RBNZ声明(NZ中銀)が政策金利を2.5%まで引き上げるもNZドルは下落基調が続いている。 チャートからも弱気継続が伺える。 ・200SMAの下に位置している ・月足ボリンジャーバンド拡大 バンドウォーク中 ・2000年安値から2011~14年Wトップ までの値幅に対しての半値押し水準 でも下落は止まらなかった ・MACDもデッドクロス下方に放射
ユーロドルのパリティ(1ドル=1ユーロ)が視野に入ってきた。 月足チャートで見ると2008年リーマンショック前の高値からの長い下落トレンドを 2020年7月に上方ブレイク、トレンド転換を果たしたものの、 景気回復は米国に及ばず再び下落トレンド域へと下落してしまった。 5月2017円の安値とほぼ面合わせとなる安値を示現するものの ECBの7月利上げを織り込む形で反発、安値割れ回避できるかと思われたものの 再び下落基調を強めており、5月安値を割り込めばパリティ(赤の点線ライン) までの下落はそう遠くないうちに達成しそう。 ボリンジャーバンドは拡大、MACDも21年8月にデッドクロスしてから 下方に安定して広がっており下落トレンドの強さを示している。
3月11日、それまでのレンジ上限であった116.40円を超えて 4月20日129.40円まで13円もの上昇を続けたドル円相場。 これまでボリンジャーバンドの+1σをサポートにしてきたが 現在この+1σで支えられるかの正念場。 ボリンジャー中心線が右肩上りで上昇しつづけており RCI中長期線が二重天井である限りは上昇トレンド継続だが RCI短期線は下方向に走り始めた他、 MACDはデッドクロスしかかっているところを見ると 調整が大きくなりそうなムードではある。 調整目処はフィボナッチ・リトレースメント 23.6%押し 126.31円 38.2%押し 124.37円 50%押し 122.79円 GW直前29日には日銀金融政策決定会合、 5/4には米FOMC、5/6には東京都区部のCPI発表など 為替を動かす可能性のあるイ...
ロシアの軍事侵攻をきっかけとした急騰でつけた130.50ドルが当面の高値。 足元では方向感なく乱高下も、俯瞰してみれば巨大な三角フラッグが意識され始めている。 抜けた方に新たなトレンド発生か? ただし、フラッグ抜けでもひげとなって叩き返される値動きに注意。順張りは終値ベースでの水準超えを確認してから。ボラティリティが高いため高値づかみ、底値売利となるリスクに留意。
ドル円相場が121円台到達で大きく動いている印象だが リーマンショック前後の急騰急落と比較すると為替市場はまだここから。 エネルギー不足で注目される産油国カナダ。 カナダ円月足チャートは2007年のトップアウトから続いた下落トレンドの 上値抵抗ラインを昨年21年に上方ブレイクしており 14年に渡る下落トレンドの終焉を確認している。 今月22年3月の上昇で、リーマンショックの急騰急落の値幅の50%戻りの水準に 到達しそうな勢い。 この黄色のラインを超えればアベノミクス日銀バズーカ相場の高値 106.50円がターゲット。調整があれば押し目を狙いたいところ。
ロシア、ウクライナが2大生産大国である小麦。 有事リスクから2008年来の高値を更新するも 戦況を巡って先週末に長い上ヒゲを示現、手仕舞い売りが加速した。 1ブッシェル(約27キロ)当たり950セント近辺に強い抵抗ライン(青)が あるため、ここからの高値超えには相応の買い材料が必要だが テクニカル的にはまだまだ上昇トレンド継続と見る。 2008年、2012年の950セント示現時は急伸、急落のパターンで トレンドがキレイに形成されなかったが 今回は、ボリンジャーの1σ、中心線がきれいにサポートする形で 上昇トレンドを形成しながら示現した高値であり、 今後も1σ、中心線を割り込まない限りトレンドは継続とみる。 RCIの中長期線は高値張り付きの二重天井。 赤い短期線が下降に転じる仮定では調整を強いられるが 短期線が再び反発す...
