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6月11日の225VWAPスロープ戦略
いつもご覧頂き、ありがとうございます。本日も15分足表示(皆さんは5分足で見てください)。
VWAPスロープは上昇、8時55分から9時の足は下落なので買い方針、両方とも「買い」なので、上目線で見ます。
①寄付き(8時45分)はVWAP上方バンドの上で開始しているので、とりあえずはVWAPまでの押しを待ってからロングを狙いたいところです。
しかし、マーケットが強いときには9時直後にVWAPまでの押しが入らないときもあるので、寄付き直後に上手くブレイクを買えるかどうかですね。
今日は寄り直後は上方バンドまでしか押しませんでした。今日の寄り直後に私は買えないです。
②その後は10時辺りから伸びずに失速(後場開始まではフラットです。このあたりのことはキラメキの発想でも述べたところです)。この時間帯のロングはバイアス(傾向)的にも優位性がありません。
③後場直後にVWAP近くまで下落(厳密にはこの時の安値が39,100、VWAPが5分足で39,098なのでタッチはしていません)。
「ほとんどタッチ」と考えればロングに行けるチャンスですが、システマティックに考えればロングできないですね。もし、エントリーすれば、13時過ぎまでの上昇をとれる可能性はあり。このタイミングでも私はロングしません。
④最後は14時50分辺りでのようやくVWAPまでの押し。現物の引けに近いですが、実はこの時間帯のロングは上に伸びるという過去の結果があります。先日のキラメキの発想の資料を見ても買いを狙える箇所です。
マルチタイムフレーム(MTF)スプレッドボリンジャー
いつもご覧頂き、ありがとうございます。6月7日にも触れたマルチタイムフレーム(MTF)版スプレッドボリンジャーについてです。
多くの皆さんがご存じのとおり、マルチタイムフレームとは2つ以上のタイムフレームを見てトレードの判定を行っていく考え方です。たとえば、長い方の足を日足、短い方の足を60分足といったイメージです。
スプレッドボリンジャーは2銘柄のスプレッドをボリンジャーバンド化したインジケーターで、通常のボリンジャーバンドのように、標準偏差バンドを利用した順張り・逆張りのトレード手法が考えられます。MTF版では2銘柄のスプレッドを日足に加えて、それよりも短い足でも利用してトレードを行っていきます。
トレードの仕方としては、
・日足順張り、日中足順張り
・日足順張り、日中足逆張り
・日足逆張り、日中足順張り
・日足逆張り、日中足逆張り
という4種類の方法が基本的には考えられるでしょう。
これを利用して、MTF版スプレッドボリンジャーでユーロドルを取引したチャート例を示しています。ご存じの方も多いと思いますが、ユーロドルと金は相関が高い組み合わせとして知られています。スプレッドボリンジャーを利用しても両銘柄を使ったトレードは優位性を示しています。今回は日足と60分足を利用し、MTF版スプレッドボリンジャーで取引を行っています。
スプレッドボリンジャーを利用していない方々も、ユーロドルと金の価格に着目し、相関を利用したトレードを行うことで優位性のある取引を行える可能性があるでしょう。
XAUUSD 2024 年 6 月第 2 週 どこで下落するのか?
先週、中国が5月に金の購入を停止すると発表し、投資家に不安を与え、先週金曜日の急落につながった。さらに、公表された非農業関連ニュースは、米国の雇用率の変化が 165,000 人から 275,000 人に急激に増加したことも示しました。これらが金曜日に金が急落した原因です
D1 を見ると、金曜日の価格の急落が先週の上昇を完全に打ち消していることがわかります。
- これは、価格が 2318 ゾーンを下回った時点で第 5 波がまだ始まっていないことも裏付けています。
- したがって、波 4 の修正モデルは、波 b の頂点が波 a の底と等しいフラット モデルになります。
- 測定から、波 abc または波 4 の波 c のターゲットを測定できます。ターゲットは 2 つあります: エリア 2260 とエリア 2205。
- この修正プロセス、つまり第 4 波の abc プロセスは、価格が 2452 を突破したときに完了することが確認されます。
- 価格が 2145 を下回ると、この修正は無効になります (つまり、現在の波動計数モデルは無効になります)。
- 現在のモメンタム指標を見ると、反転して減少する準備ができているため、短期的には価格が下落し続けるため、現在の価格帯での底釣りを制限する必要があります。
私たちの取引計画は、2260ゾーンと2205ゾーンの2つのターゲットゾーンを観察して買いシグナルを見つけることです。
