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【ユーロドル】長期金利相場の考察

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OANDA:EURUSD   ユーロ/米ドル
現在の長期金利相場について、今後のドルの動きをいくつかのシナリオとして整理します。

本日3/8月曜日のNY時間からの米国債10年利回り (以下、長期国債) と米国主要3指数 (以下、株価指数) との動きから、ドル買いになるのかドル売りとなるのかを想定します。

前提として、株価指数が上がればリスクオンでドル売り・円売り・資源通貨買い、株価指数が下がればリスクオフでドル買い・円買い・資源通貨売りとなることと考えます (何かしらの原因で前提が崩れることも有り得ます)。


(1) 長期金利 急騰 -> 株価指数 下降 -> ドル買い
長期金利の急騰は株価に悪い影響を与えることの因果関係は引き続き有るとして、金利が高まることとリスクオフ環境になることでドル買いとなると想定します。


(2) 長期金利 緩やかな上昇 -> 株価指数 上昇 -> ドル方向性無し
長期金利の緩やかな上昇は株価を押し下げる原因にもうならないかもしれません。3/5金曜日も金利は上がりましたが株価も大きく戻しました。市場も慣れて来たのかもしれません。この場合、金利が高まることとリスクオン環境となることでドル買い・売りの両方が起き方向性が出難いと想定します。


(3) 長期金利 方向性無し -> 株価指数 ? -> ドルの方向性は株価指数に依る
長期金利に動きがあまり無い場合、株価指数が上昇するか下落するかがドルの方向性に影響すると想定します。株価指数上昇でリスクオンのドル売り、株価指数下落でリスクオフのドル売り、です。


(4) 長期金利 緩やかな下降・急落 -> 株価指数 上昇 -> ドル売り
長期金利が下落する局面では債券の価格は上がり資金は株式に流れるでしょう。この場合、株価指数は上昇しリスクオンのドル売りになると想定します。


追加経済対策の折り込みなどで金利はさらに上昇する方の可能性が高いと見ますが、それでも一旦5日移動平均線まで調整した後に上昇ということも考えられます。

今週は、長期金利に対してドル買い・売りがどのように影響して来るのか、もしくはもう影響しなくなっているのか、について考察していきたいと思います。
コメント:
長期金利がドル買い・売りに強く影響しているという前提にたち、ユーロドルの値についてもう一歩踏み込んだアイデアが以下になります。

【ユーロドル】米国政策金利と長期金利と為替の関係

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