今回はざっとテクニカルのみに絞った分析と考察になっています。 ・週足は20SMAの上を維持し、反発し下髭を付け陰線で確定。強い反発は有るが転換のサインとまでは言えない位の微妙な下髭ピンバーという印象。 ・現在は日足チャートで見ると上昇トレンドラインまでの調整下落の過程で、先週起きた日足20SMAの下方ブレイク後の20MAまでのロールリバースによる戻しの反発上昇の最中と仮定している。 今週以降、もし日足20SMAの下を維持して価格が推移するならば、日足レベルでも下降トレンドを形成していく可能性を示唆していると考える。(少なくとも先週の安値ではまだ完全には底をつけてはいないと思っているので、今週更に安値を更新するか、又は2番底をつけに再度安値ライン147円前半、もしくは日足レベルの上昇トレンドライン付近、又は週足20SMAがサ...
先週は火曜日の日銀の金融政策・声明発表受け、日足では大陽線を作りました。暫く意識されていた150円という価格を超え、同時に年初来高値も更新した週でした。 しかし上昇の勢いはそこから続くと思いきや、2022年の高値ラインまでは到達することなく3日連続で陰線を作り、最終的に金曜日の雇用統計後にはほぼ全戻し状態となり、週足は長い上髭を伴った陰線ピンバーとなり確定しました。 火曜日のファンダメンタルとしては、今回の日銀の YCCの再修正は内容に大きな変更点は無く 、「現状維持」という考えで市場もドル高円安に反応したと見ています。 しかし、中身としては日銀が今まで「0%~長期金利を±0.5%を目途」としていたところから、今回は 「上限を1%を目途」という表現に改めた...
先週のドル円の動きは 一言でいうとジワ上げ相場 でした。 ここ数か月の相場の中でも結構長い事ジワ上げ相場が続いている印象です。 こういう相場が続くと、チャートが横に長くなっていくので、 短期足ばかり見ていると知らず知らずのうちにチャートを引き延ばして(拡大して)見てしまう為、ちょっとの値動きでも大きな値動きに見えてしまうので注意が必要 です。 とは言え、1時間足レベルで出来ている小幅な上昇チャネル(水色)の中で起こっているジワ上げトレンドをどちらかに抜けていくまでの間は、今週もしばらくはこんな感じが続くでしょう。 チャートを歪めて見てしまわないようにする には、 普段から上位足ではどうなっているのか?というのを見る癖をつけておく...
先週一週間は長期目線の日足20SMAより上は買いを意識した押し目買い戦略で挑みましたが、結果的にやはり先週の展望でも書いてあったダイヤモンドフォーメーションの、レンジ下限から上限までしっかり上昇してくれましたね。 ではまず解説の前に先週からのチャートへ修正を入れましたので、修正箇所をお伝えします。 ・週末の上昇で出来た高値ラインに合わせて下降チャネル上限ライン及び下限ラインを修正しました。 ・4時間足レベルで見た大きな2つのボトム形状(ダブルボトムの様な形)に合わせて、一つ目のボトムの中で一番安値を付けている10/5の安値に合わせて4時間足押し安値を設定し、現在はそれを148.262としています。(細かい事は気にしないでください。今回はその詳細を諸事情により省きますが、あくまでも私の考えなので異論は認めます) 【今週の戦略...
疲れ様です!先週の展望の方も、また沢山の方に見てもらえた事が本当に嬉しく感じております!ありがとうございました(^^♪需要が有る限りは書き続けますので、また今週もよろしくお願いします。 では先週の値動きの振り返りから・・・ ・月曜日は朝から上昇し、 強いドル高を伴いながら 先々週の年初来高値であった149.714を軽々と更新。同日23時のISM景況指数も49.0とまずまずの結果で 米要人のタカ派に反応 し上昇要因となりました。 ・ただ、そこからはドル高も落ち着き、火曜日のNYタイムにかけては150円を目前に上値の硬さと 介入を強く警戒...
皆さんお疲れ様です!先週ドル円は150円突破を意識した買いと、いつ来るか分からない為替介入への警戒心と期待からくる売りに挟まれ、150円目前で不安定な動きで推移していますね。 そして今週は、 いつもと違い為替トレーダーにとっても売り、買い共に特に注意が必要 な週です!その理由と合わせて相場解析を今回もやっていきたいと思います。 まぁいつも通り話は長くはなりますが、 相場が休みの時間に余裕の有る今 こそ!是非最後までお読みいただければと思います。 では先ずは、先週の動きを振り返るところから。。。 ・先週25日/月曜日は 欧州タイム入りから それまでの年初来高値だった148.460を上抜け、 ドル高も伴って 1時間足20SMAのサポートを受けながら順調に上昇して行くところから始まりました。 ・火曜日も 同じく欧州タイムから...