XAUUSD 2024 年 6 月 7 日、農業以外の重要なニュースの前
本日はノンファーム指数に関する情報を掲載いたします。非農場ADPデータより
5月の米国のADP雇用者数は15万2000人増と、4月の伸びを下回り、3カ月ぶりの低水準となった。さらに4月のデータも下方修正された。
財生産部門の雇用者数は3000人の増加にとどまり、前月の4万7000人から大幅に減少した。サービス部門では雇用が14万9,000人増加し、そのうち5万5,000人が貿易、物流、公益事業によるものであったが、情報産業の雇用数は7,000人の減少が続いた。
ADP は公式の非農業部門を予測するために使用される指数であるため、米国の労働市場が弱まっていることは認識しています。そのため、今日の指数は今後の金のトレンドにとって非常に重要になるでしょう。
この時期に発表された多くの指標は、インフレ抑制を目的としたFEDの金融引き締め政策の影響で米国経済が弱体化していることを示唆していた。これはFRBが今後金融政策を緩和するための重要な条件の1つとなるだろう。
H1 を見ると、小さな波 1 2 3 4 5 が完了しようとしていることがわかります。
波 3 のターゲットは完了し、現在価格は波 4 と 5 を完了しつつあります。
- 2390と2413の価格帯で第5波のターゲットを測定します
- 価格が第 5 波を完了すると、次の波は abc 修正となります。
- エリア 2317 やエリア 2354 など、以前に指定した価格帯で購入した取引でテイクプロフィットを監視します。
- 短期売り注文は、この目標価格範囲 2390 または 2413 で開始できます。
ディーコップ氏の分析には、すべての人に役立つことを目的とした個人的な偏見はありません。私が常に正しいとは限りません。誰も正しいとは言えません。しかし、私の分析は中長期的な市場状況に対するディーコップ氏の細心の注意を反映したものであり、人々が最良の取引計画を立てるのに役立つものではありません。
6月7日の225VWAPスロープ戦略
※5分足チャートは投稿できないので、15分足表示にしています。皆さんは5分足でチェックしてください。
今日は8時55分から9時のバーは陽線(売り方向を考える)、VWAPスロープは下降(売り方向を考える)。よって、バイアス(傾向)的には、下目線で考えていくことになります。
日中の相場はVWAPよりも下で動くことが多かったものの、キラメキの発想の中で紹介した9時から15時15分の範囲では、今日の下目線は残念ながら失敗でした。現物市場の引け前に戻してしまいましたね。
ただし、今日の225ミニ先物市場は下記のとおりに考えると上手くトレードできる可能性もあるでしょう。
昨日の投稿でも述べたとおり、エントリーはVWAPまでの戻りを待ちたいところ(7割程度の確率でVWAPタッチまで戻る)。特に、今日の寄付き(8時45分)は黄色の下方バンドよりも下であり、VWAPまでの距離もあるので、初動での戻りが想定できます(昨日の逆)。
よって、9時以降のVWAPまでの戻りを短期のロング狙い、もしくはVWAPまでの戻りを待ってからショートという流れが考えられます。
その後は、キラメキの発想でも触れた通り、過去検証によると下落方向は振れが大きいので、こまめに決済を考えていくことも必要ではないでしょうか。
大局のトレンド転換(4507)塩野義製薬 日足
大局のトレンド転換の流れを理解しましょう。
大局の流れが上昇トレンドになる時は、200日EMAに対して、まずは、価格がゴールデンクロスします。
次に短期EMA、そして、上昇帯がゴールデンクロスします。
その時の並び順は、上から、価格、短期EMA、上昇帯、200日EMAとなります。
それが、大局のトレンド転換となる際には、価格が200日EMAに対してデッドクロスします。
次に短期EMA、下降帯の順番でデッドクロスしていきます。
その時の並び順は、下から、価格、短期EMA、下降帯、200日EMAとなります。
このように、今、どういった変化が起きているのかをそれぞれの並び順で見ると、整理できると思います。
現在は、価格、短期EMAがデッドクロスしていますので、大局のトレンド転換の最終局面を迎えています。
ここで、下降帯が踏ん張るかどうかがポイントとなります。
ただ、この価格の下げ方からすると、よほど、強烈に反発しないと難しいという事も分かります。
このように、価格と短期EMA、帯、200EMAの関係を意識することで、大きな変化なのか、大したことない変化なのかを見極める事が出来るようになります。
皆さんが取り組んでいる銘柄がどうなっているのかを検証してみましょう。
2024 年 6 月 6 日の XAUUSD、上昇トレンドが正式に始まる?
