今週の振り返り 今週は、週足では2週連続の下落となった。上値は重くレジスタンスライン(点線の平行チャネル)で跳ね返される展開。 CPI上振れ、中東リスクなどリスク回避で下押しされた値動きだったようだ。 チャートでは7日出来高移動平均線が21日出来高移動平均線とデッドクロスしている。 これまでの上昇は21日出来高移動平均線をサポートに上がってきていたが、先週から21日出来高移動平均線を下抜け始めている。 レンジの動きから安値を更新する値動きに変わってきている。 金曜日のリスクオフでも直近の安値を下抜けて引けを迎えた。 フィボナッチ23.6%を下抜けたことからもう一押しあっても良さそうな動きで、値止まりする兆しはチャートには今はまだ現れていない。 New...
今週の振り返り 今週は高値・安値切り上げの上昇でした。 FOMCでは政策金利は据え置き、今年の利下げは12月時点の4回予想から今回は3回に1回減少する予想となった。 また、パウエルはQTペース減速についても言及していた。 先週まで上昇が鈍っていたが、FOMC通過かつQTペース減速に市場は好感し上げただろうか。 3月8日の最高値を上抜け、5,322.75に高値を更新した。 安値は21日出来高移動平均線で引き続きサポートされている状況。出来高は減少中。 New...
今週の振り返り 今週は月曜日から先週の高値を超える展開でスタート。 水曜日にはFOMCで政策金利が発表され、利下げを急いでいないことが示され下落へ傾いた。 NYCBの貸倒引当金の計上と赤字、配当引き下げとネガティブインパクトがあったことや、商業用不動産への懸念が相まって大陰線の演出となったか。 しかし、水曜日の下落は止まり、それ以上下げなかった。 徐々に上げ始めていた木曜日は、米国市場オープン後にリバウンドし、前日の下落をすべて取り戻した。 トレンドライン(オレンジ)で一度は止まって下げるが、金曜日にはトレンドライン超えを果たした。 先週は買い勢力、売り勢力の一進一退で、どちらの勢力が勝つかで短期的な方向が決まるだろうと書いていた。 今週は、買い勢力の勝ちで上目線となったようだ。 上昇シナリオの1つ目に書いたトレンド...
今週の振り返り 先週の上昇気流に乗って、今週はさらに上げてきた。 上がったが水曜日から金曜日にかけては上下動を繰り返している。 水曜日には上ヒゲで売り圧力→木曜日は下がったところを買い→金曜日は上下動して売り買い拮抗。買い勢力と売り勢力が一進一退といったところだろうか。 どちらの勢力が勝るかによって短期的な方向は決まるだろう。 今は静観でいい気がする。今週は毎日、安値を切り上げてきた。 しかし高値では売られる展開。2022年1月の最高値付近で出来高が少ない価格帯のため、上に抜ければ強いが、下押しも出やすい。 安値を切り下げて下抜けしない限りはゆるやかな上昇に身を任せる構え。 これからM7など大型決算があるため、決算結果へのリアクションで値動きが変わる可能性があるので注意しましょう。 次週のシナリオ ①上昇する場合...
今週の振り返り 8週連続で高値・安値切り上げの上昇トレンドは続いている。 上値を伸ばした週だが、水曜日は利確売りで陰線の模様。 しかし、木曜日から金曜日にかけてリバウンドしてることから、買い勢力がまだ続いている可能性がある 日足では後半、安値切り上げ・高値は水曜日を上回れずレンジ内の動きと見える。 金曜日は上昇したが水曜日の高値を上回れず失速しているが、高値超えできない流れが起きると下落の流れにつながることもあるので注意。 ホリデーシーズンで出来高が減少してきている時期なので、裏付けのない値動きになりやすいことには留意。 週足ではNew High-Lowsが拡大、日足もプラス推移が続いており、上昇トレンドは継続していたようだ。 次週のシナリオ 先週から変わらず以下が目安。 ①上昇する場合...
今週の振り返り 先週のポジティブな流れを引き継ぎ、月曜日から木曜日まで出来高を伴った上昇が続いた。 その勢いで7月高値を上回り、23年高値を更新。 先週金曜日から5日連続の高値・安値切り上げの上昇でした。 先週コントロールプライス付近でベース構築して売りを吸収してから買い圧力優勢となって上昇した良い流れとなった。 7月高値で止まらず、水曜日に力強く上抜いたのは買いが失速していない証左か。 パウエルからは24年は利下げ3回が議論されている話が挙がり、思ったほどタカ寄りな牽制がなかったことで、利下げシナリオの織り込みが今後も続くかが焦点。 来年は大統領選で株価上昇が期待される年だが、バイデン再選の行方次第で上昇期待の幅も変わってくるのだろう。 次週のシナリオ ①上昇する場合...