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ビットコイン(BTC)は6月末から形成される下降トレンドに新たな兆し!ビットコインの今後を価格チャートから分析【2019/7/7

BITFLYER:BTCJPY   ビットコイン/日本円
短期トレードによる損益が落ち着いた中で上昇シグナルを発生させたビットコイン(BTC)の動きに注目
BTC/JPYの4時間足チャートを分析していきます。6月27の150万円台到達以降、下降トレンドを形成してきたビットコイン(BTC)は7月2日には105万円台まで下値を落としました。
一度は5日、20日に移動平均線を下回る値動きも見せたビットコイン(BTC)でしたが、その後は強い反発が見られており、一目均衡表の雲が推移する130万円台近辺まで上昇、7月5日には再び反落の値動きを見せました。

本日7月7日現在の価格帯は121万円台近辺を推移しており、5日移動平均線(青いライン)と一致した価格帯です。5日という期間はビットコイン(BTC)にとって105万円台まで下値を落とした7月2日から本日7月7日までの期間です。

つまり本日7月7日に5日移動平均線近辺で張り付いた値動きを続けているビットコイン(BTC)は7月2日以降の短期的な取引による含み益を多く解消したと解釈することができ、今後新たな注文が多く発生しやすい局面にあると考えることができます。

またチャート自体の形にも変化が生まれています。6月27日以降、下値を切り下げていたビットコイン(BTC)は7月2日以降下値を切り上げる形となっており、上値は6月29日から形成される下降トレンドラインで抑えられた形となっています。

そのため現在のビットコイン(BTC)は逆head and shoulderの可能性が控えられており、今後6月29日以降から形成されている下降トレンドラインに対しての値動きが非常に重要な意味を持つことが示唆されます。

【ここがポイント】ビットコイン(BTC)/JPYの価格チャートの見方

6月27日以降、大きな値幅での値動きが続いているビットコイン(BTC)ではありますが、本日7月7日までに複数の移動平均線へ収束しつつ点から、徐々に落ち着きを取り戻しており、含み益・含み損も多く解消されている相場ではないでしょうか。

そんな中、今後意識するポイントは形成しつつある逆head and shoulderとトライアングルパターンです。どちらのシナリオも今後新たな大きな値動きを示唆するシグナルであり、ネックライン、トライアングルパターンの上弦となる6月29日以降から形成されている下降トレンドラインに対しての値動きには注目しましょう。

また2019年の最高値を更新した6月27日から本日7月7日で10日経過したビットコイン(BTC)、チャート上にて10日移動平均線ン(赤いライン)もローソク足と収束した値動きとなっています。
今後この移動平均線から乖離する値動きが見られる場合、ビットコイン(BTC)市場にとって新たな局面の兆しへと展開する可能性があるため、移動平均線との乖離にも注目しましょう。

今後のビットコイン価格チャートの予想される動き

既に逆head and shoulderのボトムが三つ完成された形と捉えやすくもなっているビットコイン(BTC)は、直近の下値である117万円台を下回る時点で逆head and shoulderの否定と判断できる状況となっています。しかし三つ目のボトムは明確な形とはなっておらず、7月5日の下値は7月2日のボトムへ含まれる形とも捉えやすい状況です。

そのため注目するポイントとしては中期移動平均線である20日移動平均線を一つの指標にしましょう。移動平均線への接触は相場に新規の取引を引き込むポイントです。
既に下降トレンド終了のシグナルも発生しつつある現在のビットコイン(BTC)市場にとって、移動平均線への接触は買い戻しが起きやすいタイミングでもあり、買い戻しの動きが結果三つ目のボトムを形成し、そのまま逆head and shoulderを完成させるシナリオも考えられます。

逆に移動平均線での強い反発無く、そのまま下割れの値動きを見せた場合、ビットコイン(BTC)は完全なる逆head and shoulderの否定と同時に下降トレンドラインと移動平均線によるトライアングルパターンを下抜けした形にも繋がり、7月2日に付けた105万円台を更に下回る可能性が上がるでしょう。

今後注目!ポイントのビットコイン相場価格

今後注目する価格帯は6月29日以降から形成される下降トレンドラインと20日移動平均線が推移する価格帯です。本日7月7日の場合、上値は128万円台、下値は117万円台が意識されることになります。

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