ドルインデックス:ユーロドルの巻き返しやリスク状況によっては一気に円高の可能性も~ドルインデックス~
月足:
月足を見ると、2008年付近からオレンジの上昇チャネルで推移しているように見えます。ただ、1986年からの長い期間で考えると、下値切り下げのように見えることから、下降トレンドの中の上昇フラグと考えることもできなくはないと思いますが、そこまで長期的なポジションをとることがないと思うので、参考程度に考えてください。
バンドはヨコヨコで大きな動きはトレンドはなさそうです。±2σのラリーのイメージも考えられますが、25月平均線ではね返されそうな雰囲気にも見えます。まだ、5月平均線を下抜けるような月足陰線が出ていないので、はね返されたと決めつけるのは早いですが、意識しておいても損はないと思います。もし、18年8月月足高値(96.98)を上抜けるようであれば、25月平均線もしっかり上抜けることになりますので、上目線で考えたいと思います。
週足:
週足を見ると、17年1月2日週足から続いていた緑の下降チャネルを18年4月23日週足でブレイクしています。そして、月足レベルのオレンジの真ん中と下のチャネルで推移しているように見えます。17年1月2日週足高値(103.82)と18年2月12日週足安値(88.25)によるフィボナッチを考えると、18年8月13日週足高値(96.98)が50~61.8%に位置します。そう考えると、18年4月23日週足から続く上昇トレンドは逆N字波動の中間上昇である可能性もあります。これもまだ確信できないのでシナリオの一つとして考えておきたいと思います。
バンドは上昇トレンドから収縮に転じてきています。これまでの上昇の勢いは収まりつつあると思います。ただ、25週平均線ではりついているようにも見えることから、下向きに転じたとまでは言いにくいです。25週平均線をしっかり下抜けるまではあまり方向感を決めつけたくないと思いました。
日足:
日足を見ると、バンドはヨコヨコです。日足レベルの青いチャネルを上向きブレイクしたように見えましたが、月足レベルからのオレンジのラインがレジスタンスとして機能したように見えました。そして、10月4日日足で+2σからはね返されたようにも見え、5日日足が4日の陰線の流れを受け継いでいるように見えます。まだ、+1σや25日平均線~+2σのラリーも否定できませんが、9月26日から続いてきたドル高の流れは変わりそうな雰囲気に見えました。
自分のイメージとしては、5日の陰線のインパクトが大きかったので、+1σでサポートされる可能性は否定できませんが、バンドが緩やかな上向きと考えるのであれば25本平均線、ヨコヨコと考えるなら-2σ付近を目標とした下目線なのでは?と考えています。
ドル・ユーロ・円の強弱関係はざっくりと
ドル>円>ユーロ
と考えていましたが、このドルインデックスを見ると、この強弱関係は変わりそうなイメージになりました。株価指数やVIXなどでリスク関係を調べる必要がありますが、来週(10月8日週)のドルは少し軟調かもしれません。リスクオンもしくは変わらずなら、ユーロドルはユーロの巻き返しがあるかもしれません。また、リスクオフ状態になるのであれば、ドル安も加わって一気に円高も否定できなくなると思います。
備考:ドル・ユーロ・円
・月足レベルでオレンジの上昇チャネルで推移か
・月足25月平均線ではね返されるか否かの判断中
・96.98を更新するなら月足レベルで上目線
・週足は逆N字波動の中間上昇の可能性も否定できない
・週足バンドは収縮、方向感はあまり決めつけられない
・日足バンドはヨコヨコ
・オレンジのラインや日足+2σではね返されたようにも
・25日平均線や日足-2σを目指した軟調の可能性も
・ドル高の流れが変わるかも
・ユーロドルの巻き返しやリスク状況によっては一気に円高の可能性も
トレードアイデア
ドル安・円安の進行でクロス円通貨に妙味かドルインデックスに見られる58営業日のサイクルで、本日が新しいサイクルの起点となる可能性があります。
このあと予定されているFOMCがトリガーになったトレンドの発生というシナリオが無難でしょう。
STD-ADX TradeSignal(開発中のTypeMを表示)では売りシグナルが点灯していますから、ドル安トレンドを想定します。
円インデックスも同様に売りトレンドが示唆されています。
つまり、ドル安、円安の進行、株高も進行していますので、典型的なリスクオンの動きと考えられます。
米ドル/円の取引は難しい局面が続きそうですが、クロス円にとってはダブルでフェイバーな環境となるでしょう。
ただし、新興国、資源国は利上げによってファンダメンタルズ環境が悪化することになりますので、深追いは厳禁、評価損があればポジション解消のタイミングを伺う局面と見るのが良いでしょう。
ドルインデックス:たまった日足のエネルギーが発散するほうへ…~ドルインデックス~
月足:
長期的な月足:
月足を見ると、2008年付近からオレンジの上昇チャネルで推移しているように見えます。ただ、1986年からの長い期間で考えると、下値切り下げのように見えることから、下降トレンドの中の上昇フラグと考えることもできなくはないと思いますが、そこまで長期的なポジションをとることがないと思うので、参考程度に考えてください。
バンドはヨコヨコで大きな動きはトレンドはなさそうです。±2σのラリーのイメージも考えられますが、25月平均線ではね返されそうな雰囲気にも見えます。まだ、5月平均線を下抜けるような月足陰線が出ていないので、はね返されたと決めつけるのは早いですが、意識しておいても損はないと思います。もし、18年8月月足高値(96.98)を上抜けるようであれば、25月平均線もしっかり上抜けることになりますので、上目線で考えたいと思います。
週足:
週足を見ると、17年1月2日週足から続いていた緑の下降チャネルを18年4月23日週足でブレイクしています。そして、月足レベルのオレンジの真ん中と下のチャネルで推移しているように見えます。17年1月2日週足高値(103.82)と18年2月12日週足安値(88.25)によるフィボナッチを考えると、18年8月13日週足高値(96.98)が50~61.8%に位置します。そう考えると、18年4月23日週足から続く上昇トレンドは逆N字波動の中間上昇である可能性もあります。これもまだ確信できないのでシナリオの一つとして考えておきたいと思います。
バンドは上昇トレンドから収縮に転じてきています。これまでの上昇の勢いは収まりつつあると思います。ただ、25週平均線ではりついているようにも見えることから、下向きに転じたとまでは言いにくいです。25週平均線をしっかり下抜けるまではあまり方向感を決めつけたくないと思いました。
日足:
日足を見ると、バンドはヨコヨコです。その上、青のチャネル(上は95.5~8、下は93.6~9)がちょうど±2σ付近に位置しています。なので、±2σのどちらかを抜けバンドウォークした方向が、そのまま方向感となる可能性が高いと考えています。上向きにバンドウォークするのであれば、8月15日高値(96.98)を更新してそのまま月足レベルの上昇トレンドになるのでは?と考えています。逆に下向きにバンドウォークするのであれば、週足25週平均線をしっかり下抜けることになるため、週足レベルの逆N字のイメージが強くなります。現在はエネルギーをためている状態であるため、日足レベルで大きく動いたときは注意が必要です。
・月足レベルでオレンジの上昇チャネルで推移か
・月足25月平均線ではね返されるか否かの判断中
・96.98を更新するなら月足レベルで上目線
・週足は逆N字波動の中間上昇の可能性も否定できない
・週足バンドは収縮、方向感はあまり決めつけられない
・日足バンドはヨコヨコ
・95.5~8をしっかり上抜けるなら月足レベルで上昇の可能性も
・93.6~9をしっかり下抜けるなら週足逆N字のイメージが強くなるかと
【ウォッチアラート】大台95.00でダブルなダブルトップFXはやや大人しい動きが続きますが、ドルインデックス指数は面白い局面を迎えています。
95.00の大台で2つのダブルトップを形成しようかという動きです。
1つ目のダブルトップは、5/30頃の節と、現在形成中の節、
2つ目のダブルトップは、6/15頃に一度95.00をちょっと抜けて戻した節と、本日当たって下げてきた節
プライスアクションを使うスイングトレーダーと短期トレーダーのダブルトップ頂点売り願望が一致するところです。
とはいえ日足を見てわかる通り急騰⇒一服再度上げの部分であり、トレンドに対して逆張りなので、
限定的なリスクやるべきところだと思います。ストップを深くすると負けるときガッツリ持っていかれかねないところです。
ガッツリ持っていかれそうということは、ブレイクアウトのプレイヤーならロングを狙えそうなポイントでもあります。(私は手法の範囲外のためやりません)
日足チャート
-------------------------<凡例>-------------------------
茶太線:Yearly Pivot Points(本文中ではYPP)
水色太線:Monthly Pivot Points(本文中ではMPP)
緑細線:Weekly Pivot Points(本文中ではWPP)
藍太線:週足・月足で見た水平線・トレンドライン
藍細線:日足・4時間足で見た水平線・トレンドライン
藍太点線:ダブルゼロ・大台・キリ番(人によって呼び方は違いますが・・・)
赤曲線:EMA20close
藍曲線:EMA200close
緑曲線:EMA800close
黒曲線:EMA1600close
-------------------------<凡例>-------------------------






















