ナスダック100先物、レジスタンスライン超えの上昇今週の振り返り
ナス100先物は、12月高値を大きく上抜けて新高値を更新した。
17,000の節目を力強い上昇で突破。
先週から十字線を4日間もつけてパワーをためていたが、水曜日にしゃがみこんで発射台にしてから大陽線を2日間つけて飛び立った。
フィボナッチ23.6%にも程遠い浅いしゃがみこみで上に行きたがる強さが垣間見えた。
木曜日のTSMC決算が好調だったことが発射合図となったのだろう。
AIテーマがまだ勢いを持つ材料となった。
出来高を伴った上昇で、上値のレジスタンスラインも同時に上抜けている。
十字線での売り買い攻防は最終的には買い勢力が勝ったと言えるだろう。
週足でも高値・安値切り上げの上昇トレンドとなった。
出来高移動平均線はすべて上向きで勢い継続。
今週の上昇に追従する動きがあるなら、もう一段上を目指す可能性に期待したい。
失速しない限りは上値超えを素直に追いかけるタイミングだろうか。
メガテック決算が始まるため、その結果にも今後は左右されるのだろう。
次週のシナリオ
①上昇する場合
短期的には2023年7月から10月までの下落幅の2倍にあたる17,839から節目の18,000あたりを超えていけるかを確認したい。
長期チャートでは18,500前後もフィボナッチ・リトレースメントからは読み取れる。
②下落する場合
利確売りが強くなり下がるなら、まずは17,000を下回るか止まるかを確認。
次はフィボナッチ23.6%がレンジ安値の目安として下げ止まりポイントのひとつ。下抜けるとしてもすぐしたの黄色ボックス圏で止まるかをみたい。