US30のトレードアイデア
【NYダウ短期予想】バイデン大統領、イエレン財務長官下で初FOMC【2021年1月15日-29日】2021年1月は、新大統領就任までなんだかんだ上昇した月と言ってよいかと思いますが、最終週はどうなるでしょうか?
2021年1月25日の週は、バイデン新政権の経済対策がどうなるか、また、アップル、マイクロソフトなどハイテク企業の決算など・・・現在の高値圏で、それなりにもみ合う相場となるのではないでしょうか。
そして、バイデン大統領、イエレン財務長官の下で初のFOMC(米連邦公開市場委員会)が26日・27日に開催、終了後の政策金利発表は日本時間28日午前4時頃の予定です。
ただツイッターなどで、皆さんの意見を聞いていると、FOMCは無難に通過するという見方が多いようですね。
という訳で、個人的なデイトレード戦略としては(まだまだ修業の身、いつも一緒なのですが)、浅めの損切りラインでリスクリワードの良さそうな場面を探して、相場観を磨いていきたいと思います。
NYダウ1時間足スーパーボリンジャーによる判断:現在は本格上昇トレンド局面。今後、終値と+1σラインとの位置関係を注視。添付チャートは、NYダウの1時間足スーパーボリンジャーです。
◆トレンド判断
現在、本格上昇トレンドとなっています。
判断根拠は、
(1)遅行スパン(赤紫色ライン)が陽転していること、
(2)1時間足終値が+1σライン(上の緑色ライン)の上方を推移していること、
(3)バンド幅が拡大傾向となっていること、
等々です。
今後の注目点は、1時間足終値が+1σライン(上の緑色ライン)をキープするかどうかです。
すなわち、同ラインをキープするかぎり、本格上昇トレンド継続となる一方で、終値が同ライン
の下方で引ける場合、調整の反落局面入りする可能性が高まります。
◆トレード戦略
1時間足終値が+1σラインをキープするかぎりは、買い戦略が推奨されます。
一方、終値が+1σラインの下方で引けると、一旦は売り戦略に変更します。
尚、調整反落局面に入る場合、反落のターゲットは、順に、センターライン(青色ライン)、
-1σライン(下の緑色ライン)、-2σライン(下の赤色ライン、最終ターゲット)となります。
また、遅行スパンがローソク足に接触するタイミングは「押しの目途」となり、一旦は押し目買い
のチャンスとなります。
長めのスパンでの基本トレード戦略としては、遅行スパンが陰転(ローソク足を下方にブレイク)
するまでは、押し目買いが推奨されます。
一方、遅行スパンが陰転してしまうと、買い戦略はやめて、売り戦略に変更となります。
【NYダウ】18日(月)米休場、20日(水)大統領就任式付近で・・・【週明け短期予想】週末は大きく下げて終わっています。
週明け月曜日の米市場は休場です。
アノマリー的にも春先までは上目線でよいと思っていますが、徐々に上昇の勢いはなくなっていくのではないでしょうか。これからは、先週末のような調整の場面も増えてくるでしょう。
・・・とはいえ、週明け短期予想としては、先週末からの下落からしばらくは下がりつつ、突如、ある地点から急騰するような予感もします。ちょっとどこかで荒れるかも?
18日(月)キング牧師生誕記念日で米休場
20日(水)バイデン大統領就任式
・米主要企業の決算発表
・米追加経済対策
・米国債、長期金利
・ワクチン開発・承認の動向
大局の動きを見極める ~NYダウ~(DJI)NYダウ 月足
月足で大局の動きを見てみましょう。
1990年以降の動きを見ると、大局の動きを示す200本EMAがずっと右肩上がりとなっています。
そして、2000年からのITバブル崩壊や、2008年辺りのリーマンショックの時は下降期である第4ステージとなりました。
その後の、2015年のチャイナショック、2020年のコロナショックでも下がりましたが、下降期まではいきませんでした。
ステージの「1→2→1の押し目買い」から、上昇期である第1ステージに直ぐに切り返しています。
世界を代表する株価指数が一番堅調であるということが分かります。
では、ここからの展開としての注意点を見ていきましょう。
2本のトレンドラインを引いています。
上値抵抗線や下値支持線が広がっている「拡大トライアングル」になっています。「Y波動」という言い方もします。
この上値抵抗線を上抜けて新たなトレンドが出てくるのであれば、更に強烈な上昇となります。
逆に、上値抵抗線で抵抗を受けて反落するのであれば、そのときも大きく下落することが考慮されます。
これが、拡大トライアングルの特徴です。
2021年も昨年の流れを受けて強い相場が続いていますが、反転した時にも注意が必要だということも認識しておきましょう。
【NYダウ回顧】昨年2020年1月15日29000ドルの大台を突破、しかし下旬にはコロナの影が・・・【2020年1月】1年前、2020年1月を覚えていますか?
2020年1月上旬は中東情勢の悪化などを背景にやや下落したものの、1月15日に米中貿易交渉の進展と中東での軍事衝突回避から、過去最高値29000ドル台を超えてしばらく推移しました。
しかし、1月下旬にはコロナの影が見え始め、本格的な下落はまだ少し先ですが、1月25日から指標の悪化などと共にダウは下落しました。
アノマリーでも、1月は前半良くて後半悪くなる傾向はあるようです。
さて今年、2021年1月11日の週に大きなイベントはありませんが、翌週は新大統領就任が就任し、どういう展開となっていくのでしょうか?
