今年、米国債相場では10年債利回りが上昇しました。 上下の動きが大きい一年でしたが、最終的には年初とほぼ同じ水準で終えており、個人的には2023年はFOMCの金利政策に振り回された1年でした。 しかし振り返ってみればパウエル議長は一貫して同じ政策を述べており、周囲のメディアやアナリスト達の思惑に惑わされた感もあります。 2024年はどんなことが起きるのか、AI技術は更に進化を遂げ我々の日常生活にも欠かせないものになってくるのでしょうか? 来年も世界経済をの視野を広く持ち勧めていければと思います。 1年間お疲れ様でした。
昨日のFOMC 2024年に複数回にわたって金利を引き下げるとの見通しを示し、利上げキャンペーンが終了したと明確に発言しました。 パウエル議長は「利下げは視野に入り始めており、実社会で話題になっているのは明白だ、今回のFOMC会合でも議論した」とも述べ、米国金利が大幅低下し市場は一気に買いムードとなりました。 年末に向け米国は買いムードが強まるのでしょうか?クリスマス前のポジション調整の動きも出てくるため注意しながら見守りたいと思います。 日本市場はほぼ動きのない一日となりました。 日銀政策発表待ちが続きそうです。 世界の市場関係者からは「植田日銀総裁は世界最後のマイナス金利政策を撤廃する」との見方が広がっています。 ・日本のマイナス金利撤廃 ・米国の利下げ開始 2024年はどう動くのでしょうか、注意深く見ていきます。
■CFTCポジション 米商品先物取引委員会(CFTC)によって集計された、米国内に存在する各取引所の建玉明細です。 CFTCは各取引所にそれぞれの商品先物の建玉の公表を義務付けており、現地時間の毎週火曜日の取引終了後に報告されたポジションが、週末金曜日の取引終了後に発表されます。 推移を確認することで、市場のポジションがどのように変動(週ごと)しているかを把握できます。 ■CFTCインジケーター 下段の黄色グラフが非商業部門(Non-Commercial)投機筋のポジションです。 前回の高さ(緑の横ラインを引いている箇所)まで溜まってくると反動することが多くあります。 過去を振り返りながらフィボナッチを当ててみると、145円程度までは下落しても自然な動きに思えます。
年初来のセクター別パフォーマンスチャートです。 10月末からはエネルギー以外は上昇。 ここ最近の米国経済指標の結果を受け、FRBの利上げは停止されるであろうとの思惑で長期金利は低下。 株式市場全体が上昇しています。
TradingViewではセクターのパフォーマンスをチャートに表すことができます。 セクターインデックスチャートを重ねて表示することで年初来どのような変化をしてきたか、 今週の上変動大きいセクターはどこか?がひと目で分かります。 ぜひ活用してください。
7月の高値から昨日まで、−10%以上下げました。 フィボナッチ78.6%(4,167ドル)も割り込んで4,048ドルまで下げる可能性あり。 ハマス・イスラエル戦争に米国も加わり第◯次的な雰囲気になってきたら、大きな調整になるかもしれません。 市場センチメントは弱気更新。 今はインデックスは買っていくようにします。
テスラが第3四半期の決算発表後に−9%の下落をしました。 11月30日に発売されると発表されたサイバートラックについても、収益に貢献できるまで1年半はかかるとイーロン・マスクCEOは話しました。 ❌売上高:233.5億ドル(予想:240.57億ドル) ❌EPS:0.66ドル (予想:0.74ドル) ❌自動車事業売上高 :196.3億ドル(予想:209.76億ドル) ❌エネルギー事業売上高 :15.6億ドル (予想:17.16億ドル) ⭕サービスその他事業売上高:21.7億ドル (予想:21.22億ドル) ⭕粗利益率 :17.9% (予想:17.35%) チャートはトレンドサポートラインを割れて下落しています。 株価が底を打つのはもう少し様子見が必要そうです。
マクドナルドはここ数カ月、他の専門ファストフードとともに低迷しています。 株価は年初来で−6%の下落。7月に299ドルを付けましたがそこからの株価は冴えず、前回安値を下回っています。 <週足チャート> 200日移動平均線に迫る下降。 久しぶりに大きな下げが続いています。 <日足チャート> 陰線が続き、まだ反転する兆しは見えません。 今月末に第3四半期(7-9期)の決算があります。買い検討はそれまで待っても遅くはなさそうです。 <参考> 30人のアナリストが1年後のMcDonaldの株価を予想ています。 最高値は383ドル(+54.3%) 最低値は283ドル(+14%)
米国市場のセクター別パフォーマンス(年初来)をグラフにしてみました。 公共事業の落ち込みが目立ちます。 続いて不動産セクターも軟調。 強いセクターは依然として通信サービスですが、インフレが収まらない状況では10月上旬は要注意でしょうか。
