US100のトレードアイデア
ナスダック100先物、200日出来高加重移動平均線に到達今週の振り返り
今週は高値・安値ともに切り上げの上昇でした。アンカーVWAP(濃い水色)を4月29日(火)に上抜けした後、4月30日(水)は一時的に下げたがリバウンドしてアンカーVWAPの上に上昇したところから5月2日(金)まで上昇し、あっという間に200日出来高加重移動平均線まで上昇しました。S&P500より好調な登り方をしています。
先週末時点の上昇シナリオでは「アンカーVWAPを超え19,700を上に抜けていく場合には、次は75日・200日出来高加重移動平均線の前後が次の上昇目安となる。重なる黄色のボックスゾーンは利益確定売りが出やすいと想定する。ボックスゾーンの上限は4月7日から4月10日の上昇幅と同水準のラインとなり、やはり一定の上昇達成具合となります」と書きました。
書いた通りの水準まで上がってきました。高値では黄色のボックスゾーンに差し掛かっていましたね。3月26日の高値に接近しており意識されやすいポイントかもしれません。短期的には上昇の上限まで上がっておりこれ以上の大幅な上昇は難しいタイミングです。
好材料が出て上昇するにしても大きく伸ばすよりは上下繰り返しながらペース調整となる見込みです。
一方で短期的な上昇水準には達したと見込み、修正の反落が短期的には起きうると推察します。VWAPを下抜けて下落すると反落が続きやすくなるでしょう。とは言っても、4月上旬の大幅な下落ではなく短期的な修正下落の想定です。
米中関税交渉やトランプの発言でインパクトのあるネガティブ材料が出ない限りは下落があってもごく短期的な修正調整に過ぎません。
次週のシナリオ
①上昇する場合
アンカーVWAPを超え19,700を上に抜けていく場合には、次は75日・200日出来高加重移動平均線の前後が次の上昇目安となる。重なる黄色のボックスゾーンは利益確定売りが出やすいと想定する。ボックスゾーンの上限は4月7日から4月10日の上昇幅と同水準のラインとなり、やはり一定の上昇達成具合となります。
②下落する場合
VWAP(薄黄色)を下抜ける場合は、フィボナッチ38.2% 19,187前後が修正の短期目安です。
フィボナッチ38.2%を下抜けて下落を続ける場合は、次は21日出来高加重移動平均線で止まるか確認ラインとなります。
ナスダック100先物、4連騰今週の振り返り
今週は安値切り下げからの高値切り上げとリバウンド上昇した週でした。4月21日(月)は前週の下落を引き継いだ動きで下げたが、上昇のフィボナッチ(カラー)61.8%の手前で止まって短期的な下落調整を完了して、4月22日(火)以降は上昇を続けた。S&P500と同様の動きでした。
4月22日(火)から4連騰で、白線の下降トレンドラインで止まらず上抜けて強い上昇となりました。4月25日(金)には、2月20日からの下落の半値戻し(フィボナッチ白50%戻し)まで回復しています。4月10日高値も上回っており、総合すると上昇トレンドの強さが示された週でした。
週末の引け値は2月19日高値から引いたアンカーVWAP(水色・上)まで届いています。このアンカーVWAPは3月25日・26日の高値では跳ね返されたポイントでレジスタンスラインとして機能していました。今回アンカーVWAPはレジスタンスが意識されるラインのため、確実に上抜けできるか跳ね返されるかテストポイントに差し掛かっている可能性があります。
先週末時点の上昇シナリオでは「21日出来高加重移動平均線と下降トレンドライン(白)を上抜けたまま維持できるなら、次はフィボナッチ(カラー)78.6%の19,475から19,700あたりが最初の関門です。このゾーンは出来高が多い価格帯のため、利益確定売りが発生しやすく値止まりしやすい可能性があります」と書きました。今週末の引け値は19,475に接近しており、このゾーンでのもみ合いをこなして上下どちらに行くかを見届ける必要がある。
