【ドル円】V計算値を掲載し忘れたので再掲。■140円割れは的中
先日の投稿はエディターズ・ピックにも採用され、たくさんのいいねをいただきましたが、
よくよく見たらV計算値を記載するのを忘れていました…。
モヤッとするので、V計算値を入れたものも再掲しますm(_ _)m
■V計算値を入れて再掲
E計算値で計算すると、まさかの121.69円
N計算値で計算すると129.00円
V計算値で計算すると133.96円
NT計算値で計算すると136.91円
■結論
現在 に向けて着々と円高が進行しているようですが、今週は9月19日早朝のFOMC、9月20日の日銀金融政策決定会合と続きますから、場合によっては も十分ありそうな気がしてきますね…。
要注意です。
DJ FXCM Index
【ドル円】修正C波で140円割れ!?■ブラックマンデーを終えて
8月2日に「ここが底か」と投稿しましたが、伝説のブラックマンデー(8月5日)があり、全然まだまだでしたね。
当然、私は反転をベースにロングを組んだので大損しました。
■それはそれこれはこれ
142円まで下げるのは予想外でしたが、これは前回の投稿でも投稿したように、どんな相場でも必ず反転はあるわけです。
8月5日に底打ちし、その後は修正B波入りしました。
修正B波で個人的には0.5くらい押す、つまり151.87円くらいまで反発してから修正C波かな?と思っていたのですが、現在のチャートだけを読み込むと、8月16日の149.34円が修正B波の終了に見えるんですよね…。
■検討
しかし、2つ疑問が残ります。
(1) こんな鋭角で修正B波が終わるなんて、あり得るのか!?
(2) これだけ豪快に落ちたときの修正B波が0.382戻しなんてことがあり得るのか!?
そのあたりは気になりますが、とりあえず現状は修正C波入りを前提に考えるしかなさそうです。
■もし修正C波ならどれくらい下がる?
E計算値で計算すると、修正A波が大きすぎるため、まさかの121.69円…
さすがにこんな地獄はないと信じたい…
N計算値で計算すると129.00円
これでも十分地獄ですが、これくらいはあり得ると思います。
NT計算値で計算すると136.91円
修正A波と並行で修正C波を引くと、だいたいこれくらいの角度になります。現実的に相当ありそう。
■結論
『米大統領選に向けて136.91円を目指す』
これが結論です。
この予測を軸にどれくらいズレるかで状況判断していこうと思います。
【ドル円】修正B波で155.23円予測■修正B波は終わっていなかった…
7月26日に「7月25日のピンバーが修正A波の区切りでは?」と投稿しましたが、大外れ…。
植田砲でさらに深いところまで掘りましたね…。
■しかし…
当然、一方向に進むだけの相場というのはあり得ません。必ずどこかで反発します。
それがどこか?という話ですが、そんなことを「予想」しても仕方ないので、現時点で8月2日が底値の場合を想定して「予測」していくしかありません。
というより、今のドル円のRSIが18.54ですよ。いったんの底と考えるほうが自然でしょう。
■どこまで戻るか
仮に8月2日が底で、修正A波の半値まで戻ると考えると(赤いボックス)半値は155.23円。
反発のタイミングでエントリーすれば現状から6円以上も上にあるわけですから、下のリスクは少なく上の利益は大きいエッジのある取引になるのではないでしょうか?
そういう視点で本日21:30の米雇用統計を待とうと思います。
【ドル円】修正B波で156.99円くらいまで戻すのでは■ペソ円で爆益
7月19日の投稿以降ペソ円は大幅に下落し「前回安値を下回る」の予言は的中しました。
しかし、下落速度の速さはさすがに想定外でした…。
もうひとつ想定外を述べるとしたら、バイデンの撤退 & カマラ・ハリスの予想以上の存在感ですね。
7月19日は完全にトランプ圧勝を想定して文章を書きましたが、あれから状況は大きく変わっているので、あの投稿を参照する際はその点だけ考慮してください。
■そしてドル円
シンプルに、ペソ円の推進5波の終焉と、現在のドル円の推進5波の終焉ってそっくりじゃありません!!??
