【USDJPY】相場分析20200109　イラン情勢で乱高下するドル円と今後のシナリオ

イラン情勢を巡って乱高下するドル円。
この後の動き方について相場の行方を考えてみたいと思います。

<長期足>
週足
2015年から長期にわたる下降トレンドです。
直近の週足2本の動きが揺れるドル円の動きをよく表しています。


日足
年明け早々のアメリカによるドローン爆撃。トランプ大統領のイランに対する挑発的な発言を経て、第３次世界大戦勃発か？の空気が世論を賑わせると同時に、ドル円は下げ。
緑の上昇チャネル下限にタッチしました。
その後トランプ氏の"軍事力を行使したくはない"という発言がなされたことから、今度は安心材料とみなされドルが上昇。ドル円も赤の下降チャネル上限を少し抜けるくらいまで上げてきたという局面です。

正直なところ中東情勢、というかトランプ氏の発言で乱高下しているドル円ですから、このまま上昇を続けるのか、はたまた再度下降していくのか、まだまだこの先見えません。

引き続き、中東情勢は先行きの見えない不安定な状況にあることは変わりなく、重要人物の発言により多少の上下動は発生するものの、
僕は長期足の下降トレンドに従って下目線は継続するとみています。

エントリーに関しては下降チャネル上限付近での戻り売りを狙いますが、価格乱高下する可能性が大きいことから、早めの利確という方針でしばらくはエントリーを行います。