今週の上昇は強さが示されましたが、ここから先は材料次第となります。米中関税交渉やトランプと中国の発言、インフレ・景気後退などの材料次第でリアクションが出やすいでしょう。
次週のシナリオ
①上昇する場合
アンカーVWAPを超え19,700を上に抜けていく場合には、次は75日・200日出来高加重移動平均線の前後が次の上昇目安となる。重なる黄色のボックスゾーンは利益確定売りが出やすいと想定する。ボックスゾーンの上限は4月7日から4月10日の上昇幅と同水準のラインとなり、やはり一定の上昇達成具合となります。
②下落する場合
VWAP(薄黄色)を下抜ける場合は、フィボナッチ(白)38.2%あたりから18,300まで下落する可能性がある。
上記を下抜ける場合は、4月21日安値の上で値止まりできるかサポート確認場面となります。
NASDAQ 2025 5月の分析★値動きを当てるのではなくサイクルを重視しています
★4/26 コメント
●現状
①SQ終了から上昇、下げるにも一度上げないとダメですからね
上昇トレンドに変わるには、日足MA200を強く抜けれるかです
FRBの動き次第で新高値を超える場合は、方向性を考える必要があります
②夏以降、底を試す動きがあると思います。割ると15000ポイント
③秋の調整も考えると、新高値更新までの時間軸は長くなる可能性あり
★雲のネジレ:為替含む,前後で動きあり
①NASDAQ:7/11,7/16,7/21,9/18,9/22,
★F&G Index 35↑ 4/3-6,4/4-4,4/8-3,
上昇トレンドでの押し目買い:40以下
下降トレンドでの押し目買い:10以下
★PUT&CALL比率 0.80↓ 4/4-0.95,4/8-0.99,4/9-1.00,
0.9以上が買い場を考える場所 / 0.62以下は売りを考える場所
★5月のイベント
JP.SQ9 第2金曜日 US.SQ16 第3金曜日
FOMC8 / 失業率2 / ISM製01:非05 / CPI13 / PCE30
アメリカは、サービス業が多いためISM非製造業が重要です
今年の予想です A強気 B普通 C弱気
★重要なサポートライン1.98万ポイントを割ると下降トレンドです
●左.週足:USD 右.2週間足:USD
週足:USD PIVOT✖ ichimoku✖ MACD✖ RSI✖ 下降トレンド
●日足 ナスダックの39年間平均騰落率 左:USD
週末に記録 F&G Index 赤色10以下 / PUT&CALL比率 青色0.9以上 緑0.62以下
●VIX 右:週足
②VIXから見たトレンド:日足○ 週足✖ 2週間足✖(31.23より下は上目線・上は下目線)
③NDQ:日足○ 週足✖ 2週間足✖
●左.日足 シカゴ連銀全国金融状況指数 FRBバランスシート
●右.3日足 ハイイールド債券 ISMサービスPMI
●Bull&Bear 左:日足 右:三日足
●SOKL 左:週足 右:2週間足
ギャンブル枠
ナスダック100先物、小幅下落今週の振り返り
今週は高値切り下げ、安値切り上げでリバウンド後のレンジ内調整で小幅な値動きでした。トランプ政権の動向や米中関税に大きな動きがなかったため、材料待ちで動けない状況でしょう。
上値の下降トレンドライン(白)や21日出来高加重移動平均線で上値が抑えられて、戻り売りになりやすい地合いです。4月9日には強いリバウンドがありましたが、今週の動きからはまだ下降トレンドの範疇にいます。
VWAPや水色のアンカーVWAP(3月26日から引いたVWAP)のいずれも下回ってしまい、今週は弱い値動きでしたが小幅なのでレンジ内の調整程度にも見えます。
先週末時点で下落する場合は「フィボナッチ(カラー)38.2%を下抜けて下落するときは、2024年8月安値17251から16946あたりで値止まりするか確認ポイントです」と書きました。今週末時点ではフィボナッチ38.2%にも到達することなく下値が限定的でした。フィボナッチ38.2%付近がサポートラインとして今のところは機能しているのだろうか。