急角度な修正A波もそっくりで、問題はいつ修正B波になるのか?という話ですが、さすがに昨日発生したピンバーはコテコテの下落終了サインでは?
というわけで私は修正B波入りした、という前提で戦略を組みます。
■で、どれくらい上がる?
修正A波の半値戻しくらいが妥当じゃないですかね?
というわけで、
『156.99円くらいまで修正B波で戻す』
が私の予想です。
FX ドル円 本日の相場分析 2023.6.21時間足には緑の切り下げラインを引いてます。
上昇に向かうならまずはここを上抜けることが必要です。
今の所この切り下げラインに沿って下落してますので、次の上昇もその辺りで上値を抑えられて下落する可能性もあります。
戻り売りをするなら、そのライン付近までの上昇を待ちましょう。
押し目買いをするなら、現在値付近で下げ止まりを待ってから、もしくはトレンドラインや切り下げラインを上抜けてから。
少し下にフィボ38.2%(黄色ライン)もありますので、その辺りでの反発も考えておくと◎
1時間足は下落トレンド中ですが、4時間日足は上昇トレンドの調整下落中ですので、1時間足のトレンドが上に向いた時がチャンスです。
ただし、雇用統計までは様子見がいいですね。
そして指標発表時には乱高下しますがスプレッドが開きますので、10分くらい待ってからのトレード開始が良さそうです。
また、Twitterで「今日もこれだけ勝ちました」「RTしてくれたみなさんを絶対勝たせます」みたいな煽りツイートをしてる人は要注意です。
他人の意見だけでトレードするのはギャンブルです。
自分の頭で考えられるようになってからトレードするようにしてくださいね。
今週の米ドル取引を形成する5つの重要な要因米ドルは、重要なイベントが目白押しの週となりました。これらの基本的な要因は、週を通じて米ドルのパフォーマンスが変化する可能性を理解するための鍵になります:
バイデン米大統領は、31兆4,000億ドルの債務上限を引き上げ、デフォルトを回避することで超党派の合意に達したと発表しました。同大統領は現在、議会に対し、早急にこの協定を成立させるよう呼びかけている。フィッチ・レーティングスは、この合意が議会を通過するか、通過する可能性が高まった時点で、米国の「ネガティブ・ウォッチ」格付けを解除する予定である。
債務上限の合意は、米ドルの安全資産としての魅力を弱め、世界市場でのリスク選好を高める可能性がある。
米連邦準備制度理事会(FRB)が好んで用いるインフレ指標である個人消費支出価格指数は、3月の4.2%増から4月は前年比4.4%増となりました。この展開により、6月に連邦準備制度理事会が25ベーシスポイントの利上げを実施する確率が高まった。
米国ではメモリアルデーの週末、欧州と英国では銀行休業日のため、月曜日は市場の流動性が低下します。さらに、各機関は水曜日に月末の取引を控えており、ボラティリティが高まる可能性があります。
6月2日には、5月の米雇用統計が発表される予定です。ここ数カ月は、常に予想を上回る雇用統計が発表されています。今週の雇用統計では、18万人分の雇用が追加され、失業率は3.5%にわずかに上昇すると予想されています。雇用市場の逼迫は、連邦準備制度理事会(FRB)のタカ派姿勢を強化し、実際の数字が予想を上回れば、強い賃金データも支援材料となります。
USD/JPY 2023.04.08 トレンドの分水嶺は近いか(*'ω'*)シランケドこんにちは、シン→です。
ドル円の方向性について考察です。
個人の推察なので参考程度にお読み頂ければ幸いです。
すみません、先週の投稿が出来ませんでした…。
ちょっと遠出してたら時間が取れなくて…(^_^;)
そこまで大きく相場観は変わってませんが今週の相場考察です!
