ナスダック100先物、トレンドラインに沿って反発今週の振り返り
今週は高値切り下げ・安値は若干の切り下げでしたが、安値からの反発で短期フィボナッチ(白)の38.2%の上まで回復しました。
11月19日(火)に安値をつけたが、前週11月15日(金)の安値と変わらずフィボナッチ(カラー)の23.6%の上で止まっており堅い。ローソク足実体でみても短期フィボナッチ(白)の61.8%からは下回っていない。
それ以降は安値切り上げを続けて週末まで推移しており底堅さが確認できる。右上に上がるトレンドライン(白)で支えられた値動きです。
先週末時点では上昇シナリオの場合、「反発するなら、7日出来高加重移動平均線の上に戻す値動きとなっていくでしょう。最高値の21,253を上回れるかはNVDA決算サプライズへのリアクション次第か。」と書きました。結果は11月21日(木)に7日出来高加重移動平均線の上を取り戻し11月22日(金)も続伸となっています。NVDA決算は通過したものの大きなサプライズとはならず21,253にはまだ距離があります。
日柄調整を終えイベント通過した今週は下値は今のところは底堅い推移で、上値には少し余裕がある状況。順当に上昇継続してフィボナッチ23.6%を超えることに期待か。トレンドライン(白)をローソク足実体で下抜ける場合は、少し弱気なガタつきとなるだろうか。
次週のシナリオ
①上昇する場合
フィボナッチ(白)23.6%を上抜けるなら11月11日の最高値に再トライする流れとなる。最高値付近は利益確定売りも増えやすいと思うが、最高値を更新する場合は21,400~21,500あたりが目安か。
②下落する場合
フィボナッチ23.6%の上にいる間は特に日々の値動きの範囲か。万が一、フィボナッチ(カラー)23.6%を下抜ける場合は、やや値幅調整の可能性がある。その場合でもまずは75日出来高加重移動平均線付近で値止まりするかサポートラインを確認したい。