたね
では,この上昇を取りに行けたかというとそれは難しく,4Hレベルではダブルトップで抑えられた直近高値を上抜けるまでは下降トレンド継続中であり,上昇してきた所はいつ戻り売りが入ってきてもおかしくない状況な訳です
トレードにおいて負けを完全に排除することは不可能です
ただし,私たちは唯一,LCを設定することで負ける量をコントロールすることが出来ます
例えば今回の場合でもLCを適切に設定せずにポジションを保有していた場合,より大きな損失に繋がっていたことが分かるかと思います
上位足から丁寧に環境を落とし込み,もう一方のリスクを把握した上でエントリーし,それでLCに掛かってしまった場合はむしろ適切に資産を守れたということです
これからも上位足からの丁寧な相場環境の落とし込みを心がけたいと思います