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■トレンド
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〇平行チャネル(日足):上昇トレンド
〇移動平均線(日足):下降トレンド
結論から言うと週足チャネル(緑色)は下方向、日足チャネル(水色)は上方向、
MAはローソク足がSMA/EMAの下位置にいるのでトレンド下方向、と言うことで
長期的(週足・月足)には下降トレンドの方が強いものと考えています。
短期的(時間足・日足)的には上昇トレンドだとは思いますが、
雇用統計もそこまで強くなかったので、新たな材料が更にでない限り
上値は重いのではないかなぁ…と考えてます。
<米国債10年物利回りチャート (8時間足)>
日足SMA/EMAを挟んでもみ合いになってますが、そろそろ
長いヒゲを付けることも無く、MAの下抜けを繰り返してますので
このまま行けば明確に下抜けするかな?とワクワクしています。
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■サポート・レジスタンス
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レジスタンスは
〇135.0円付近(ぞろ目、ラウンドナンバー)
〇135.1円付近(2022.1.31高値)
〇134.4円付近(週足チャネル上限) ※追加
〇133.7円付近(200 EMA)
サポートは
〇131.5円付近(日足チャネル下限) ※追加
〇130.4円付近(2022.8.2安値)
〇130.0円付近(ぞろ目、ラウンドナンバー)
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■トレードの作戦
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本業が忙しくてチャートは見ていましたけど、トレードは出来ませんでした…。
まぁ難しい相場なので結果オーライかも知れませんが(^^;)
トレンドの項目でも書きましたが長期的(週足・月足)には下目線、
短期的(時間・日足)には上目線です。ただし上値は限定的と
考えているのでトレードは売り(ショート)ポジションで考えています。
いま考えているのはEMAの価格もしくは週足チャネルの上限で反発を狙い
売りポジションを取れればと思ってます。まー、チャンスがあるか微妙ですが…
損切りは週足チャネル上限を上抜けたら撤退かなと考えています(^_^;)
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■個人的に注目している予定
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10日 時間未定 (日)植田新総裁 就任記者会見
12日 21:30 (米)コアCPI・消費者物価指数
13日 03:00 (米)FOMC議事要旨
21:30 (米)生産者物価指数
正直、もうCPIや物価指数は以前よりは反応薄くなってきているように感じます…
植田さんもまさか最初から植田バズーカをぶっ放してこないでしょうし…
……こないよね?(;^ω^)
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今日のアイデアは以上となります。
拙い文章ながら、ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
米ドルの支配は終わりを告げるのか?米ドルの支配は終わりを告げるのか?
世界の主要な基軸通貨である米ドルの地位は、各国がワシントンの影響から逃れようと躍起になっているため、揺らいでいる。
何十年もの間、ドルは世界の通貨システムを支配してきた。現在、中央銀行が保有する外貨準備高の約60%は米ドルであり、すべての通貨取引の90%近くがドルの使用によるものである。
しかし、2014年、世界の主要国の一部が商取引の脱ドル化を始めたことで、ドルの基軸としての地位は低下し始めた。ウクライナ戦争と、それに触発されたその後の制裁は、脱ドルのプロセスを加速させた。ひとつには、ウクライナ侵攻に伴うロシア中央銀行の外貨準備の差し押さえに中国当局が驚いたことがある。また、米中間の紛争が発生した場合、中国の資産も危険にさらされる可能性がある。
最近の脱ドルイベントは以下の通りです:
- サウジアラビアのモハメド・アルジャダーン財務相は、1月のダボス会議での記者会見で、石油資源国として48年ぶりに米ドル以外の通貨での取引を検討する意向を表明し、ジャーナリストを驚かせました。