上値は重く、下値も限定的と小幅な値動きから、次の材料待ちで身動き取りづらい状況でしょう。19,400~19,700あたりのレンジは出来高が多い価格帯でここに戻るまでは主戦場を下回ったままです。
日足終値で①下降トレンドライン上抜け & ②フィボナッチ61.8%の上を回復すると、短期的には強気反転となる可能性があります。
一方でフィボナッチ38.2%を下抜ける下落の場合は、下落トレンド継続で安値探しとなるので、米中関税の材料や決算発表サプライズがポジネガどちらに傾くかにかかります。
次週のシナリオ
①上昇する場合
21日出来高加重移動平均線と下降トレンドライン(白)を上抜けたまま維持できるなら、次はフィボナッチ(カラー)78.6%の19,475から19,700あたりが最初の関門です。このゾーンは出来高が多い価格帯のため、利益確定売りが発生しやすく値止まりしやすい可能性があります。
次は200日出来高加重移動平均線が今のところのレジスタンスラインで、テストラインとなります。
②下落する場合
フィボナッチ(カラー)38.2% 17,855を下抜けて下落するときは、2024年8月安値17,251前後でサポートされるか確認場面となります。米中関税の行方と決算サプライズによるため、インパクト次第では下抜けることも念頭に置いて見ていく必要がありそうです。
ナスダック100先物、c地点到達からのリバウンド今週の振り返り
今週は高値・安値切り下げでしたが、大陽線で始値から大きく上昇しました。ベアマーケット入りしてたナスダック100ですが、今週の引け値では高値から16%下落で、ベアマーケットの20%下落より浅く、調整局面の範囲内に回復しています。
先週末時点では「2024年8月安値の前後で耐えるなら、リバウンドせずとも横ばいで材料待ちとなる場合もあるか。2024年8月安値を下抜けるなら、c地点の16,429付近が次の下落目処と見込む」と書きました。
c地点16,429は下回りましたが、16,324と近い地点で安値は止まりました。4月9日も安値を試しましたが16,605で止まって安値に到達しませんでした。そこからの大上昇となっています。
4月9日の大陽線は下降トレンドライン(白)の手前で失速しました。まだベアリッシュな相場環境が続いている一つの証拠かもしれません。
4月9日は1日の上昇としては上がりすぎだったため、4月10日は行き過ぎた上昇の調整程度にさがりました。しかし4月10日の安値はフィボナッチ38.2%で止まって、4月11日もフィボナッチ38.2%の手前で止まって反発上昇しています。4月10日以降はレンジ内の限定した動きと見られます。
c地点で反騰していることからチャートとしては大きな下落は一巡したと見たいところです。報復関税の掛け合いも出尽くしとなって、これから交渉進展に向けて調整していくでしょうから、今のところはこれ以上の大きな下落とはならないのではないかと推察します。
ただし、米中関税がキーで今後の協議にかかっています。中国はこれ以上相手しないと米国を突き放していて、また交渉においては中国が優勢と見られます。トランプの出方次第ではあるので、上にも下にも動くリスクは残っています。
さて、上に向かうには下降トレンドライン(白)を上抜けてその位置を継続できることが重要です。月曜日に高値寄りしても利益確定売りで押し下げられる可能性もあるので注視したいポイントです。
今週末の引け値はb地点からのアンカーVWAPとほぼ同じニュートラルな位置で、上下どちらに動くもありえます。トランプ大統領が半導体の関税について説明すると発表してることから、その内容によっても高値寄りした後どうなるか変わりそうです。
安値は4月10日~11日でサポートされていたフィボナッチ38.2%の上をキープしてる間は特に下落というほどではありません。フィボナッチ38.2%を明確に下回ってから下落の動きになっていく可能性は残ります。
次週のシナリオ
①上昇する場合
下降トレンドライン(白)を上抜けたまま維持できるなら、次は水色のライン(2月19日から引いたアンカーVWAP)とフィボナッチ78.6%のあたりが最初の関門となる想定です。利益確定売りで失速しないか確認です。
