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ドル円 来週のトレード戦略

ロング
FX:USDJPY   米ドル/円
今週は日米ともに政策金利発表があり。
発表前後でドル円は大きな動きを見せていました。

日米ともに、市場予想どおりの結果となっており、
米は金利据え置き、日も政策に特に変更はありませんでした。

米に関して、
来年の金利見通しを引き上げており、
年内後1回の金利を見込んでいるとのことで、
タカ派の据え置きにはなっています。
が、高金利維持でリセッションの懸念も出てきており、
市場の年内利上げ織り込みは30%前後。
市場は年内の利上げをあまり信じていなさそう。
高金利をいつまで維持するのかに注目したほうが良さそうです。

日に関して、
植田総裁の発言から、
マイナス金利解除への距離感にそれほど変化はないとのことです。
会見では、解除時期に関して明言は避けていました。
日本の状況はあまり変わらずといったところ。

■現在の価格帯
長期のチャネルライン(青線)がまだ機能しており、
年始からの上昇5波は継続中。
※日足画像参照

先週引いた、
過去意識ライン(オレンジ線)の148.45円付近に今週到達しています。

ここがレジスタンスとなっており、
何度かトライしていますが、抜けられていません。
長期チャネル(青線)の上限でもあり、
このラインは硬そうです。

■週明けの予想
介入の警戒があることと、
今週、過去の高値ライン(オレンジ線)の148.45円付近
を抜けられていないことを考えると。
特に材料もありませんので、
週明けここから一度調整の下落を想定します。

円高になる要因はありませんので、
介入を警戒しつつも、押し目買い狙いです。

ポイントは以下のオレンジ丸付近。
・148.18円付近 1H 21SMA(赤線)が来ている.
・148円 キリ番 フィボ38.2%, 4H 21SMA(赤線)付近
・147.87円付近 フィボ50%,直近意識ライン,1H 100SMA(黄線)付近
※1H足画像参照

米PCEの発表までは、上記のポイントで反発、
再度148.45円付近に向けて上昇、押さえつけられてまた下落。
の繰り返しになると思われます。

直近のプライスアクションや、
移動平均線の位置を見ても、148円は硬そうですので、
押し目買いであれば、ここまでは待ちたいところ。

逆にキリ番を抜けた場合、
1H足レベルでのダブルトップ完成とみて、
147.5円付近(赤丸)までの下落を見込んでいます。
過去意識されている価格帯であり、
146円付近からの上昇の38.2%戻しとなります。
※4H足画像参照


もし現在の価格から、
レジスタンスである148.45付近を抜け上昇した場合。
上限としては、
過去意識されているライン(オレンジ線)の148.85円付近。
介入の警戒もあるので、このラインを抜けてくるのは流石に難しいと思います。
※日足画像参照


■今後の動向
政策金利の発表も終わり、
日米ともに一旦材料が出尽くした状態。

来週動くとすれば、米PCEの発表です。
よっぽど良い結果 or 悪い結果 になれば話は別ですが、
そうでない限りは0.5円〜1円程度の値動きで、
現状の動きを変えることはできなさそうです。
今の動きを変えるには大きな材料が必要。

ドル円は下値硬い、上値重たい
で状況が変わらずなので、レンジが想定されます。
今は、別の通貨ペアで取引するのも良いかもしれませんね。

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