- 先週、中国とフランスのエネルギー企業は、人民元という通貨を使った中国初の液化天然ガス(LNG)取引を完了しました。この取引はアラブ首長国連邦から65,000トンのLNGを輸入するもので、ガスや石油の取引において世界共通の「ペトロダラー」としての米ドルの地位に挑戦する北京の取り組みにおいて重要なマイルストーンとなるものである。
- ブラジルも最近、中国との間で、米ドルを介さずに自国通貨で直接取引することで合意したと発表しています。
- インドも、自国通貨で取引を決済するための個別のプログラムを立ち上げることで、国際貿易における米ドルの優位性を低下させる努力をしている。インド準備銀行は最近、18カ国の中央銀行がインドルピーで支払いを決済するための特別なボストロ・ルピー口座(SVRA)を開設することを許可しました。
全体として、世界市場における米ドルのシェアは、過去20年間で71%から59%に減少し、将来的にはさらに縮小する可能性があります。世界貿易における通貨使用はゼロサムゲームであるため、このシナリオにおける第一の被害者は米国である。グローバル市場で人民元、レアル、ルピーが交換されるたびに、1ドルは交換されない。もし信頼できる代替通貨が普及すれば、世界市場におけるアメリカの優位性は損なわれることになる。
ドル円、そしてドルインデックスの2023年を考える。年末ですね。今年もお疲れ様でした。
師走で時間もないと思いますので
「ドル円とドルインデックスの類似点」についてだけ書いておきます。
来年になって、何かのヒントになれば幸いです。
ドルインデックUSDOLLARとドル円のチャートがほぼ同じです。
チャートの矢印はドルインデックスからドル円へ、そのままコピーしただけ。
まずは、ドルインデックスの安値、12813を割れるかどうかが重要ですね。
ドル円に当てはめると130.391になります。
ここを割れた場合は下落が決定します。
今現在(2022年12月27日)は割れていないので、このまま上昇すると
週足以上でトレンドは崩れていない事になり、
さて売って良いものかどうか・・(笑)と悩む事になるでしょう。
割れた場合は簡単で、戻り売れば良い。
140-142円辺りが丁度良いように思います(もちろんきっちり値位置は算出し直す必要があります)。
先に割れない場合は、フィボナッチファンとエクスパンションのどのラインをブレイクして年末終わったか。
この観点で、ある程度売買チャンスは生み出せます。
年末年始、どう海外勢がチャートを形作って来るか。
楽しみにしています。
それでは良いお年をお迎えください。
【ドル円】2023年の見通し| 月足3波終了でレンジ入りの可能性今回は今年最後の投稿ということで、ドル円の2023円の見通しについてテクニカルとファンダメンタルの両観点からの考察を共有してみたいと思う。
2022年は歴史的に円安が進行した一方で、年末まで後少しというタイミングで突如日銀からYCC(イールドカーブコントロール)の修正が発表されるなど、ドル円にとっては怒涛の一年であった。
この一年を受けて来年はどのような動きが考えられるのか、気になる方も多いかと思うので参考にしていただければ幸いである。
テクニカル
チャートはドル円月足である。
改めて現在までの流れを振り返ってみると、アベノミクスで始まった大金融緩和で70円台からの大幅な円安進行が始まり(上昇1波)、日銀がマイナス金利を導入した2016年1月から2020年12月までのレンジ相場(2波)、そして2021年に入ってからの日米金利差の拡大を伴った急激な円安の進行(上昇3波)と、月足レベルでのN波動が推進。
そして2022年の年の瀬になって、YCCの修正という過去のドル円の動きの節目で起きていた金融政策の変更が発生した。
なお、1波のちょうど等倍地点でドル円が折り返してきているのはテクニカルのエキサイティングなところである。
また、1波(3年)と2波(5年)に要した時間を考えると、3波の時間(まだ2年)が短いのが個人的には気になるところではあるが、このYCCの修正イベントとその他のテクニカル要素から、一旦便宜的に月足の上昇3波は終了したと仮定してみる。
以上の流れを元に来年にどのような動きが出るかを考えると、ドル円お得意の三角保ち合いまたはフラッグ(=斜めのレンジ)になるのではと見ている。
理由は、前述のようにドル円の月足レベルでの3波が終了していることに加え、日足以下の時間軸ではおなじみの光景ではあるが、大きな上昇(または下降)の後というのはレンジになりやすいものである。それが月足という長期時間軸で起きるのではないかというシンプルな考え方である。
価格的には上限の目処を143.50、下限はMaxで116.50円から120円と見ている。
ドル円の月足に、日米長期金利差(中段)、日米政策金利を表示したものが以下のチャートである。
