FOMC次第、上下ともに大きな動きが見込める。 ドル円、ユーロドルなどがともに重く、ユーロ円の大きな売りが出て迎えた17日の市場。 ただここからの流れはやや慎重か。 今回のFOMCは参加メンバーによる経済見通しが示される回にあたっている。 年末時点での各メンバーの政策金利見通しは 前回まで同様に2023年末まで現状の実質ゼロ金利維持が示される見込みも、 少数派とはいえ一部メンバーの利上げ予想が増える可能性。 経済成長見通しや物価見通しの上方修正の可能性も。 また、声明や会見で現状の長期金利上昇にくぎを刺す可能性もあり 目の離せないイベントとなっている。 楽観姿勢が強く出るとドル買いが加速し、ドル円は110円を意識。 長期金利上昇に警告し、今後にも慎重姿勢が見られると反落もと 結果次第の面があるだけに要注意。
きのうは小幅な反応に留まっていたが、ドイツやフランス、イタリアなどユーロ圏の主要国でアストラゼネカ製のワクチン接種を一時停止する措置が発表されている。深刻な副作用が報告されているという。 市場からは、そうでなくても欧州ではワクチン展開に遅れがみられる中で、今回の一時停止措置は影響が大きいとの声も聞かれる。このニュースは、ユーロ圏の景気回復が短期的に米国を含む他の国々に遅れをとるという市場の見方を強め、ユーロ圏のセンチメントを圧迫するという。 ドル円は戻り売りに押されている。 米国債利回りが低下しており、米株式市場でダウ平均も最高値更新を一服させていることから、ドル円も利益確定売りが出ているのいかもしれない。 本日からFOMCが始まり、明日の現地時間午後に結果が発表されるが、それを前に調整の動きが出ている可能性もあ...
週明けは短期1週間の水準が上昇傾向を示している。 今週の水曜日にはドル相場にとっての注目イベントである 米FOMCの金融政策発表が予定されており、イベント前後の 変動リスクに備える動きがでてきているようだ。
ここまでのハイライト 雇用統計は就業者数が 137.1 万人増とほぼ予想通りの結果となった一方、失業率は 9.8% の予想に対し 8.4%と改善。 加えて時間給賃金や週労働時間が改善したことを好感し米長期金利が上昇。 クドロー米国家経済会議(NEC)委員長が追加景気対策に否定的な発言を行ったほか、 ペンス米副大統領もトランプ政権と議会は追加経済対策を含めずに、政府機関の閉鎖を 避けるための暫定予算案を通すことで合意したと発言するなど追加景気対策への期待が 後退したことも重石となり、ダウは一時 628 ㌦安、ナスダックも 582Pts 安まで下げ幅を拡大。 これが調整の範囲なのか、明日以降の動きを見定める必要がありそうです。 10 日の ECB...
テクニカル分析メインでの解説となっていますが、是非ともご自身の相場観と比較してみてくださいね。 【金曜日までの流れ】 安倍首相の辞任を受けて、海外勢を中心にアベノミクスの巻き戻しとなる円買いが優勢となり、NY 市場序盤には 105 円 20 銭まで下落。 米 7 月米個人消費支出などのインフレ関連指標が予想を上回ったことを受けてドルを買い戻す動 きが強まり、ドル円は日足・基準線(105 円 62 銭)を上回る 105 円 73 銭まで反発。 NY 市場中盤以降、安倍政権の次の内閣がどうなるのか、誰が次期首相になるのか、先の見えない 不透明感も嫌気されドル円は 105 円 24 銭まで再度反落。 さらに、ムーディーズが安倍首相の辞任 について「アベノミクス目標達成の不確実性に繋がる」との見解を示したこともドル円の...
ドル円がだいぶ勢いづいてきましたね。 アメリカの経済の回復に懐疑的な側面でドルが売られたというわけですがその後、調整が週末、月末ということもあって幾分戻しましたね。 ドル円も、ユーロドルの動きにつられてなのか? 105円という防衛ラインで口先介入らしきものがでてきて、ビビッて戻してきたのか? 弱いけど下がらず、かといってドル買い円安になるわけではなくというところでしょう。 上は107円をバックに戻り売りで今月は単調に売っていきたいと思います。