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ビットコイン(BTC)はボラティリティの高いレンジ相場を継続。今後の動きはどうなる?-12月3日チャート分析

BITFINEX:BTCJPY   ビットコイン/日本円
レンジ相場が続く仮想通貨ビットコイン(BTC)、ローソク足は徐々に収束されつつある
BTC/JPYの日足チャートをみていきます。11月25日まで下落チャートを形成してきたBTCは、節目である40万円台接触と同時に50万円台突破を目指した値動きが続いています。しかしこれまで長く下落相場を続けてきたBTCにとって50万円台突破は簡単とはいかず、高いボラティリティの中、レンジ相場を継続させています。長期足チャートをみた場合レンジ相場の中、下値・高値共に徐々に収束する値動きをみせています。またMACDを見た場合レンジ相場を継続させているBTCチャートの中でゴールデンクロスを出現させています。トレンドの変化を先行的に示唆するシグナル通り、BTCは近々トレンド転換をはっきり感じることが出来るのか注目です。
BTCJPYの2時間足チャートをみていきます。BTCは引き続き激しい値動きをみせています。12月2日未明には11月30日に大陰線を出現させるきっかけを作ったhead and shoulderのネックラインへ接触、更にはネックラインを突破する値動きをみせました。しかしネックライン突破と同時に売り注文の大幅な減少が見られなかったBTCは今回も50万円台突破とは至らず、48万6千円台を高値として再び緩やかな下落チャートを形成しました。
更に本日12月3日には11月21日以降、複数回転換線として機能し、11月25日以降のレンジ相場内で下値を結んだラインである46万2千円台をブレイクしたことで売り注文量を再び大幅に増加させながら大陰線を形成しました。BTCは11月30日から12月1日にかけて値動きをみせた45万円台近辺まで下落することになります。
次にBTC/JPYの15分足チャートをみていきます。チャート上の赤いチャートはBTCの買い注文量となります。BTCの買い注文量をみた場合、11月30日のネックライン割れと同時に買い注文量を一時的に伸ばしたBTCでしたが、12月1日のネックライン接触と同時に貯めてきた買い注文量が一気に減少する動きがみられ、市場ではレンジ相場中の買い注文を大きく解消したことになります。
また本日12月3日には45万円台まで下落したBTCではありますが、買い注文量はこれまでと比較して上昇する動きがみられていません。そのためBTC市場ではこれから上昇していくとイメージする新規取引者は少ないのかもしれません。しかし買い注文量が少ないということは買い注文料のロスカットによる急落する可能性が低くなるということにもつながります。現在買い注文量が少なくなっているBTCは底値を形成した11月25日時と比較するとまだ残ってはいますが、BTC市場では着々と上昇への兆しを作っているように感じます。

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