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【AUDUSD】相場分析20200229 リーマンショック安値に向けて急降下 下げ止まり目安は0.628付近

ショート
FX:AUDUSD   豪ドル/米ドル
一向に下げ止まる気配のないオージードル。
2008年のリーマンショック時の安値に向けて急降下を続けています。

一体どこまで下がるのか。

今回の相場分析では、月足を用いながら超長期視点で環境認識を行い、下落の目安と今後の相場の展開について考察してみたいと思います。


<長期足>
月足
過去10年間の月足を表示しています。
2008年10月のリーマンショックの安値を底として、上昇トレンドを形成。
その後2011年半ば頃から現在まで超長期下降トレンドを形成しています。
月足最後のローソク足が、リーマンショックの安値にあと少しで到達しそうであることがわかります。



週足
週足では月足の下降トレンドラインを背にする形で、その内側で赤のチャネルに沿った値動きをしています。
週足では現在二つのフィボナッチを表示していますが、内側のフィボナッチの1.618で最後のローソク足がピタッと止まっています。
リーマンの安値まであと少しなんですがね。
このフィボナッチはかなり意識されていると言えます。



<中期足>
日足(最上部チャート)

日足の最後のローソク足が長い下ひげで、週足フィボナッチの1.618にタッチして大陰線で終えています。
これは週足フィボナッチの1.618が意識されたことにより、今まで売りを持っていた勢力の利確、つまり買いが入ったことによる下ひげとみています。


<今後のシナリオ>
今後もオージードルは下落を続けるとみています。
週足や日足の最後のローソク足の下ひげは、日足セクションで解説した通り、ショート勢が一時的に1.618を目安に利確をしているのであって、相場全体はまだ売り圧力が制覇していると捉えています。
その背景の一つには間違いなくコロナウイルスの感染状況が日々悪化していることがあります。

1.618を目安に入ってくるショートの利確によってローソク足は一旦赤の下降チャネルの中央線まで押し上げられ、そこから再度下降するという流れを想定しています。(青の折れ線)
そしてその後はリーマンショックの安値まで下げ続け、そこをさらに下抜けたところに存在する、週足の下降チャネル下限でサポート。
週足の下降チャネル下限とリーマンショックの安値の間でもみ合った後に、そのエリアを底として反転上昇する、というシナリオを描いています。

ショートをするのであれば、週足の下降チャネルの中央線(赤の矢印)がエントリーポイント。
ロングは、この下落の底となるであろう週足の下降チャネル下限付近(緑の矢印)がエントリーポイントです。


■”なぜ”がわかる相場分析
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