お疲れ様です。毎週更新のドル円展望ですが、前回はたくさん反響を頂きました! 私としては嬉しい限りです! 応援ありがとうございます 、皆さん今週も頑張っていきましょう! では先ず【先週の動き】に付いて振り返ります。 先週はFOMCや日銀政策、会合とドル円にとっても節目となる大きな指標が有りましたが、終わってみれば中身は 今までと変わっていなかった という事で、週明けの位置から 全戻し され、それ以上の所で確定し、 週足は陽線 となり年初来高値も更新されました。 イベント前後の動きは大きく上下する場面もありましたが、 落ちた所は全て買い戻され てきましたね。まぁだから 週足が陽線...
お疲れ様です。初めに話しておきますが、今回は少し長い文章ですが先週の動きの振り返りをまとめていきたいと思います。 その後は今週のトレード戦略について話していきます。 【先週の動き】 ・先週のドル円は、週末の植田日銀総裁のマイナス金利解除の可能性あるかも発言を受けて、先々週足の9/9終値から 大きく下に窓開けした 所からから始まり、同日16時には「一時は 1時間足レベルでは 日足20SMAを実体抜け」し、最安値の145.9円台まで下値を伸ばしました。 ・ただ 4時間足実体レベル確定まではせず に、すぐにそこから反発上昇しました。 ・そこれから一度大きく上下し、週明けは荒い動きでしたが、翌日火曜日からは徐々に上昇し、週明け以来やっと 4時間足20SMA上まで戻ってきて定着 しました。 ・水曜日のCPIでは ドル安と共に...
先週ドル円は週足から4時間足まで陽線で確定。 4時間足チャートではダブルトップ天井の高さまで並び、現在は3度目の高値ラインまで上昇して来ています。 今回は難しい事は言いません。 単純に今はすべての時間軸で上目線と考えています。 週明けのメインシナリオとしては、来週その高値を更新し4時間足20SMAのサポートを受けながら目標の149円までは上昇していくシナリオで考えています。(青矢印イメージ) ただの口先介入からくる下落であれば先日の様に押し目になって上昇していく可能性が高いとも思いますが、 その瞬間の値動きを瞬時に判断するのは難しいですし、どこまで下落していくかなどの予想は無理です。 4時間足実体で高値を抜けた後も予想外の動きに注意は必要ですから、しっかりSL位置の設定はしていきましょう。 また、仮に騙し上げ又は高値を更新...
先週は上下にレンジ幅を広げ、上下共に4時間足レベルの包み足が出来ました。 おかげでボラも大きくなった為、今週からは大きくなったその幅を大枠のレンジ幅と見たBOXレンジ内からのレンジ抜けを視野に入れたトレードスタイルでいきたいと思います。 平行レンジの場合、横向きになった移動平均線(現在で言う4時間足20SMA、1時間足200SMA,及び200EMA)は度々ローソク足で上下に貫かれやすく、特に今回のレンジ幅は長期の日足レベルの大きなンジである為、中期の移動平均線の向きは方向感に欠けがちです。 そのこと念頭に置いて、トレードスタイルとしては中期目線はどうなるかは一旦レンジを抜けるまでは考えずに短期のデイトレか長期のスイングを意識したポジション取りにしていきたいと考えている。 先週、146.5付近の高値ラインを一時騙しで超えた事...
皆さん先週もお疲れさまでした!4時間足相場の下降転換来たか!?と思って反転のショート目線で攻めましたが盛大にやられました…。 ですがすぐにシナリオを考え直し、結果予想していたうちの一つの短期上昇シナリオの動きになりました。 金曜日に有ったジャクソンホール会議でも、パウエルさんのそこそこタカ派と思える発言に反応しドル円は上昇しました。 ただし、一瞬は高値ラインを超えたものの、実体レベルでは1時間足以上の足は更新できず、高値ライン下で週足も確定しました。 先週の週足は陽線で確定し、週足レベルのエリオット推進派の5波は継続中。 フィボナッチラインとしては0.786の146.655にはまだタッチしておらず、現在はその下に位置しています。 0.786はフィボナッチラインの反発としての性能が弱いラインではありますが、反発が無くは無い...
先週は145円超えから高値の146.564をつけて下落。週足は長い上髭を付けて陽線ピンバーで確定しました。 下落の要因が何であれ、押し目を待っていた身としてはやっとかと思える調整が入ってくれました。 今週はドル円の押し目買いを狙っていきたいですが、一応続落にも注意していきたいという構えです。 日足レベルのチャートでは先週までエリオット3波に引いていた(実線の)フィボナッチラインで予想していた上昇の目途の-0.5の146.804付近までは届いていませんが、そこはざっくりとほぼ到達と見て、実際の高値146.564からの折り返しを5波の終了地点と見ています。 そこで次の日足の目安として、少し見にくいですが、来週のスイングトレードでは同じ日足チャート上にエリオット5波に対して新たに引いた、(点線の)フィボナッチラインを目安に押し目買...