次は200日出来高加重移動平均線が今のところのレジスタンスラインで、テストラインとなります。ここはb地点で跳ね返された過去があるので同様に跳ね返されるか見たいところです。
②下落する場合
フィボナッチ38.2%を下抜けて下落するときは、2024年8月安値17251から16946あたりで値止まりするか確認ポイントです。
ナスダック100先物、急落でベアマーケット入り今週の振り返り
今週は高値・安値切り下げで長大陰線の急落でした。最高値から22%以上の下落となり、ベアマーケット入りしました。
先週末時点では「19,111を下抜けて推移した場合は、次は18,000~18,315で止まるかを確認する場面となるか」と書きました。4月4日(金)の長大陰線の滑落により18,000を下抜けて17,275まで落ちました。私が見ている特殊設定ボリンジャーバンドの-3σを下抜る勢いでした。
2,024年8月安値17,251.4に接近しました。3月26日の高値から、2月18日から3月11日安値までとほぼ同じ下落幅で下げた形です。ただまだ下げるとするなら、a地点から同じ下落幅でc地点16,429まで下落も可能性が残ります。c地点は2022年1月頭の下落直前の水準です。また、2023年10月安値から最高値まで引いたフィボナッチの50%戻しに相当します。
スピードの速い急落でベアマーケット入りしてることを考えると、ごく短期的にはリバウンドの可能性もあるが今のところは限定的だろう。このタイミングは非常に難しい局面ですね。
週明けからトランプ大統領や各国首脳が関税についてどんなサプライズを出してくるかに掛かっているため、警戒が解かれる状況ではない。リバウンドするにしても上昇継続するにはポジティブ・サプライズが必要におもいます。
次週のシナリオ
①上昇する場合
リバウンドするなら、フィボナッチ23.6%が初手の目指すところ。
反発上昇を続けられるならフィボナッチ38.2%~50%が今のところの目処。このゾーンのどこかで戻り売りが始まることも想定した方が良さそう。強い反発があれば最大でフィボナッチ61.8%やa地点が反落ポイントだが、相応のポジティブ材料がないとここまで上がるのも時間を要するので、難易度は高そうだ。
②下落する場合
2024年8月安値の前後で耐えるなら、リバウンドせずとも横ばいで材料待ちとなる場合もあるか。2024年8月安値を下抜けるなら、c地点の16,429付近が次の下落目処と見込む。
ナスダックは前の安値を割れる?ナスダックは前の安値17242ポイントを
まだ ギリギリ割れていません が、
週明けに割れるかどうかが重要です。
割れたと仮定しましょう。
エクスパンションのルールでは売り場が次の通り(青の場合)。
18480
19561
そうしたら15000まで下落します。
次に、上昇のライン(緑)で考えてみます。
17449を割れて週が終わりました(雇用統計終わり)。
下のラインは15867。
つまり、17449ポイントを明確に週足や月足で越えないと
15867に行くという事です。
理屈上はそうなのですが(笑)
私は、2021年の高値がある16771ポイントへの下落が
今回のターゲットだと考えています。
これは赤のエクスパンションで表せます。
戻り売りポイントは18306または19195、最大19912。
上昇を開始したらこれらの値位置まで買って、戻り売れます。
2022年の上昇開始からの5割戻しは16330.3であるため、
赤色のエクスパンション
16640に付いても問題無く上昇出来ます。
つまり、16771 16640 16330の内、
16640で反発すれば高値は越える。
16330も付けたら、その後は持ち合いの可能性が高いです。
ただし現状の問題点は最終下落地点ではなく、
前の安値17242(青)を割れるかどうかです。
割れた後、
16640へ先に行くのか
18300か18480へ戻り売られに上昇するのか