■週足チャート チャートはCFTC(米先物取引委員会)により集計された米国内の取引所における買いポジションの比率。 ショートポジションが前回のボリュームに達すると下落が始まると言われています。 そしてそろそろ前回のボリュームに到達しそうです。 ■米国政府閉鎖は回避 米国政府閉鎖はつなぎ予算成立で一旦回避しました。 債券市場では米国債売りが続いています。 今夜はISM製造業指数の発表と、その後にパウエル議長の発言があります。 FRB要人の発言も続くため、利上げ政策が強調されれば、米国債売り続くかもしれません。 いずれにせよトレンドはドル強です。 ここからのドル円ロングは注意したい局面に来ています。
9月11日のドル円は145.897円まで下落しました。 米国では中国と日本の中央銀行が防衛線を張り、ドルの記録的な上昇にブレーキが掛かったと報道されています。 ■日銀の植田総裁(9日) 読売新聞の単独インタビューに応じ「賃金上昇を伴う持続的な物価上昇に確信が持てた段階になれば、大規模な金融緩和策の柱である『マイナス金利政策』の解除を含めいろいろなオプション(選択肢)がある」と語った。 ■中国当局(11日) 人民元の基準値を予想以上に元高方向に設定したのに続き、投機を強くけん制する口先介入を実施。 ■週足チャート チャートはCFTC(米先物取引委員会)により集計された米国内の取引所における買いポジションの比率です。 ショートポジションが前回のボリュームに達すると下落が始まるとも言われています。 いつから売りが始まるのでしょうか。
【TSLA】 1月に101ドルまで下落し、その後は安値を切り上げながら下降チャネルラインをブレイクアウト。 5月22日に上昇トレンドに入りましたが、7月後半からは下げて調整しています。 今は上昇チャネルラインの中で動いているようにみえます。 先週金曜日(8/18)押し目買いポイントでした。 投資家のセンチメントは弱気になってきています。 テスラは業績も良いので比較的安い時に購入を検討していきたい企業です。
NVIDA AI業界の王者のエヌビディアが215日ぶりに50日移動平均線を下回りました。 ある分析情報では、過去3年間でNVIDAの株価が50日移動平均線を下回ったのは21回で、その後3ヶ月後の平均上昇率は18%もあったそうです。 これまでの上昇加熱感と金利上昇で投資家心理の警戒感の表れでしょうか。 AI技術発展を過大評価していたのでしょうか? 更なる上昇へ向けての調整なのか監視していく必要があります。 次回決算日は8月23日です。 ■決算予想 EPS:1.725(前回決算実績:0.82) 売上:110,642億ドル(前回決算実績:71,920億) このNVIDAの決算が、今後のAI業界のカギとなるかもしれません。 ■目標株価予想 平均目標値:506.720ドル 最高価格 :600.000ドル 最低価格 :390...
■デボンエナジーの第2四半期決算報告 ------------------------------------------------------------ 売上高は市場予想を上回り、一株あたり利益(EPS)は市場予想を上回る結果でした。 ● 売上高:$3.45B((市場予想:$3.126B) ●EPS:$1.18( 市場予想:$1.177) 株価は −7.34% で大きく下落 ■他の資源エネルギー企業の決算 ------------------------------------------------------------ エクソン・モービル(第2四半期決算発表) 売上高は市場予想を上回りましたが、一株あたり利益は市場予想を下回った。 ●...
2023/7/21 ドル円 141.8円 ■来週はFOMCが7月25日〜26日に開催される 今回のFOMCにおける利上げの決定は織り込み済みで、市場の関心は次回のFOMC(9月19日〜20日)以降の利上げの有無や、最初の利下げ時期に移っています。 利上げは7月で打ち止めとなり、その後しばらく金利は据え置き来年3月19日〜20日のFOMCで利下げが開始されるとの見方が優勢のようです。 ■FF金利の誘導目標は5.00%~5.25% 7月に25bpの利上げが決定された場合、年内に25bpの利上げされる可能性は残っています。 米国の雇用情勢は安定していて個人消費も底堅いことを考えると、利上げ打ち止めを示唆する内容となる可能性は低いかもしれません。 ■7月と9月か、7月と11月か 年内に2回利上げするのか、パウエル議長の記者会...
上昇トレンド中に一時的な売りがでる目安(覚悟)としても使えるし 買い増しのタイミングの目安としても使えるインジケーター 『マネーフローインデックス』 75以上(売りが出安くなる) 25以下(買いが入り安くなる) でシグナル出すこともできます 設定値は変更できるため、80と20などの組み合わせも自由にできます。