ナスダック100先物、安値は底堅くレンジ高値圏へ上昇今週の振り返り
7月高値を上抜けてたナス100先物は、月曜日から下落し垂れたがフィボナッチ(カラー)の23.6%で下げ終了。下押しは限定的なものだった。
その後はもみ合って、短期レンジのコントロールプライス16,030前後で売りが発生してたが、後半には出来高を伴って復調した。
金曜日のローソク足の実体ベースでは、コントロールプライスを上抜き、7月高値超えしてからのレンジの最高値を記録した。
利確売りを吸収した後の高値圏への回復で、買い圧力が継続したのはいい兆しか。
次週はこの勢いを引き継いで、11月29日の高値16,174を上抜くのか、高値からの再調整が起きるか見ていきたい。
次週はCPI・FOMCと続くので、発表後の反応を注視。
次週のシナリオ
①上昇する場合
先週から引き続き下記が継続。
水曜日の高値16,174を上抜けるなら、フィボナッチ127.2%(白)16,461が次の目安となるかもしれない。
強い勢いがあるなら、21年11月高値16,770がターゲットラインとなりそうだ。
②下落する場合
12月4日(月)の安値を下抜けると下落スタートだろうか。横ばいになってチャートが垂れてくると注意。
最初の目安は、赤色のボックス圏がサポートラインとなるか確認したい場所。
出来高が多い価格帯、かつ、9月高値付近で意識されるチャートポイント。
その次はVWMA75がサポートラインとなる可能性のある場所。