以上3点を考えてみて下さい。
スリースタータードットジェーピー 大野
ナスダック100先物、200日出来高加重移動平均線で跳ね返され戻り売り今週の振り返り
今週は高値切り上げ・安値切り下げとボラティリティ拡大で戻り売りの週でした。
先週末時点では上昇する場合、「20,000を上抜けて上昇できるなら、フィボナッチ38.2%と200日出来高加重移動平均線のある黄色のボックスゾーン(下)が次の目標地点です。200日出来高加重移動平均線がレジスタンスラインとなるか上回れるかは要確認。200日出来高加重移動平均線で戻り売りとなりやすい可能性あるので注視」と書きました。
200日出来高加重移動平均線まで上昇したが、そこから戻り売りとなり大きな下落につながりました。見通し通りの動きとなりました。3月26日(水)にVWAPを下抜けたところが売りサインでした。
先週末時点で下落する場合は「19,400を下抜ける場合は19,111でサポートできるか再テストするでしょう」と書きました。週末の引け値は19,190と安値19,111に迫るほどの下落でしたが、わずかに届きませんでした。
急落後の弱い反発と再下落のパターンが見られ、弱気相場の典型的な値動きとなっています。3月28日(金)のローソク足は下ヒゲがなく強い売りが示されています。まだ下げ止まったと言える状況ではありません。19,111でサポートされるのかもう一度テストしに行く勢いでしょう。
19,111で止まれないと、より厳しい下落が待ち受けているチャート形状です。止まらず再下落が継続すると、2月中旬~3月11日までの下落と同水準の下落となる可能性のあるチャートパターンです。そこまで下げるかは現時点ではわかりませんが、19,111からもう一段下がってしまう可能性を秘めています。
次週は相互関税、雇用関連の発表に注目が集まります。また4月月初の買い戻しやポジション決済が発生しやすいタイミングです。ボラティリティが拡大しやすい局面なので、リアクションをよく見て考えていきましょう。
次週のシナリオ
①上昇する場合
リバウンドするなら、まずはVWAPとフィボナッチ23.6%を上回ることが必要で確認したいです。
ポジティブサプライズがあってフィボナッチ23.6%を越えていく場合は、もう一度200日出来高加重移動平均線にトライでしょう。戻り売りには注意。
②下落する場合
まずは安値19,111付近でのサポートテストがあるかどうか。
19,111を下抜けて推移した場合は、次は18,000~18,315で止まるかを確認する場面となるか。
NASDAQ 2025 4月の分析★値動きを当てるのではなくサイクルを重視しています
★3/29 コメント
●4月から6月までの動き
①上目線 4月・5月・6月までに最高値を更新すること 6月・7月売り場探し
②下目線 4月・5月・6月までに最高値を更新できないとき 売り場無し
●3月24日後
①20700ポイントを抜ければ、上昇トレンドに戻る可能性が高い
②日足MA200を抜けれない場合 日足ダブルボトム待ちとなる
③更に今年の安値更新すると、2週間調整に入る
●3月まで機関:個人投資家のリバランスは続く、株価が不安定なのは、正常
★雲のネジレ:為替含む,前後で動きあり
①NASDAQ:4/13
★F&G Index 22↓ 2月27日19 3月4日17 3月10日14
調整レベル 40以下/上昇トレンドの押し目買い:調整 20以下/買い場を考える場所です
★PUT&CALL比率 0.79↑ 3月5日8.3 3月13日8.3
0.9以上が買い場を考える場所 / 0.62以下は売りを考える場所
★4月のイベント
JP.SQ11 第2金曜日 US.SQ18 第3金曜日
FOMC無し / 失業率3 / ISM製01:非03 / CPI10 / PCE30
アメリカは、サービス業が多いためISM非製造業が重要です
今年の予想です A強気 B普通 C弱気
★重要なサポートライン1.98万ポイントを割ると下降トレンドです
●週足 左:USD 右:JPY
