米国の10年債金利と2年債金利の差が加速度を付けて上昇している。
ついに図(D)2016年の高値を超え、2015年以来6年ぶりの高値水準まで来た。
チャートを見ると2013年から3段下げがあり、2019年に底を打っている。そこから現在まで上昇が続いている。つまり2019年に債券から株へのグレートローテーションが始まったとことがわかる。
長短金利差の拡大は今後の景気回復を先読みしている。株式市場にとっては悪い話ではないが、インフレの芽が出だしたというところが注意点。
フィボナッチで見ると6月22日現在で2013年からの下落の61.8%を回復している。ここは黄金比率の数値だ。ここらで一回調整が入るのが基本だが、これを一気に超えると元の価格差まで一気に上昇することもある。
下がってきた角度と現在の上げの角度を比べると現在の上昇スピードが異常なことがよくわかる。金利差が拡大することは悪いことではないが、スピードが速すぎることが他のマーケットに与える影響は大きい。
この長短金利差の拡大は長期金利の急上昇から起こっている。そして長期金利の急上昇とは、米国10年債の急落を意味しているのだということを理解すると注意が必要ということがよくわかる。
ついに図(D)2016年の高値を超え、2015年以来6年ぶりの高値水準まで来た。
チャートを見ると2013年から3段下げがあり、2019年に底を打っている。そこから現在まで上昇が続いている。つまり2019年に債券から株へのグレートローテーションが始まったとことがわかる。
長短金利差の拡大は今後の景気回復を先読みしている。株式市場にとっては悪い話ではないが、インフレの芽が出だしたというところが注意点。
フィボナッチで見ると6月22日現在で2013年からの下落の61.8%を回復している。ここは黄金比率の数値だ。ここらで一回調整が入るのが基本だが、これを一気に超えると元の価格差まで一気に上昇することもある。
下がってきた角度と現在の上げの角度を比べると現在の上昇スピードが異常なことがよくわかる。金利差が拡大することは悪いことではないが、スピードが速すぎることが他のマーケットに与える影響は大きい。
この長短金利差の拡大は長期金利の急上昇から起こっている。そして長期金利の急上昇とは、米国10年債の急落を意味しているのだということを理解すると注意が必要ということがよくわかる。