ポンド年内利上げシナリオに警笛。今週23日、イギリス中央銀行BOE金融政策委員会のメンバーであるテンレイロ委員より、英ポンド利上げに関するハト派な意見が発表されました。
同氏によると、ポンド政策金利は現行の0.5%から利上げを行わなくともインフレは沈静化できるというもの。
またパンデミック以前にポンド政策金利の水準が0.75%であったことを考えると、ポンドに更なる利上げ余地は少ないのではないか、というものでした。
現在のイギリス金利市場を見ると、2022年末の短期金利は約1.75%あたりの水準で取引されており、今年残り25bp×5回の利上げを織り込んでいます。
このマーケット予測と今回のテンレイロ氏発言は大きく乖離するも
様々な満期の債券について金利をグラフ化したものです。
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よくあるご質問
現在の利回りは4.117% — 過去1週間で−3.72%減少しています。
GB01MYの現在の利回りは4.117%ですが、発行当時は11.690%だったので、−64.78%変化していることになります。 この1週間でGB01MYの利回りは−3.72%減少、 この1ヶ月では −8.06% 減少のパフォーマンスを示しており、 そして、この1年ではGB01MYの利回りが−22.38%下落しています。