週足:USD PIVOT✖ ichimoku○ MACD✖ RSI✖ 下降トレンド
●日足 39年間の平均騰落率 左:USD 右:JPY
週末に記録 F&G Index 赤色25以下 / PUT&CALL比率 青色0.9以上 緑0.62以下
●セクター 左:週足,VIX 右:2週間足,NDQ
セクター 週足:1.Gold 2.BTC 3.DJI 2週間足:1.Gold 2.BTC 3.SPX
VIXから見たNASDAQ:日足✖ 週足✖ 月足○(31.23より下は上目線・上は下目線)
NDQ:日足✖ 週足✖ 月足○
●Bull&Bear 左:週足 右:2週間足
ナスダック100先物、短期反発を試すが20,000手前で跳ね返し今週の振り返り
今週は高値切り下げ・安値切り上げとレンジ内での横ばい推移となりました。フィボナッチ23.6%を境界線にして上下しましたが、週末の引け値ではフィボナッチ23.6%を下回って着地。
安値が19,400で止まって下値は限定されて、上値を試すがフィボナッチ23.6%の上で20,000を手前に何度か失速する値動きでした。いずれも先週のベースからは少し上で推移してており、水色のボックスゾーンから上放れの準備をしているようにも見えなくない。
トランプ砲でネガティブなものが出ず、ポジティブな材料があれば20,000の壁を抜けて一段上に上昇できる可能性はあるでしょう。とは言え、19,111の直近安値もまだ距離は近く、リバウンドが決定的ではないところが今は様子見な価格帯です。
下段のCCIは底打ちして徐々に伸ばしてきているところですが、中間を超えると上昇へ向かう機運がこの指標では出てきます。
メジャーSQは落ち着いて通過しましたが、月末かつQ末のリバランスでボラティリティ高く上下動く可能性は残っているので安心はできないかもしれませんね。とくに20,000を越えられずフィボナッチ23.6%を下回ってしまうときは注意。
フィボナッチ23.6%越えからの20,000越えは今週3回トライしてるので、次のトライがある場合にはそろそろ答えがでるタイミングになりそうです。
次週のシナリオ
①上昇する場合
20,000を上抜けて上昇できるなら、フィボナッチ38.2%と200日出来高加重移動平均線のある黄色のボックスゾーン(下)が次の目標地点です。200日出来高加重移動平均線がレジスタンスラインとなるか上回れるかは要確認。200日出来高加重移動平均線で戻り売りとなりやすい可能性あるので注視。
中期的にはまだ弱いので無理に上昇トレンドに賭ける場面ではないでしょう。短い期間での勢いがあればリバウンドを取ることが目先の動きだろうか。
リバウンド上昇の勢いがある場合でも、短期的にはフィボナッチ50%が目標地点かな。そこまで上がるにはやや時間が必要かもしれない。
②下落する場合
19,400を下抜ける場合は19,111でサポートできるか再テストするでしょう。
ナスダック100先物、フィボナッチ61.8%サポートをテスト今週の振り返り
今週は高値・安値切り下げで下落4週目でした。8月5日安値から2月19日高値までの上昇で引いたフィボナッチ(左側)の61.8%付近をサポートに下落は止まりました。
先週末時点では「もう一度3月7日(金)の安値付近で値止まりするかを試す場面がありそうです。止まれないと19,400~19,500付近が次の狙い目かな。」と書きましたが、その一段下まで下がりました。トランプ砲の強さと市場の不透明感への嫌気がにじみ出る相場ですね。
3月11日(火)の安値から3月13日(木)安値、3月14日(金)安値は少しずつ切り上げている状況です。そして3月14日(金)の反発で7日出来高加重移動平均線まで上がりました。今は水色のボックスゾーンを形成中でリバウンドの兆しが見えてきたタイミングですが、まだ3月12日(水)の高値を上抜けしていない、かつ、出来高も下落タイミングのときより薄く現時点では弱い反発です。
現時点だけで見れば、水色のボックスゾーンの安値を再度テストする可能性も、水色のボックスゾーンを上抜けて反発上昇する可能性もどちらもあります。
