第160回イーサリアムACDE会議:EIP-4844、6780、6475、1153に含めることを確定する

4月29日、Christine Kimが第160回イーサリアム実行層コア開発者会議（ACDE）についてまとめたところによると、今回の会議では主に次回のカンクン）アップグレードにどのようなコード修正を含める必要があるかを検討する。
今回のアップグレードの主役であるEIP-4844（L2手数料の引き下げ）に加え、開発者は以下のEIPsをアップグレードに含めることに同意した。
·EIP-6780（selfdestructオペコードを修正する機能は、主に将来のVerkleツリーの適用に備える）；
·EIP-6475（読みやすくコンパクトなシリアライズを実現するため、オプションの値に新しい単純なシリアライズ・タイプを導入する）；
·EIP-1153（過渡ストレージオペレーションコードの導入）。
また、一部のEIPs提案は正式にアップグレードへの組み込みが受け入れられていない（EIP-6913、6493、4788、2537、5656）と、今回のアップグレードへの組み込みが考慮されていないと判断された）Big EOFとEVMMAX）。
カンクンEIPsをめぐる議論の後、次の会議の議題はEIP-4844の進展についてです。
これまでの情報によると、イーサリアムのコア開発者会議では、ブロックチェーンのコンセンサス層にコード修正を行い、次のカンクーン・アップグレード(Cancun-Deneb)に備える予定で、今年後半に予定されているという。
イーサリアムのCancun-Denebアップグレードで予想される最大の変化はEIP-4844であり、「proto-danksharding」とも呼ばれる。 EIP-4844は、ブロックチェーン・アプリケーションのデータとストレージのニーズを満たすために、イーサリアム・ノードを通じてチェーン内のデータの一時的な保存と取得を可能にするように設計されています。 有効化に成功すると、EIP-4844はOptimismとArbitrumを含む階層2のrollupソリューションの取引コストの削減を期待しています。