ナス100先物、18,000に接近今週の振り返り
先週木曜日のリバウンドから今週は上昇の強さをキープした週でした。
7日出来高移動平均線を上回る推移で、上昇の勢いが衰えることがなかった。
テーマ継続で半導体やM7の好調さがナス100の上昇を支える
株価は先週まで示していた上昇目安の17,839を上回り、節目の18,000に接近した。
17,839はN字波動の下落(23年7月~10月)の2倍にあたる価格でいい水準に上がってきている。
この勢いが続くなら、もう一段上へじり高を見たいところ。
チャートでは点線の平行チャネルを下抜け無い限りは上昇トレンドは続いたままと捉えられそうだ。
この上昇トレンドは21日出来高移動平均線を下抜けることはほぼなく、サポートラインのように動いている。平行チャネルと21日出来高移動平均線を見ていれば今のところは問題なさそう。
前回下落でも1月31日にレジスタンスライン(オレンジ色)をやや下回ったがサポートラインとして機能したと見れば、平行チャネルを下回ってレジスタンスラインを下抜けるまでは様子見だろう。
次週のシナリオ
①上昇する場合
まずは18,000の節目を上抜けしていくかを見届けたい。
18,000を抜けて上がるなら、18,500を目指せるか強さを見ていきたいですね
フィボナッチで見ると、2021年11月高値から2022年10月までの下落幅から127%上昇が18,495である。かつ節目である18,500が相まって次の目安としたい場所。
②下落する場合
点線の平行チャネルを下抜けると押し目探しのはじまり。早めに見るなら7日出来高移動平均線を下抜けてからが短期的には下落のスタート地点。
まずはレジスタンスラインだったオレンジ色の線が今回もサポートになるかが確認ポイント。
次は2021年11月高値16,770から16,900前後の出来高が多めなゾーンでサポートされるか見たい。