EURUSD 今週の振り返り今週は、トレーダーにとってはやりにくい週になった。
12日朝に50%フィボまで価格が戻されたのを見て衝撃が走った。
何が起こったんだろう。
米国株が急落していた。調べてみると、英国金利が暴騰。これを抑える為にBOEは引き締めから緩和に移行。
9/28 英国債(ギルト債)利回り5%突入。GBP/USDも1.0350まで急落。
BOEの救済で英30年利回り13.62%まで反落。GBP/USDは1.1495まで急騰。
つまり、あなたの国債をBOEが買い取りますよ。である。
背景に英の年金基金は金利スワップなるものにレバレッジをかけていたらしい。昨今の金利上昇に耐えられない。
今週もドルの値動きは、イギリスの債券市場に大きく依存していて、英国の利回りが上がるとドルが売られる展開になった。
US10には、4%近い購入者。ロンドンでは、大量の売りが殺到。ロンドンセッションが終わる頃、利回りが低下しそれに伴ってドルが下落。
BOEは、毎日のギルト債買戻し操作で23億7540万を受け入れた。
BOEの救済がそのまま続くのか?と思ったのも束の間。12日早朝にベイリー氏は君たちに残されているのは3日だ。
と発言したことで市場パニックになった。えー、緩和するんじゃなかったの?なんだーちぇ!である。
米国株が大きく下げるということは、為替にとって重要である。
なぜか?通貨が動くからである。
そして、始まりはポンドであったとしてもそれは、ユーロにもフランにもおまけに豪にも影響すると思っている。
ということで、ポジションはすべて利確したのでまた一からである。
トレンドに乗るということは、途中様々なリスクに晒されることを実感する。
状況はこのまま落ち着くとは思えない。
上がりすぎた金利の問題が解決しないと。である。
CPIの発表後の行ってこいの戻りはなんて日だ!である。
でも、テクニカル的なEURUSDの価格の行動は、みなさんも予測できるところである。
共にがんばりましょう!