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ビットコイン(BTC)は40万円台を一時突破するも反発の動きも強く、緩やかな下落を起こす。今後の値動きはどうなる?-12月10日

BITFINEX:BTCJPY   ビットコイン/日本円
仮想通貨ビットコイン(BTC)は41万円台を高値として徐々に下落チャートを形成
BTC/JPYの2時間足チャートをみていきます。12月8日、9日と二度にわたり36万円台まで下落の値動きをみせたBTCは底値を示すダブルボトムのパターンが形成されました。ダブルボトムのネックラインは節目でもある40万円台であり、更に一目均衡表の雲も重なる状況となり上値は非常に重い状況にあったと考えられます。そんな中BTCは12月9日の深夜帯に大きく上昇、本日12月10日未明には遂に40万円台を突破し、41万円台まで価格を上昇する値動きをみせました。しかし40万円台近辺の売り圧力は非常に強く、12月10日未明の上値を形成したローソク足はトウバに近いものとなっています。40万円台近辺で抑えられたBTCはダブルボトムの完成とは言い難い状況にあるといえるでしょう。

41万円台接触後のBTCは下落チャートを形成しており、現在は再び40万円台を下回る39万円台となっています。本日12月10日の下落チャートは12月2日以降の下降トレンドをサポートラインとして値動きをみせているようです。

日足チャートから見た場合、まず現在サポートラインであり、12月2日からの下降トレンドラインを下回らないかという点です。サポートライン割れと同時にトレンドラインを下回るBTCは再び下値を36万円台まで捉えることになります。また現在のBTCチャートでは引き続き40万円台に一目均衡表の雲が厚く存在している為、今後も上値が重くなる展開となってしまうでしょう。

また現在のチャートから上昇の値動きをみせる場合、節目である40万円台での値動きに注目しましょう。再び40万円台を突破し、直近高値である41万円大までたどり着くことができた場合、BTCは厚い一目均衡表の雲を突破することになり、今後の目線をより上目線で見れるようになります。また突破後はしっかりと雲に支えられる値動きをみせるのかも同時に注目したいところです。

国内仮想通貨取引所ビットフライヤーのメンテナンス控える状況で大きな動きはみられるのか?

国内の大手仮想通貨取引所であるビットフライヤーが本日明けて12月11日の午前1時から6時まで臨時メンテナンスがあるようです。連日ボラティリティが激しくなっているビットコインですが、大手仮想通貨取引所のメンテナンスにより、市場は更に不安定な状況になり、高いボラティリティが発生する可能性もあります。ボラティリティの発生によりBTC市場は大きく動き出すきっかけを作る可能性もありますが、取引を行うにはリスクも非常に高まるため注意したほうが良いでしょう。

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