US30のトレードアイデア
チャートテクニカル分析DJIの週足チャートです。
本日は大統領選を前にして完全なるリスクオフ相場です。
11/3までに手持ちのポジションをスクエアにしたい人が多かったのでしょう。
テクニカル的にはもう少し下落が続きそうです。
コロナショックによる大暴落からFRBの大規模金融緩和によってほぼほぼ全戻しした株価でしたが、現在はやや右肩下がりのダブルトップを形成して下落しています。
フィボナッチ0.236まで下落して一旦収まりましたが、0.236はあまりワークするレンジではないので、大統領選後の期間も含め0.382〜0.5までは下落するのではないかと思います。
無いとは思いますが、万が一大統領選前の追加緩和合意や、トランプの圧勝などの結果となれば昇龍拳的上昇が起こると思います。
大局の変化となるのか?(DJI)NYダウ 日足
大局の動きに変化が出てくるのでしょうか。
考え方としては、9月に高値をつけてから反落し、9月24日に安値をつけました。
移動平均線大循環分析のステージが第1ステージから第3ステージに移行しました。
今回の動きのポイントは短期移動平均線の動きです。
5月から短期移動平均線は上昇帯を下回ることはありませんでした。
そこから第3ステージなったことで短期移動平均線が上昇帯を下回りました。
そこから、今度はあっさりと短期移動平均線が上昇帯を上回りました。
上昇トレンドが復活かと思われましたが、高値を更新できずに再び短期移動平均線が上昇帯を下抜けてきました。
つまり、現在の動きで分かることは上昇帯が抵抗にも支持にもなっていないということです。
ということは、上昇トレンドの勢いが無くなり、もみ合い相場になるか、トレンド転換となるかもしれないということを認識しておく必要があります。
ここから上昇トレンドが復活するのか、違う展開になるのかはわかりませんが、短期移動平均線の動きがどうなるかを見ることでヒントを得ることができますね。
【NYダウ】2012年アメリカ大統領選挙時の挙動を再確認前々回のアメリカ大統領選挙は、2012年11月6日でした。
この時はオバマ大統領(バイデン副大統領)が再選したのですが、ダウのチャートを再確認すると、翌日から1週間ちょっと下落した後に上昇をはじめ、年末年始の暴落暴騰を挟んで、4月までダウは上げ続けました。
ちなみに、ざっくりですが、トランプの2016年は18000ドルから21000ドルまで約3000ドルの上昇。オバマ再選の2012年は12600ドルから14600ドルまで、約2000ドルの上昇となりました。結局、大統領が民主党でも共和党でも、大統領選挙後は上がる傾向にあると、どこかのアノマリーの本にも書いてあった気がします。
相場に絶対はないと思いますが、大統領選挙後はとりあえず上目線で間違いないのではないでしょうか。
※なお、TradingViewのチャートではそれ以前の大統領選挙近辺のチャートは検索できませんでした。
トランプ大統領がコロナウイルスの治療のために入院した時のチャートの変化を見てみるトランプ大統領がコロナウイルスに感染して、
治療のために入院しました。
その前後で米国株がどのように変化したのかを見てみます。
特徴的なのは、全体的に上昇していることです。
不安材料となり、株価が下落することも考えられたのですが、
入院期間が3日で土日をで取引がない時期に入院していたからなのか、
全体的に上昇傾向が続いていますね。
ところどころ、陰線が出ていて、下がっていた時期もありましたが、
それはわずかな期間だけだったということです。
しかし、コロナウイルスに再感染した場合や症状が再び出てくることも考えれるので
まだ完全に不安材料がなくなくなったわけではないと思います。
今後のトランプ大統領の体調に関するニュースが出てきたときは、
少しチャートを注意しながら見ていくことが必要になるかもしれません。
NYダウ 現状分析(DJI)NYダウ 日足
米国はトランプ大統領がコロナ陽性となったことで、米国だけでなく世界中が大騒ぎとなっています。
米国はコロナ対策に、大統領選挙にとやるべきとこが山積している中での、今回の陽性反応となりました。
チャートで見ると、9月のはじめに高値を付けてから調整局面となっておりました。
第1回の大統領選の討論会はひどい内容でした。
それはさておき、チャートは9月24日まで下がりました。
その間に移動平均線大循環分析で見ると、第1ステージから第3ステージまで下がりました。
それに伴い、価格は200日EMAの下割れに挑戦する動きを見せました。
そこから切り返して、今度は短期EMAが帯を試しに行く動きを見せてきました。
弱い相場は帯で抵抗を受けて再び反落しますが、今回は、短期EMAは帯を上抜けてきました。
つまり、帯の抵抗が強く機能しなかったと事を示唆しています。
だから、相場は強いという判断ではなく、弱くは無かったという判断となります。
ここからは、2本の高値と安値のどちらに抜けていくかが重要な判断局面となります。
今回の一連の動きから、帯が支持帯にも抵抗帯にもなっていないことを考慮すると、もみ合い相場の可能性も考えられます。
もしくは、ここから、一方通行の動きを見せるのであれば、トレンドが出てくるでしょう。
その答えはもう直ぐ出てくると思いますので、ステージがどう変化するのかを見ていくようにしましょう。