先週は月曜日から5日連続陽線という珍しいローソク足プライスアクションでした。 その結果週足はほぼ髭のない大陽線で確定し、ドル高円安が双方影響し根強く上昇してきたという印象。 目先の145円台には先日深夜にタッチして、144.972というほんの少し下の位置で確定しました。 実際の直近高値は145.073になっている為高値更新とまではいかなかったものの、やはり「高値更新するまではとりあえず上げて行こう」な相場で反発も浅くしか起こらなかった。 先週発表されたCPIの結果が悪かったにもかかわらずその後上昇で反応したり、その他各経済指標の結果を見ても今の相場がどう転ぼうが円安に動いてしまうといった感じ。 だから先週はテクニカルだけでは勝てなかった相場だと思う。 まぁそれはさておき、私は現在持っている短期スイングとデイのポジションは14...
各時間軸での目線とトレード戦略について書いています。 ・1時間足を短期、4時間足を中期、日足を長期、週足を超長期&環境認識として見ていきます。 ・トレードする時間軸は主に1時間足~日足迄の3つの時間軸で、それぞれエントリーから決済までを主に矢印を使ってイメージしたシナリオを書いていきます。 ・トレードスタイルは24時間以内がデイトレ、1日以上6日以内の中期スイング~1週間以上の長期スイングとし、解析します。(期間は目安です) ・インジケーターは主にフィボナッチライン、移動平均線、トレンドラインの3つを使い、エントリー又はイグジットの根拠としてローソク足プライスアクションも契機にします。 ・各MAはチャート毎に白200EMA、青200SMAを使用。 ・すべてのチャートに共通して、ピンク週足20SMA、オレンジ日足20SMA、黄...
先週末、YCC修正報道から金曜にかけてドル円は乱高下の荒れ相場でした。 YCCの柔軟化という発表を受けて日本の金利幅は0.5%から1%となり、実質的な金利上昇事態を行ったわけでは無かったものの、現状の0.5%から上昇できる幅を持たせたことによって相場は円高に反応。 その後金曜日の海外勢参入からは、金曜夜中2時のYCC修正報道で急激に買われた円を再度売る形の円安で、円全戻しの反応になりました。 (円インデックス/JXY参照) 一方ドルは木曜のNYタイム時21時頃からの上昇後の水準からほぼ動いておらず、一時金曜の欧州タイム17時辺りから上下し、ドル安に反応した瞬間も有りましたが、結局同じ水準まで戻り、ドル高を維持するような形で先週は幕を閉じました。 (ドルインデックス/DXY参照) 上記の円とドルのそれぞれの動きを観察し、ドル...
ドル円は先週大きな上昇が有りましたね!今の所、前回の展望で書いた上昇のシナリオ通りの展開で来ています。 ・(今回は4時間足をメインにシナリオを書いているのでトップ画は4時間足を添付しています) 週足は大陽線で確定し、あと僅かでしたが包み足にはなりませんでした。しかしこれで、あわよくばと予想していたエリオットの5波の可能性が高まりましたね。 日足は月曜日以降は上昇に転じ、金曜にフィボナッチラインの0.5(141.156)無抵抗で抜けていきました。その後高値ラインが日足20SMAにタッチした所で上昇は一服したように見えましたが、その後は僅かに反発が有ったものの高値圏をキープし続けながら、0.5の下迄一度も戻ることなく、かといって0.618(142.080)に届くでもなく日足20SMAにぴったりと重なる位置で確定しました。 今回...
皆さん先週はお疲れさまでした!週足も確定した所で、改めて先週の金曜日に書いた号外の内容を更新してお送りしたいと思います。 ・今回はまず最初に1時間足を見て下さい。 先週は金曜日の昼から急激な反発が起こり、 1時間足の戻り高値138.836を数回髭で高値更新 し、23時の指標で良い結果が出た事で更に上に反応し高値を付けた。しかし4時間足20SMAを上抜け出来ず反落、長い上髭陰線を作りました。その後は徐々に急落した幅の半分以上を戻しながら上昇。 最後手前では1時間足戻り高値を1時間足実体で更新しました が、最終的に週足は23時の指標で動いた幅のおよそ半値の位置で確定し、位置的には1時間足の戻り高値の下、5/19の高値ライン(日足レベルのレジサポライン)の上との間に挟まれた所138.794で 陰線包み足...
日のドル円は午後から反発。21時までに高値は一時138.8付近まで値を上げてきていますね。 ずっと狙ってた反発の初動は残念ながら諸事情でエントリー出来ず仕舞い。。。 皆さんの求める様なリアルタイム分析が一番良いときに限って滞ってしまった事はお詫びします。 でも何より一番悲しいのはこの私です(´;ω;`) 常々申し上げていた事ですが「一度で資産が無くなってしまうような取引をしなければ、次が有る。また次の機会まで待てばいいじないか。」という事を改めて痛感させられましたね。もうこれはプラスに考えてしまいましょう!こういう時こそ自分の感情コントロールが大事になってきますからね! で、今日はこれからNYタイムにかけての動きの中で抑えておきたいポイントを書いていきます。ぜひトレードの参考にして下さればと思います。 まず、今回の短期反...