2月から現在までの大幅下落時には取引量が顕著に増加しており、強い売り圧力がありました。直近の反発では比較的小さな出来高となっているため、現段階での回復はまだ力強さに欠けるものの、徐々に買い圧力が高まっている兆し程度です。フィボナッチ(右側)23.6%を上回っていければ、もう一段上に上昇できる機運がでてきます。
次週はFOMCがあり金利据え置き予想で無風の見込みですが、パウエルの発言で指数は動く可能性があるためノーガードとはできないでしょう。また市場はトランプ砲に少しずつ耐性を持ち始めてるかもしれませんが、どんなネタでトランプ砲が撃たれるかわかりません。ガードを固めながらギクシャクした相場に向かっていかなければならないでしょう。
次週のシナリオ
①上昇する場合
フィボナッチ(右)23.6%を上抜けていくなら、フィボナッチ(右)38.2%と200日出来高加重移動平均線のある黄色のボックスゾーン(下)が次の目標地点です。200日出来高加重移動平均線がレジスタンスラインとなるか上回れるかは見たほうが良いだろう。200日出来高加重移動平均線で戻り売りとなるなら、再度19,111付近をテストしに行く可能性もある。
②下落する場合
19,111でサポートできるか再テストするでしょう。
19,111を下抜けてしまうと、18,315前後まで下がる可能性あります。
ナスダック100先物、反発上昇できるか?今週の振り返り
今週も高値・安値切り下げで下落3週目となりました。3月3日(月)にVWAPを上回り、反転するかと思いましたが、あえなく再び売り圧力が高まり強い下落となり週末まで下げましたね。
S&P500と同様、ボリンジャーバンド(特殊設定・チャート外)を見ると安値は毎日-2σかそれ以上下まで下げています。標準偏差でみても下限ラインを超える下落となり、それだけ強い下落が3週続いたと見て取れます。
3月5日(水)の反発から3月6日(木)に戻り売りが起きローソク足の実体で200日出来高加重移動平均線を下抜けてしまい、弱気な動きを示しました。出来高が多い価格帯である黄色のボックスゾーンも下抜けていて、サポートになりませんでした。
3月7日(金)の雇用統計後の売りで下げを極めましたが、パウエルの講演後に反転しこの日はわずかに上昇のローソク足を形成しました。一時的には平行チャネルの下限ラインを割ったのがテクニカル的には買いタイミングになったとおもいます。長い下ヒゲで安値では買いが入り反発の兆しを示しています。
2024年8月の急落のときは200日出来高加重移動平均線を数日下回ることがありましたが、その後反発して上昇を続けました。今回も同じように動くかは定かではありませんが、現状は関税政策やトランプの政策が不透明感が強く、市場は強気に戻れていません。上記の通り標準偏差での下限まで到達するほど下げたので、短期的には反発上昇の可能性はあります。
上昇を続けるにはポジティブな材料が出てきてほしいところです。現状の環境下のままでは上がっても売りとなる可能性もあり、ギクシャクした相場が続きやすいのではとおもいます。力強い上昇を続けてフィボナッチ50%以上に戻せるなら、期待しやすい環境に変わっていけるのでしょう。
今月は四半期のメジャーSQがあり、メジャーSQ近くの日は荒れやすくなるので、今は警戒をとけない状況でしょう。次週、一定下げはしたので反発継続を試す機運はチャート上はあるが、短期的には再下落の可能性に注意しながらトレードしていくことになりそうですね。
次週のシナリオ
①上昇する場合
上昇継続できるなら、まずは200日出来高加重移動平均線を上回り、フィボナッチ38.2%超えが足元のターゲット。フィボナッチ38.2%付近でまた戻り売りが起きやすい可能性もあるので確認ポイント。
もう少し先を目指せるならフィボナッチ50%が次のターゲットか。
②下落する場合
もう一度3月7日(金)の安値付近で値止まりするかを試す場面がありそうです。止まれないと19,400~19,500付近が次の狙い目かな。