FRBが利上げを開始したのが2022年3月で、そこから日米長期金利が一層拡大してドル円が急上昇した訳だが、その時の月足の安値が115円なので、その少し上あたりのゾーンをMAXでの下限として見ているということである。
ファンダメンタルズ
米国
ドル円の動きに大きく影響する日米双方のファンダメンタルズについて、まずはアメリカ側から見ていきたい。
注目は何と言ってもFRBの利上げ停止と利下げ観測に伴う日米長期金利差の縮小であろう。
2021年以降の急激な円安の要因の一つが日米金利差の拡大であることは前述の通りであるが、FRBは2022年に歴史的にも稀なスピードで利上げを行なったことで、2023年にはこの影響がインフレをはじめとする実体経済の様々な点に影響を及ぼし始めることが想定される。インフレ率に低下が見られ始める一方で、利上げの影響による企業活動の縮小、業績悪化、失業率上昇が目立ち始め、FRBの焦点はインフレ退治から景気停滞/後退対策へと徐々にシフトしていく。
ただし、インフレ率については急激に下がるということは考えにくく、引き続きインフレをケアする必要性は継続する。そうするとFRBのメンバーが再三言及しているように、しばらくの間は政策金利を一定の高水準に留める期間が生まれる。
2022年は拡大する一方だった日米長期金利差が横ばいから縮小状態になるため、ドル円の上昇圧力は緩和する。
なお、FRBのメンバーは2023年の利下げはあり得ないと発言しているが、それは上記のようなインフレのしつこさを想定していることに加え、70年代オイルショック時の過ちや、2021年の「インフレは一過性」のような判断ミスを恐れてのことだろう。個人的には、出るとしても利下げの観測くらいであろうと見ている。
また、仮に米国が利下げに転じて、日米金利差がさらに縮小に転じてきたとしても2021年以降の上昇を全て覆すようなドル円の下落にはなりにくいことは歴史が証明している。この辺りは以前の投稿「日米金利差縮小してもドル円下落は限定的?過去20年の傾向を見る」(下記リンク)でまとめているので合わせて参考にしていただきたい。
日本
日本側で注目されるのは、やはり来年4月に就任する新日銀総裁下での金融政策であろう。
ここについては筆者は基本的に大きな変更はないものと見ている。
現在日本に見られている非常に緩やかな物価上昇は、欧米の物価上昇に見られるデマンドプル型ではなく、コストプッシュ型のインフレであるというのは周知のことであるが、コストプッシュを牽引していた原油・エネルギー価格が低下してきているのに伴い、この緩やかな物価上昇も次第に停滞するのではないか。
もう一つ日銀が再三言及している賃金上昇を伴う物価上昇であるが、これに関しては残念ながらそう簡単には起こらないであろう。
日銀が公表している経済見通しでは、直近の物価上昇に関してエネルギーや食料品、耐久財などの価格押し上げ要因が減衰するのに伴い、来年度半ばにかけてプラス幅を縮小していくと予想。その後はマクロ的な需給ギャップが改善し、中長期的な予想物価上昇率や賃金上昇率も高まっていくもとで再びプラス幅を緩やかに拡大していく、とポジティブな見通しであるが、この後半の部分については個人的にはネガティブである。
20年以上に渡り賃金が減少傾向にあるものが、たった数年で変わるほどドラスティックな政策や指導者が今の日本にあるかと言われればNoであろう。したがって2023年にこれが起きる確率は非常に低いと見る。
仮に上述の問題点に改善が見られない状態で、緩和の停止や引き締め(特に利上げ)に舵を切るような場合は、これまでの日銀のロジックに矛盾するし、それこそ日銀の信用に関わってくる。これらはブラックスワン的イベントになるだろう。
以上から、新日銀総裁下での金融政策も黒田体制を引き継いだ緩和的なものになると考える。
市場を取り巻く不透明感
先日は黒田日銀総裁がサプライズでYCCの修正を発表したことで市場が動揺したのに加え、退任を間近に控えたタイミングでこれまで頑なに変えないと言っていた政策を変更したことで、新総裁以降の金融政策修正の幕開けではないかという憶測も生まれているようである。
黒田総裁は先日の会見において、YCCの修正は政策の転換や引き締めを意味しないと言及したものの、この先何が起こるかわからないという不透明感から市場が安心感を得るには何らかの材料が必要ではないか。それまでは円の下値(=ドル円の上値)は限定的になる可能性は十分考えられる。
筆者は、新総裁が決定しこれまでの黒田金融政策を引き継ぐ形の政策が発表されたタイミングで、円の上値は再び限定的になり、テクニカルで言及したレンジ下限からのドル円上昇圧力が再び高まるのではと見ている。
Merry X’mas🎅 and Happy New Year!🎍
みなさん良いお年を!