昨日イスラエルがハマスを攻撃したため、ISM PMI指数が50を超えていたにもかかわらず、昨夜金価格が急騰した。
上半期を見ると、イスラエルがハマスを攻撃したというニュースにより、現在1週間以上、tradingrankを通じて金の価格が上昇しています。
- 価格は2464を超え、第5波がターゲットエリアの2317で終了したことを確認します。
- チャートから、波 5 は終了ダイアゴナル トライアングル (ED) 波であることがわかります。この波は通常、トレンドの終わりに現れます。この波が終われば新たなトレンドが始まる
- したがって、次の目標価格は 2397 であることを願っています。
- H4 モメンタム指標を見ると、この指標は買われすぎゾーンにあり、反転しようとしていることがわかります。上半期のモメンタム指標を見ると、この指標が買われ過ぎゾーンに入っていることがわかります。したがって、近い将来、第1波と第2波を確認する調整が予想されます。
- 既存のデータから測定された H1 チャート上に測定された 2 つの暫定ターゲット エリアがあります。この確認調整が完了するまで監視を続けます。
私たちの計画では、価格がこのゾーンに到達した場合、それを利用して売り下げることができる可能性があるため、2397ゾーンに注目します。
調整エリア 2464 と 2354 は価格がこれらのエリアを再テストする可能性があり、買いに進むことができます。
ディーコップ氏の分析には、すべての人に役立つことを目的とした個人的な偏見はありません。私が常に正しいとは限りません。誰も正しいとは言えません。しかし、私の分析は中長期的な市場状況に対するディーコップ氏の細心の注意を反映したものであり、人々が最良の取引計画を立てるのに役立つものではありません。
6月6日の日経225VWAPスロープ戦略
今日の日経225ミニは方向性を示していませんでした。
8時55分から9時00分の足は陽線なので日経225は売り目線、一方の赤のVWAPラインは上昇していたので買い目線。両方が一致していなかったので、エントリー方針は示していませんでした。
ただし、一つ注視するポイントもありました。黄色のVWAP上方バンドの上で寄り付いた後は赤のVWAPラインまで下落。キラメキの発想でも述べましたが、VWAPラインよりも上で寄り付いた場合には、15時までにVWAPまで押してくる可能性が7割ほどあります。一方、VWAPラインの下で寄った場合はVWAPまで戻る可能性も7割程度。覚えておくと良い日経225の特性です。特に、上下バンドの外側で9時を迎えたような場合には、VWAPまでの距離があるので、逆張りトレードが狙いやすい局面です。
XAUUSD 2024年6月5日 昨日の下落は終了
PMIは前期の49.2に比べて48.7と予想を下回っており、この指数が50を下回れば鉱工業生産規模の拡大が縮小していることを示す。この指数は2期連続で50を下回り、特に今期は前期を下回っており、米国経済に停滞の兆しが見えている。主な影響は、金利が長期にわたって高止まりし、人々や企業が資本にアクセスすることが困難になることです。これは引き続きFRBが近い将来利下げを決定する兆候である。
H1 を見るとわかります。
- 3日の上昇後、価格は第5波の目標に到達し、第5波は終了し、価格は新たな上昇トレンドを継続し始めると予想しました。その際、第5波が終了したことを確認するには、価格が2464ゾーンを突破することが最低条件であるとも述べました。
- 昨日の時点で、価格は以前に測定したターゲットの第5波エリアまで下落しました。これは、エリオット原理によれば、波動 5 が斜めの三角形のパターンである可能性があることを示しています。
- つまり、対角三角形モデルの H1 から、価格は現在、この対角三角形の第 5 波の終わりに達しています。
・2317と2311の第5波ターゲットエリアに注目して買います。
- あるいは、より安全なのは、価格が対角三角形の上のレベルを突破するのを待ち、購入を続行するための確認を待ちます。
日経225VWAPスロープ戦略 6月5日
久しぶりの投稿になります。
今後はこれまで通りNTトレードやスプレッドボリンジャー、さらには出来高分析(価格帯別出来高やVWAPなど)の投稿を行っていこうと思っています。是非ご覧ください。
本日は、先日のキラメキの発想でご紹介した日経225VWAPスロープ戦略をご紹介します。ルールはシンプルですが、再確認しておきます。
ルール①:日経225ミニ先物の8時55分から9時00分までの5分足が陽線になっているか、陰線になっているかを利用します。
→陽線の場合、225は下落傾向、陰線の場合は上昇傾向になりやすい。
ルール②:9時時点で、前日のナイトセッションからのVWAPの傾き(スロープ)が上昇しているか、下降しているかを利用します(つまり、前日16時30分から当日9時までにVWAPが上昇しているか、下降しているか)。
→スロープが上昇の場合は、225は上昇傾向、下降の場合は下落傾向になりやすい。
以上の2点を使って、その日の日経225の日中セッション(9時から15時15分)の傾向を探っていきます。ルール①とルール②の傾向が一致した場合にのみ、その方向に買いや売りを考えていくことになります。便宜上、チャート画像は日経225ミニ先物の15分足を示していますが、皆さんは5分足でチャート表示すると良いと思います。
6月5日は、ルール①は陽線(陽線は赤、陰線は緑表示)、ルール②は下降(判定はトレーディングビューのVWAPインジケーターを利用してください)という結果でした。なお、私はVWAPが上昇しているか、下降しているかが一目で分かるように、pineスクリプトを使って、独自のVWAPインジケーターを作っています(ラインが緑の場合は下降、赤の場合は上昇)。
よって、今日はショート方向でマーケットを見ていくことができます。自動売買向けのシステムではないので、その他の条件も加味して考えてください。
そして、キラメキの発想でもお話した通り、15時15分の引けまで一方通行で上昇・下落していくことは少ないので、午前9時半頃、もしくは中国市場が開始するタイミングなどで早期決済を考えることも必要です。
なお、VWAPラインの上下に黄色のラインがありますが、VWAPの標準偏差バンドを示しています。ボリンジャーバンドと同じような使い方をしますが、トレンド判定や支持線・抵抗線として機能する有効なラインになります。こちらもトレーディングビューのVWAPインジケーターを使えば、見ることが可能です。