SMA200を下抜けるナスダック100先物先週の振り返り
月曜日にフィボナッチ78.6%を上回ったところで天井となって下落をはじめました。
チャートの波としては100%まで戻すのはやはり辛かった模様。
前半はパウエル議長の「利上げペースを加速させる用意がある」発言によって下落。
木金はSVB経営破綻の問題でEMA200を割ってSMA200少し下まで下落。
先週は、ナスダック100のEPSが下がっていることも影響しただろうか。
今週は、週末にSVB救済や財務省・FRB・FDICの共同声明が出ている。
SVB問題でこれ以上の利上げが無理だろうと予想する動きから、10年利回りが3.4%台まで低下している。
今週月曜は先物が一度はリバウンドしたものの、欧州時間には金利低下・指数先物下落でリスクオフの様相。
さてこれから米国時間となるが、どう反応するか。これからのファンダに大きく影響を受けて値動きするだろうから難しいでしょう。
CPI・PPIの仕上がりも利上げ予想に影響しやすい可能性も十分ありますよね。
今週のシナリオ
①リバウンドする場合
好材料が出てリバウンドするなら、12/13高値の上に戻れるかみたいところ。
直下にあるEMA200を再び上抜けするかテストだろうか。
②悪材料や懸念で下げる場合
リスクオフが続くなら、フィボナッチ23.6%から6/16安値付近まで下げる可能性がある。
ここでサポートされ耐えれるかがテスト。
21:55時点の先物は下目線で値動きしているが、米国市場がどのように捉えるか問われる週になりそうですね。
ボラを狙う短期トレーダーでなければ今週動くのは慎重になるタイミングでしょうか。