ドルインデックス(DXYとFXCMレート)の展望2ドルインデックスはDXYもUSDOLLAR(FXCMレート)も、基本的にはフィボナッチファンを割れ、何らかの下から上へ引いたラインでの反発までは下落する事が予測されるでしょう。
そして、 ドルインデックスは対米ドルの通貨ペアに大きく影響 します。
このUSDOLLAR(FXCMレート)は対 ユーロ・円・ポンド・オージーを4分割した指数です。
※DXYは大半が対ユーロ
合わせてDXYの方も投稿しておきます。
DXYは上から下へ引いたファンも割れていますが、USDOLLARはそのファンを割れていません。
この辺りが2つのドルインデックスの違いとしてどう影響してくるか、と言ったところでしょう。
四角で囲んだ値位置が通常は反発ポイントになるので、
11000~11400台が取り敢えずの目標か。
【NewsColumn】「近づくべきか・遠ざかるべきか」楽観・悲観入り乱れる超不安定相場で、失敗しない為の思考法市場動向
✅トルコ中銀「緊急会合開催、1.0%の大幅利下げ」
✅FRB「緊急会合開催、FF金利1.0%の大幅利下げ、加えて量的緩和再開」
✅日銀「緊急会合開催、ETF買い入れ額を当面12兆円に増額、但し基本的な買い入れペースは従来通り6兆円」
✅邦銀「ドル流動性供給拡充の為に実施されたオペで、約323億ドルを調達(08年リーマンショック以来の規模)」
✅トランプ大統領「米景気後退リスクを警戒、新型ウイルスの影響は8月或いはそれ以降も継続する可能性」
政府として国民に10人を超える集まりや旅行・通学・通勤・外食の自粛を求めると共に、米下院は新型コロナ対策法案の修正案を可決。上院は同法案を本日審議する。
✅ムニューチン財務長官「新型コロナウイルスによる景気悪化への追加対策として”大きな数字”を目指している」
✅クドローNEC委員長「経済対策の規模は8000億ドルを超える」
G7首脳による先日の緊急テレビ会議で、クドローNEC委員長は東京五輪開催を支持すると共に「追加対策の規模は8000億ドルを超に達する」と発言。その後、具体的な詳細は控えたものの、ムニューチン財務長官が「追加対策の規模は大きな数字を目指している」と発言した事から、市場では8500億ドル相当の大規模な景気刺激策を講じるのではとの思惑が浮上。
✅NY連銀製造業景況指数「-21.5(09年以来の低水準)」
VIXが30を超える状況で市場が一喜一憂する中、各国政府・中銀の対応にも注目が集まるものの、新型ウイルスが実体経済にどれほど悪影響を及ぼしているのかを把握するべく、中小規模の経済指標に敏感な相場は未だ暫く続く見通し。変動の規模に焦りや不安を感じるかもしれないが、特に今が異常という訳ではない。各銘柄、月足レベルで相場環境が変わっただけ。
「今の相場は異常だから」というレッテルは「相場が異常で自分は正常」という錯覚を招きやすくなる。
要は、自己を正当化するあまり相場を完全否定する姿勢で取引に失敗すると(この時点で主観に基づいた判断)、感情的で自暴自棄な思考・行動に陥るリスクが高まるよと。私はその結果、何度も悲惨な失敗を招いてきた。
当然、無理をする理由は一切ない。手を出さないと判断したならそれでいい。
私が伝えたいのは、今の相場をみて「異常だ」というレッテルを抱いた状態を自覚できるなら、無理に近づくなと。
月足以上の時間軸における環境の変化は年単位の時間を要する事が多い為、突然環境が変化した際に困惑する気持ちは分かるが、銘柄の性格・値動きの性質などは時代の推移と共に入れ代わり立ち代わりするもの。
1分足は展開が早すぎて翻弄される投資家が多いが、月足は展開が遅すぎて環境の変化にすら気づかない投資家が多く、
