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【GBPUSD】相場分析20201023 ポンドドル今後のシナリオ(でも今一番長期トレードを控えたい通貨ペア)

ショート
FX:GBPUSD   ポンド/米ドル
【サマリ】
米国追加経済対策で右往左往するドルとイギリスとEUの通商協議で揺れ動くポンドという二つの通貨によるポンドドルは、個人的には今一番長期トレードを控えたい通貨ペア。
一方向への動きが読みづらく、(特に4時間足の波形が汚く・・・)、触るのを躊躇したいなというところ。
ここでは、今後どんな波動を描いて相場が推移していく可能性があるかを考察してみたいと思います。

【詳細】
長期足の確認による環境認識です。

<長期足>
週足
下降チャネルの上限付近でもみ合い中。ポンドが急騰して上にいく可能性も、逆に下にいく可能性もみて取れます。


<中期足>
日足
日足レベルでイメージしている波動は下記の通り。

1)メインのシナリオ
 
・上昇5波からの下落で上昇トレンドが終わり、調整の3波を形成しながら下降トレンドを形成していくという流れの中で、現在は調整3波のB波を形成中。
・現在はA波のFR6割戻の水準まで戻し、再度陰線をつけた局面です。
・ここからFR6割戻しの価格帯でWトップもしくは三尊のようなパターンを形成して本格的な下げであるC波を形成となるか着目しています。
・もう一つ注目なのは、現在のB波形成の過程で日足の戻り高値を超えて上目線転換していること。ここから買い勢力のロングにより上がっていく場合に考えられるのが、以下の波動イメージです。

2) 上昇のシナリオ

上昇5波の終点(5)付近まで上昇し(週足のレジサポであるパープル水平線付近)、(5)付近でWトップを形成してC波で下落というシナリオ。エリオット波動でいうフラット型の調整です。

いずれのシナリオも上昇5波に対する調整3波という点では同じですが、コロナショックに始まるこれだけの上昇があった後なので、調整にもそれなりに時間がかかり、今はその調整波を形成している場面という考えが根底にあります。

4時間足(最上部チャート)
4時間足を見てパッと思うのは波形が汚いこと。特に(A)から(B)に至るB波は乱高下が連続し、これもスイングをためらう理由です。
僕はトレードでは波形の綺麗さはかなり重要だと思っていて、なぜかというと世界中のトレーダーはチャートを見てシナリオを立ててトレードしているわけです。そのシナリオに沿って多くのトレーダーが動くからこそ、テクニカルの効く値動きが生まれるのであって、逆に言えばそのチャートが汚いということはそれを見てシナリオが立てにくいということでもあり、テクニカルが効きにくい証拠でもあると考えています。

ちょっと話がそれてしまいましたが、要はポンドドルに関しては直近は無理してトレード(特に長期トレード)をするものではないのでは?というのが伝えたいことです。

■”なぜ”がわかる相場分析
・チャートの動きというファクトを元に
・客観的かつロジカルに
・初心者でもわかるように
相場展望を解説

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