【AUDCAD】相場分析20200816 オージーカナダはキウイカナダの後を追って下落するか?【サマリ】
今回は一味違った分析&実験です。
タイトルにもある通り、オージーカナダが、キウイカナダの動きを追って同じように下落して行くのでは?というものです。
僕の個人的な観測ですが、豪ドルとキウイドルを相手にもつ通貨ペアはそれぞれ似た動きをし、通常キウイドルを相手にもつ通貨ペアの方が一歩先を行く動きをすることが多いです。
例えばAUD/USDとNZD/USD。GBP/AUDとGBPNZD。
気になる人は見てみてください。
オージーもニュージーも隣り合った資源国ということで似た動きをするというのはよく知られた事実ですが、ニュージーが先を行くことが多いというのが興味深いです。
ということで今回はオージーカナダとキウイカナダを比較して、オージーカナダの後追い下落を考察します。
【環境認識】
日足
長らく上昇トレンドが続いていますが、三尊形成からの下げで上昇チャネルの下限に到達したところです。
<オージーカナダ日足チャート>
キウイカナダの日足ではトリプルトップの後、上昇チャネル下限を抜けて大きく下げてきています。
<キウイカナダ日足チャート>
両通貨ペアが似た動きをし、キウイ側が動きを先行するということであればオージーカナダもこの後下落してくるのでは?という仮説を立てることができます。
この仮説をオージーカナダのチャートで検証してみます。
4時間足(最上部チャート)
4時間足でのポイントは以下です。
・三尊完成で高値の切り下げから、(4)の押し安値も切り下げている
->下落トレンド転換
・三尊右肩のABC波は、(C)点が(A)のフィボR1.618付近と綺麗なN字波動を描いている
・(C)点(青字)で上昇チャネル下限へ到達した後、連続陽線で反発上昇
->3波で上昇し(緑のABC)、エリオット波動の3-3-5調整で下降していく動きが想定できる(青(3波)->緑(3波)->赤(5波)の波動)
(緑の波動の行き先には日足の20MA(ピンクのゲジゲジ線)が控えており、ここで反転下落する可能性は高い)
・キウイカナダがトリプルトップ形成後に大きなN字波動で下落している。(下記比較チャート参照)
->オージーカナダも大きなN字で下落していく可能性がある(青->緑->赤波動の大きなN字)
<キウイカナダ(左)とオージーカナダの4時間チャート比較>
ということで、テクニカル的にみてもここまで材料が揃っているので、緑のABCの(C)点あたりから売ってみようと考えています。
CADAUDのトレードアイデア
【AUDCAD】20200518 月足下降チャネル上限での三尊完成による売り狙い前回のオージーカナダの相場分析(下記リンク参照)では、実は今回の相場分析と同様に月足下降チャネル上限からの絶好の戻り売りポイントと称してショート戦略を解説しました。
しかしその後価格は下落せずに、引き続き月足下降チャネル上限をウロウロとラインウォークしているような状況にあります。
ですが、前回の相場分析からしばらく時間が経過して再度売りポイント到来と思える局面に入ったため、改めて今回着目している売り狙いについて解説します。
それでは長期足の振り返りから環境認識を行なっていきましょう。
<長期足>
月足
2018年からの下降トレンドです。
大局では下降トレンドにあるということを念頭に置き、
赤の下降チャネルの動きを週足で確認します。
週足
週足を見ると、月足で引いた下降チャネルの中において、直近は緑の上昇チャネルに沿った上昇(調整の上昇)を形成していたことがわかります。
そして月足下降チャネル上限にローソク足が差し掛かったのと同時に、緑の上昇チャネル下限を抜けて、すなわちこれからは下降トレンドに移行していくことが考えられます。
オレンジの二本の水平線は日足で引いた意識ラインですが、週足でも表示させています。
直近3本のローソク足の上限がこれら二本のオレンジ線で止まっていることからも、ここがレジスタンスラインとして機能していることが伺えます。
この水平線のレジスタンスからもここを境にして下降していくことを考えられます。
<中期足>
日足(最上部チャート)
日足で下降チャネル近辺の動きを観察します。
オレンジの水平線でレジスタンスされていることはもちろんですが、同時に三尊を形成しようとしている動きも読み取れます。(青の描画ライン)
月足という長期トレンドでは下降トレンドであり、週足、日足で見たように、オレンジの水平線でもレジストされていることから、日足レベルでも今後下降トレンドに移行していく可能性は高いです。
これらに加えさらに日足で三尊が完成すれば、下降トレンドへの転換の要素は十分に揃ったと言えるでしょう。
<今後のシナリオ>
日足で三尊が完成し、日足で下降トレンド転換することを想定したショートを狙います。
エントリーポイント:
現在のローソク足が現在接しているオレンジの水平線でレジスタンスされ、さらに赤の下降チャネル上限を下抜けたところで、下降チャネル上限を背にしたショートを狙います。(青の折れ線)
利確:
まずは下降チャネル中央線までを分割利確で狙い、そこからさらに伸ばしていけるようであれば残りのポジションを下降チャネル下限まで伸ばしていきます。
損切り:
日足に表示している一番上のオレンジ水平線を実体で抜けたポイント。
リスクリワード3以上は狙える絶好のショートポイントです。
損切りが100pipsくらいになる想定なので、仮に100pips逆行しても良いロットでエントリーしましょう。