1分足で急激にボラティリティが肥大化した際、環境の変化を察知できず慌てふためく投資家は、月足の環境変化すら察知できず慌てふためく傾向にある。
「相場はいつも正しく、異常と判断した自分が異常」
これを常に自覚できていないプレイヤーは、月足ベースの大転換が生じた際に主観的感情論に基づき大きく失敗する。
理性的であるから客観的になれ、客観的であるから論理的に物事を考えられるわけだ。
私が常に告げる「無理をするな」とは、異常と判断する以上、無理をするなという事。
ドルインデックス年足ドルインデックスが5月に11854より上に終値を残せましたので、6月はドル買い優勢に。→ユーロドル・ポンドドル売りへ
12042より上にドルインデックスが位置していれば、依然として。
しかし、これは年足ですが
例えば6ヶ月足で見た時にどうでしょうか。
11854より上に半年として終値を残すとすれば
7月以降にはまた変化が期待できます。
つまり、もしも11854より上で終値を残して7月を迎えた時に
今度は半年足として11370を付けるために下ヒゲを付けに行って年末に戻る、
という事もあり得るということです。
やはり昨年末に終値を上で残せたのが大きいですね。
また、直近のところでは5割戻しの12073は一つ、意識されるところでもあります。
ドルインデックス、注目していきましょう!
ドルインデックスはこんな感じですこのドルインデックスは米ドル対ユーロ・円・ポンド・オージーを均等にした指数で、
オージーとポンドに関しては最近チェックが甘いですが(笑)特にユーロドルとドル円の
参考にして頂ければ幸いです。
要するに、長期的に3割戻しをターゲットとしており
11369にその値位置があります。
今年2018年が始まりまして、23.6%である11853を割れています。
現在は11630近辺であり、ターゲットまでにおよそ後300の
下落余地を残している状態です。
昨年の終値は11876と23.6%を割れずに終わっていますので
年内という事であれば、再度超える可能性が考えられますが、
現段階ではまだターゲットを付けていないタイミングとなります。
この状態における抵抗は11700~11800辺りにあり、
ターゲットへ達成する前にこれらの値位置や11876ブレイクは
残念ながら難しい事が想定されます。
ドル円は同方向、ユーロドルは逆方向への値動きが
年始から継続しております。
今後もドルインデックスには注視して頂く事をオススメします。
円はもちろん、リスクにも敏感ですので
株価指数や金の値動きにも注意を配る必要があります。
ただしNYダウは1月末、26000台半ばから大幅な下落をしましたが
その期間ドル円は上昇しています。これは現在のドル円は株価指数より
ドルインデックスの値動きに大きな影響を受けている事を意味しています。
ダウの下落に関してはブログ(3startersインフォ)で年始1/8に書いた通りに
26000台半ばで下落しています。ドル円NYダウユーロドルドルインデックス
についても書きましたのでご興味があればどうぞ。
とにかく、フィボナッチとギャンを正しく引いた場合はこのようになり
これらの値位置に反応しますので、ドルインデックス自体を取引される方は
少ないと思いますが、為替に大きな影響を及ぼす指数です。
ドル円ユーロドルのトレードの
トレンド継続・反転タイミング等のご参考になさって下さい。
それではまた。
ドル円0.382ブレイクドル円の3か月足ですが、9月末の終値で0.382をブレイクという結果になりました。
ただ、2.618以上をキープした状態です。
年末までに戻れば、一応持ち合いが期待出来ます。
しかしながら、3か月単位で見た時に
100.2辺りを割れていく事は特に問題なく可能、となります。
では6か月単位で見た時にはどうか?
