トルコリラ円TRY/JPYを考える【エルドアン大統領の政敵拘束】
エルドアン大統領の対立候補であるイマモール・イスタンブール市長が汚職やテロ組織への資金提供などの容疑で拘束されました。
この政治的な動きが市場に不安を与え、トルコリラの急落を招いたと考えられています。
市場では、最近の投資家寄り経済政策が逆行するとの懸念が台頭し、トルコリラの投げ売り状態が継続しております。
【トルコリラを取り巻く状況】
トルコ経済は、高いインフレ率や経常赤字など、構造的な問題を抱えています。
これらの要因も、トルコリラの下落圧力として作用しています。
今後も上に回復する材料は見当たらず、スワップ目的などでも考えたほうが良い・・・・。