ダウは引き続き最高値を更新しております。20日線を明確に下回り、かつ基準線30369ドルを明確に下回らない限りは、ロング継続ダウは引き続き最高値を更新しております。
民主党が上院、下院の過半数を占めるいわゆるトリプルブルーになると富裕層への増税等から株価が下げるようなことも言われていましたが、いざトリプルブルーになると、財政政策の期待から大きく相場は上昇しました。不確定要素が無くなった時点で株価は上昇するという好例ですね。
20日線をサポートに上昇しておりますので20日線を明確に下回り、かつ基準線30369ドルを明確に下回らない限りは、ロング継続でいいのでしょう。
下値の目安は60日線の29353ドルでしょうか。
ロングをこれからしようとする場合は、RCI等のオシレーターを見てエントリーしたいところですが、なかなか押し目がない状況ですね。しかしどこかで調整局面は来るでしょう。
【NYダウ】トリプルブルーは株安とか言ってたけれど・・・【週末短期予想】本日1/6(水)、ジョージア州上院選2議席の決戦投票の開票が進み、まだ確定ではないものの、民主党優勢でトリプルブルーの可能性も高くなってきました。
最近はすっかり、ねじれ(株高?)orトリプルブルー(株安?)という論調でしたが、思い起こせば11月の大統領選の頃、トリプルブルーは巨額財政支出で株価にプラスと言ってませんでしたっけ? その後、大統領と下院は民主党、上院は共和党が優勢となってきて、実際に株価も上昇を続けるなか、「ねじれ」があった方が株価には好材料という論調に変わってきたと記憶します。
さて、1/7(木)1/8(金)の週末短期予想です。
実際にトリプルブルーが現実味を帯び、一旦調整はあったとしても、しばらくはロング目線で良い気がしてきました。
ただ、アノマリー的に、民主党の大統領に共和党の議会という組み合わせが過去、株価が最も上昇したというデータがあるようです。もしトリプルブルーなら長期的には警戒が必要かもしれません。
【NYダウ】新年もサンタクロース・ラリーが続く?【週明け短期予想】新年あけましておめでとうございます。
1/4(月)の週の短期予想です。
12月の最終5営業日から1月の当初2営業日までの7日間は、株価が上昇するという、サンタクロース・ラリーと呼ばれる期間です。
アノマリー的には、この時期に強気相場が見られないときには、弱気相場か調整がその後に起きると言われているそうです。
12月の最終5営業日が上げているので、このままいけば、2020-21のサンタクロース・ラリーも強気だったということになりそうです。
となると、まだまだしばらくは上昇目線でよいかと思われますので、1/4(月)からの週明け短期予想は、基本的にロングで問題ないのではないでしょうか。
ただし、1/5(火)のジョージア州上院選2議席の決戦投票の結果次第で、ねじれ(株高?)orブルーウェーブ(株安?)、どちらになるか分かれ道のようですので、少し注意しておきましょう。
【NYダウ】大統領選の翌年は弱気相場が多い?【アノマリー】大統領選挙の翌年症候群というのがあるらしく、就任1年目は就任記念でよい感じでスタートしても、その後にツケを払わされることが多々あるそうです。
という訳で、1990年以降のチャートで大統領選の翌年をピックアップしてみました。
ところが、パっとみ、ブッシュの時以外は上昇しているように見えます。
どうやら翌年というより、翌年の高値から中間選挙の年までが要注意ということみたいです。1913年以降、大統領選の翌年に付けた高値から翌年の中間選挙の年に付けた安値まで、ダウ平均は平均して20.9%下げているというデータもあるようです。
さて2021年、コロナ禍でスタートする民主党バイデン政権の1年目はどうなるでしょうか?
2020年を振り返る 第2段 ~NYダウ~(DJI) NYダウ 月足チャート
NYダウを振り返ると拡大型のトライアングルが10年ごとに出来ています。
拡大型のトライアングルというのは、上値切り上げ、下値切り下げの動きになっているトライアングルです。
よく見るトライアングルは上がる力と下がる力が拮抗して、徐々に動きが小さくなり収束していきます。
拡大型のトライアングルというのは、上がる力と下がる力の両方が激しくなり拡散していく動きです。
ということは、ここ数年の動きは変動幅が大きくなっているということが分かります。
この動きは2018年の時には既に分かっていた動きです。
つまり、今年のコロナショックを予想することは出来ませんでしたが、変動率が高い時間軸にあることは分かっていたということです。
では、2021年相場はどうなるのでしょうか。
まず、この拡大型のトライアングルの中で推移するのか、それとも、上値と下値をどちらかに抜けるのかです。
抜ければ新たな展開になっていきますし、抜けなくても変動率が高いであろうということは安易に想像できます。
変動率が高いということは、チャートの流れにうまく乗ることが出来れば大きなチャンスを掴むことができます。
一方で、相場が逆方向にいっているのに、我を張って相場をすれば大怪我の元となります。
2021年相場も変動率が高くなることが想定されますので、チャートの流れに素直に対応していきましょう。
【NYダウ】サンタクロース・ラリーを信じますか?【週明け短期予想】2020年今年の相場も、残すところ12月28日(月)、29日(火)、30日(水)、31日(木)と、あと4日です。
※年明けは、2日・3日が土日となりますので、4日(月)からのスタートです。
12月の最終5営業日から1月の当初2営業日までの7日間は、株価が上昇するという、サンタクロース・ラリーと呼ばれる期間です。
アノマリー的には、この時期に強気相場が見られないときには、弱気相場か調整がその後に起きると言われているそうです。
そもそも1月は前半が強く、後半が弱いことが多いようです。2020年から2021年にかけても、1月20日(水)に予定されている大統領就任式あたりを目安にそういった流れになるかもしれません。
とりあえず週明け短期予想は、サンタクロース・ラリーを信じていいような気がします。