それはまだ割れていない(終値が確定していない)わけですから
戻れる可能性があるという事になります。
下値の目標は94や84にまだあります。
ドルインデックスの状態は9月末時点では持ち合いです。
チャネルも下割れていないし、上にブレイクもしていません。
完全な持ち合い状態です。 チャートはこちら
このブレイクやチャネルに沿った動きが、ドル円の動きに影響する可能性があります。
また、NYダウが8月9月と陰線で 月足チャートはこちら
ただし年足としては1.618にただ付けているだけの陽線です。
年足チャートはこちら
以上の事から、年末としては比較的安泰の可能性が高いと思われるが、
10月11月というそれまでの期間というのはやはり、リスクがあるようです。
(12月に戻れば問題がないため)
また、NYダウが年足で16060に(この年足チャートでは)留まった場合、
2017年は一度上値を目指すも、下落に転じる事が予測されます。
これらの事から、いつ下落するのか?だけの話であり、
年末までなのか、それとも来年なのかを見ていく必要があるでしょう。
ドルインデックスが上値を目指して上昇し始めた場合は
一番、上昇の可能性が高くなるけれどもそういったタイミングの一つ一つが
今後の相場展開のヒントになります。
これから米国選挙に向けて、そして年末に向けての2・3か月の動きは
要注意です。
P.S.この話をまとめると、
NYダウの値動きから考えると、2017年が下落リスクが高い。
10月以降はやはり、月足が陰線となっており下落リスクが高いけれども
暴落というより年末には戻っている可能性が高い。
ドルインデックスは持ち合いすぎて不明だが、これから動きがはっきりしてくるはず。
ドル円はこれらに影響を受けるはず。
現段階で割れてはいけないラインを割れている。2.618の100円付近は割れていない。
という事になります。月単位、3か月単位でも見ていきたいところです。
ドルインデックスの2パターンドルインデックスはFXの取引において、
とても重要な米ドルの他国通貨との相対的な指数ですが
長期の流れで2つのパターンがセオリーとして成り立ちます。
1つは11634を守り、12431-12721へと向かうパターン。
これは2002年の高値に対する2011年安値からの戻し76.4%をきっちり付けに行く、
または一度越えて戻るというようなケースです。(76.4%が12431)
もう1つは、161.8%達成で売られ38.2%戻しとなるパターン。
この場合、上記2002-2011年の高値安値から算出された61.8%の値位置11837と
2015年5月の11634安値の月足レベルでの明確な割り込みが必要となるはずです。
米ドルが絡む市場に関しては
このドルインデックスの動きを最優先事項として把握し、
今が持ち合いである→ブレイクという現状の認識
その認識のために各週、各月の終値位置の確認
をオススメします。
なお、こちらは3か月足。
関連するアイディアとしたNYダウは年足です。
BRAKE? OR NOT BRAKE.ドルインデックス重大な局面こんにちは。ドルインデックスが重大な局面を迎えていますね。
果たしてどちらのエリアへ?
それが今後、ドル円にしてもユーロドルにしても方向性を左右するだろうと考えています。
このドルインデックス自体、円・ユーロ・ポンド・オージー対米ドルですから
『卵が先か鶏が先か?』と言っているのと同じですがね(笑)。
それはそうと、日本版のTRADINGVIEWは持ち合いがなくて「保有なし」かロングかショートから
投稿を選べるようになっていますが、デイトレードの場合どう投稿したらよいのか分からないので
是非、『持ち合い』にしてほしい。英語版は「NEUTRAL」ですから。
そんな理由でtradingviewには投稿しなかったドル円は106円台から110.5まで予定通り。
→ブログ「ドル円相場どうなる?」
5/20は「小満」という日らしいですね。『万物が満ちる日』。
FOMCは19日ですが、到達は20日なんですよね。
そんな理由の予測はとてもブログには書けませんが(笑)
暦というのは不思議なものです。ジャパニーズマジックですよ。
ドルインデックスに関連した
この先のドル円のポイントはまた次のブログで。
今週もお疲れ様でした!