ナスダック100先物、一時18,000超え今週の振り返り
週明けはFOMC議事要旨とNVDA決算を控えて利益確定売りが進行。
点線の平行チャネルは下抜けて、オレンジ色のトレンドラインまで下落したが、水曜日のアフターでNVDA好決算を受けて反発。
トレンドラインが今回もサポートとなった。
サポートされた後の木曜日からは強い勢いで金曜日まで上げ続けた。
この勢いで金曜日は2月12日高値を一時上回る高値をつけ、新高値を更新した。
しかし、金曜日に新高値を更新した後、月末リバランスで株式から債券買いとなる観測から利益確定売りが再び進行した。
この動きは引けまで続き、高値圏で上ヒゲ陰線となった。
18,000をなかなかローソク足実体で超えられずにいる。
サポートラインのオレンジ線を下抜けて行かない限りはレンジ推移だが、次週も月末リバランスが株売り債券買いの流れが続くかどうかが焦点となる。
次週のシナリオ
①上昇する場合
まずはローソク足実体で18,000を上抜けるところからスタート。
左側のフィボナッチ227% 18,354から18,400あたりが最初の目安となりそうか。
②下落する場合
トレンドライン(オレンジ線)を下抜けると下落トレンドに転換する可能性がある。
手前では21日出来高移動平均線を下抜けるかどうかがポイント。
オレンジ線を下抜けた場合は、まずは1月31日安値の17,129が値止まり確認ポイント。
17,129で止まらない場合は黄色のボックスゾーンが高値圏ではやや出来高が多い価格帯なので、ここで値止まりするか確認したい。