【AUDCAD】20200415 絶好の売りポイント到来 下降チャネル上限での戻り売りマイナー通貨ペアであるオージーカナダに絶好の売りポイントが到来しました。
長期足に基づく環境認識から始めます。
<長期足>
月足
2018年から下降トレンドを形成中です。赤の平行チャネルラインが下降チャネルです。
週足
月足で引いた下降チャネルを週足で見てみると、特に上限について非常に意識されていることがわかります。
また、移動平均線は短期、中期、長期ともに下向きのパーフェクトオーダーであり、強い下落のサインです。
<中期足>
日足(最上部チャート)
日足での着目は以下の点です。
・200MA(水色ライン)が下降チャネル上限とほぼ重なっており、日足ローソク足が200MAに反応して止まっている。
・過去の意識ラインであるオレンジの水平線と200MAと下降チャネル上限が非常に近い位置で交差している
->その交差点が要素の集合点として強い意識ラインとして働く可能性が考えられる。
・200MA、100MA(パープルライン)が共に下向き
<今後のシナリオ>
下降チャネル上限から下落。
エントリーは下降チャネル上限0.89720あたりのショート狙い。
利確は下降チャネル下限まで引っ張りたいところです。
(下降チャネル中央線での分割利確、一括利確も良いオプション)
損切りは前回高値の少し上くらいに置きます。
R&Rは10超えとかなり良いエントリーポイントです。
【AUDCAD】相場分析2020303 下降トレンド継続 チャネル上限ので戻り売り狙い戻り売りポイントが見えてきたオージーカナダ。
マイナー通貨ペアであってもメジャー通貨ペア同様に長期足から環境認識を始める点は変わりません。
<長期足>
月足
2018年から下降トレンドであることがわかります。
週足
月足で引いた下降チャネルが週足でもはまっていることが確認できます。
大きな下降チャネルの中にさらに小さなサブチャネルが存在していることもわかります。
<中期足>
日足
週足のサブ下降チャネルを日足でみてみましょう。
上限、下限ともによくはまっていることがわかります。
直近のローソク足はチャネル下限にタッチしたあとに大陽線で反発上昇。
チャネル上限に向かって調整の上昇波を形成する動きが見て取れます。
<今後のシナリオ>
日足で見ても高値、安値ともにまだ切り下がっており、下落トレンドは今後も続くと見ています。
現在サブチャネルの中で上昇をしている局面にあるので、これが上限に達したところでのショートが狙い目です。
【AUDCAD】相場分析20200112 レンジ上限までの戻りを待ってショート2019年7月から週足ベースでレンジ相場にあるオージーカナダ。
レンジ内での反発、サポートを狙ったトレードが可能です。
<長期足>
週足
赤の2本の水平線に挟まれてレンジ相場を形成しています。
<中期足>
日足
日足で見ると、レンジ上限、下限での反発、サポートがよくわかります。
上限、下限は非常に意識されるポイントであることから、買いと売りの勢力が拮抗してもみ合いとなり、結果として長いひげをつけることが多いです。
<今後のシナリオ>
レンジ上限までの戻りを待って、そこからのショートを狙います。
利確ポイントはレンジ下限まで待ってもいいですが、中央線あたりでサポートされることも過去の値動きから十分あり得るので、中央線付近で利確して、再度上限まで戻ったらもう一度売りを狙うという戦略もありです。
AUDCAD(オージーキャド)チャートは、週足表示になります。
白枠の四角は年足(ヒゲ含む実変動幅)です。
年間の高値・安値を分かりやすく認識する為に作りました。
年足で見ると現状、高値・安値が切り下がり、且つ、重要レンジ帯(2013年・2015年・2018年の安値)を
2019年に明確に下割れしてきました。
まだまだ、長期的な視野に於いては、下落を示唆するようなチャート形状であり、
直近の短期的な揉み合い相場を下離れするような事があれば、現存チャネル内に於いて、
まだまだ売ってくる気配があります。
ですが、こちらはあくまで長期足であり、短期的な価格推移を示すものではありませんし、
クロスペアである事も忘れてはなりません。
短期的な視野であれば、オセアニア通貨が相場の引き立て役である現在、
AUD(オージードル)を売りたくありませんし、タイミングは考慮していきますが、
政策金利の関係上、崩れる局面が2020年に訪れるのではないかともチャートを見るととれるわけで、、、。
形状的にチャンスですので、チャネルを上抜けたら損切すると決めておいて、売ります。
AUDCAD(オージーキャド)チャートを俯瞰してみると、高値と安値に法則が見えると思います。
流れをつかむためにチャネルを引いており、
一目瞭然ですが下落トレンドの形成が終了して、現在横ばい中です。
4月~8月迄は、月足の高値と安値とも切り下がってきておりましたが、
9月に入り切り上がりました。
安値は未だ切り下げ継続中であります。
※10月の安値はかすかに9月を下回っております。
以上の事から注目するポイントは11月の安値が切り下がるか否かです。
切り下がらなければ、トライアングル上抜けで上昇転換しますし、
切り下がれば、トレンド通りの方向へと下落していくでしょう。
何にせよ、慌てて入る通貨ではありませんが、
8月安値の価格帯で下髭が連発しているので、短期で入れば100pips近くを狙える環境に今はあります。