EUR/USDでは過去の上昇チャネルで反発を起こしたことで三尊の三つ目の山を形成、現在ネックラインに接触中。 更にEUR/JPYでも長い揉み合いの中、上値は一目雲に抑えられ大きく切り下がり、三尊を形成中 逆にUSD/JPYでは山尊否定により短期的な上昇チャートを形成し、上値は4時間足雲に抑えられ揉み合い相場へ。 三つのペアを考えると今後ユーロ安となりドル、円の価格上昇が見込める相場です。 今回の山尊ネックラインブレイクは下落チャート形成への信憑性の高い要因となりそうです。
雇用統計の結果も相まって7月5日より大陽線を形成したドル円は戻り高値をブレイクする兆しを見せるも、パウエル議長、FOMCの発表によりドル売りが加速。 既に下降トレンド期間(51)日EMAに接触しているドル円は下降トレンドの含み益を全て解消しており、週末の下落は新規エントリーによる戻り高値接触後の戻り売りと判断できる。 今後の値動きとして上昇チャートを形成し辛い状況にいるUSD/JPYは108.9~107.56円内でのレンジ相場かこのまま下降チャートへ傾く可能性が高いでしょう。またレンジ相場へ移行した場合も来週後半では一目雲がレンジ相場上値に被さってくるため、 結果来週末には下降チャートが完成する可能性が高いのではないでしょうか。
108.8円を上へ抜けたことで戻り高値を越えたことになり、上昇トレンド転換の可能性が上がったものの、その後上昇の勢いは弱い 5月25日以降の下降トレンド開始から本日までの期間(48日)のEMAに接触したことにより下降トレンドに対する含み益はほとんど解消された可能性あり。 今後の上昇にはショートポジションの解消ではなくロングエントリーが主軸になる可能性が高い そのため今後短期的にも大陽線が出来た場合、ロングエントリー比率の急増と捉え、上昇チャートへの兆しとなるのではないでしょうか。
7/5の雇用統計をきっかけに5月末より形成された下降トレンド終了の可能性生まれている。 既に下降トレンドラインは上抜けしており、戻り高値である108.8円にて一度軽い反発を受け今週の相場は終えている。 今週の終値は戻り高値である108.8円近辺であるが、現在のドル円にとって108.8円は5月27日から形成された下降トレンド期間のEMAに接触する価格でもある。 つまり5月末からの下降トレンドにより生まれた含み益は雇用統計をきっかけにほとんど解消したと考える。 また雇用統計により大陽線を形成しながらも、戻り高値を越えられなかったドル円は上昇の勢いが足りない印象あり。 つまり上昇の勢いが足りずにクローズしたドル円、更にこれまでのショートポジションが一度解消された可能性のある現状では戻り売りの動きが出現しやすい相場と考えます。