2/21トレードレポート〈昨日の振り返り〉
為替市場は豪ドルが独歩高となり、それ以外の通貨は横ばいでした。豪ドルの独歩高はおそらく売りポジションの巻き戻しかと思われます。
米国株式市場と米国債券市場は小幅な下落となっております。米国が祝日で休場となったので値動きはありませんでした
〈ファンダメンタルズ〉
ECBメンバーのレーンフィンランド中銀総裁が夏の間にターミナルレートに到達するだろうと発言しました。発言が出た直後はユーロは動いてないのですが、次のロンドンタイムで値動きが出るかもしれないです
〈今日の重要な経済指標〉
今日は多くの国でPMIが発表されます。17:15からフランスPMI・17:30からドイツPMI・18:00からユーロPMI・23:45からアメリカPMIが発表されます。PMIも景気を測る経済指標として注目されており、ボラティリティも生まれるので注目です。
〈テクニカル分析〉
ドル円が週足で三尊を形成しております。ネックラインは137円付近かと思います。ファンダメンタルズの観点では日銀がYCC撤廃や金融正常化の動きを見せればドル円は下方向に一気に走ると思います。
〈今日のトレード戦略〉
ドル円が三尊という下落のテクニカルを見せております。必ず下落するとは断定はできないのですが、下落のテクニカルにファンダメンタルズの根拠が合わさればドル円が下方向に一気に走る可能性は高いです。ファンダメンタルズとしてドル円が下落するかもしれない要因として、2/24に植田次期日銀総裁の所信表明が予定しております。この日が植田氏が次期日銀総裁としての初めての発言となっており、そこでYCC撤廃や金融正常化の発言が飛び出せば、ドル円は三尊と合わさって一気に下落するかもしれないです。
ですが今回のドル円のようにテクニカルが下落を示したとしても絶対に下落するとは限らず、ドル円は上昇するかもしれません。その時に三尊のネックラインである137円付近を上抜けできるか注目したいです。