ナスダック100先物、最高値から9.8%の下落今週の振り返り
先週末には「次週はこの19,476のライン(黄色の水平線)を割り込むのか、反発できるのかが最初に見るポイント」と書いていた。
結果としては19,476を割り込み値幅調整が続いた。
下抜けした7月24日(水)は強い値動きでした。翌日の(木)も出来高を伴って下落継続した。
この7月25日(木)は上昇トレンドラインにピッタリ接するまで下落して、そこが今週の安値でストップした。7月11日(木)の高値から9.8%の下落でした。
このトレンドラインをサポートに反発し、7月26日(金)は上昇したが、木曜日の高値には届かず上ヒゲをつけて中途半端な状況。
木曜日の高値を上抜けできなかった金曜日は反発が弱いと見る向きもある。
一定の値幅調整はできたので、短期的には反発が続いてほしいところ。
次週、反発を続けられるなら、まずは右下に下がる上値のトレンドライン(白)の前後まで上昇を続けていくだろう。
反発弱く再度、下落に転じる場合は7月25日(木)の安値を下抜けかどうかで向きが変わる。
次週のシナリオ
①上昇する場合
上昇は上値のトレンドライン(白)前後が最初の関門。次が黄色の水平線。このあたりで反落が起きやすいと見る。
黄色の水平線を上回ることができた場合は、21日出来高加重移動平均線の前後となる。
ただし黄色の水平線の上は上値が重くなりやすいので注意。
②下落する場合
反発が続けられず下落する場合は、まずは右上に上がる上昇トレンドラインがサポートになるかお試し。
次は7月25日の安値が分岐点となる。
7月25日の安値を下抜ける場合は、フィボナッチ61.8%ラインが最初の目安となる。
勢いづくと18,000近くがターゲットとなる可能性を秘めている。
このあたりが出来高が多い価格帯なので値止まりしやすくなってくるだろう。