カップウィズハンドルの定義に詳細合致してはいないが、20年8月の高値示現後の揉み合いはハンドルを形成しているかに見える。下値はきれいに支持線に沿って切り上がっていることが確認できる。 最初のターゲットは2011年9月の1923ドル、ここを超えて史上最高値であった20年8月高値2089ドルを超えれば新境地へ。 200SMAは上向き、RCI中長期線は二重天井で超長期では強気を継続しているものの、1年半に渡って調整を強いられている。MACDがデッドクロスして下降し続けているが、これがゴールデンクロスした時に、新たな上昇トレンドを見ることができるだろう。
コロナショックで2020/3/23に6631Pまで下落したナスダック総合指数。 21/11/22のオミクロンショック前の高値16212Pまでは 200日移動平均線に1度たりとも接触することはありませんでした。 22年1/10に一度200日移動平均線を割り込むも、反発してサポートされるかと 思われましたが、1/18には終値で明確に割り込んでしまいました。 コロナ禍上昇相場で初めての200SMA割れとなります。 乱高下はあるかと思いますが、調整局面入りと仮定するなら フィボナッチリトレースメントから計算し 23.6%下落なら 13950Pまで 38.2%下落なら 12552Pまで 半値押し、50%となると11421Pまで下落する可能性があります。
日経平均は三角持ち合いの下値支持線で反発も昨年の高値安値変動幅の50%水準から下の水準にいる時間が長く200日移動平均線は下向き。 買い材料はあまり多くありません。
ジャスダック総合は21年9月の高値から下落トレンド入りしたようです。 11月下旬のオミクロンショック重要な下値サポートラインを割り込み 下落トレンド入りが確定。 日経平均とTOPIXはかろうじて下値サポートラインに支えられています。 ジャスダック総合が先行していた、ということにならなければいいですが、、、。 マザーズ指数は2020年10月にトップアウトし1年以上の下落トレンドが続いており (日経・TOPIX)VS(JASDAQ・マザーズ)の指数間ダイバージェンスの状況となっています。
21年の日経平均は3840.97円幅で動いています。 9/14 最高値 30795.78円 8/20 最安値 26954.81円 高値から安値を引くと3840.97円。 現在、ちょうどこの50%の値位置まで上昇してきました。 今年の相場の強気ゾーンと弱気ゾーンを2分割すれば ちょうど中立の位置にあるということですが この位置には200日移動平均線が走っている他、 ボリンジャーバンドの中心線も位置しており、 ここが一旦の抵抗線となる可能性があります。 ここを抜ければ今年の高値である3万円台が視野に入りますが ボリンジャーのミドルバンドも200SMAもやや下向きなのが気になります。
8月ボトムから下値を切り上げてきたマザーズ指数、 11/29(月)の陰線で下値支持線んを下抜けてしまいました。 今回の上昇トレンドを阻んだのは 20年10月の高値から高値を結んだレジスタンスライン。 上抜けに失敗して下降チャネルに回帰しています。 MACDもデッドクロス。 デッドクロスする度にそこそこ大きめの調整を強いられて来ましたので 今回も下降チャネルの中心線~下限までの下落に備え リスクポジションは極力小さくしておくことが肝要です。
80ドル台が上値重く高値持ち合いが続いていた原油。 8月起点の上昇トレンドに対しフィボナッチ・リトレースメントで 38.2%調整レベルで下げ止まっています。 この水準には一目均衡表の雲が位置しており、 ここで弾き返されれば押し目完了となりそうですが、、、 下げ止まらなかった場合、半値押し水準(50%下落)である 73.50ドルが次の支えとなります。 このレベルにはちょうど雲の下限が位置しており 200SMAは上向きであることから上昇トレンドの中の 押し目を模索する相場と見ています。
ゴールドには金利がつかない、とされています。 厳密にいえばリースレートがありますので 金利がつかないというのは間違いなのですが、 ゴールドリースレートは高くないため、ほとんど無視されています。 というわけで市場金利が大きく上昇する局面では 金利のある資産へと資金が流れ込む傾向が強まるため、 ゴールドにとってはネガティブとなります。 米長期債利回りとゴールドは逆相関。 過去、金利が上昇する局面ではゴールドは下落を強いられてきました。 しかし、足下では金利が上昇しているのにゴールドも上昇しています。 ゴールドはインフレ局面でパフォーマンスが上がる特徴も 持ち合わせており、市場はインフレを警戒し始めたと考えれば ゴールドの下値が固いことも合点がいきますね。 つまり、コロナ禍による超金融緩和、積極財政によって 通貨の価値が...
2011年から2014年までのおよそ3年間 80~110ドル台の高値圏レンジで推移していたWTI原油。 リマンショック前の2007年7月を高値とした長期下落トレンドは 今年21年4月にレジスタンスを上抜けしたことで終了しており さらには200ヶ月移動平均線を9月にしっかりと終値ベースで上抜け。 上昇トレンド入りは確定していますが 短期上昇メドは2010年5月の戻り高値87ドル台。 ここを抜ければバンク・オブ・アメリカが予想する WTI100ドル台到達も視野に入ります。
21年、年明けから動き出したドル円相場、 今年の高値は7月につけた111.65円。 米長期金利に動意がなかったことから ドル円相場もおよそ半年のレンジ相場となっていましたが 9月FOMC後から米長期金利が急上昇。 これにつれてドル円相場もレンジを上抜けそうです。 2015年高値125.85円からのレジスタンスは今年3月に抜けており 月足ボリンジャーバンドの1σがろうそく足実体のサポートとして機能。 バンドは拡大に入っています。 10年の移動平均線となる120SMAは上向きであるほか、 MACDも2月にはゴールデンクロスとなっており スケールの大きな上昇トレンドの踊り場局面もいよいよ終焉となりそうです。 目下ターゲットは2017年の戻り高値118.70円レベル。 このあたりで再び調整or揉み合いとなることを想定しつつも ...
米国上場の鉄道、トラック、物流、航空などの輸送関連 20 銘柄の単純平均で 算出されるダウ輸送株。交易、物流など景気が良好であるなら上昇する銘柄を組み入れているため、景気拡大時には他の指数よりも先行して上昇、景気後退時には先行して下落する特徴がある景気敏感指数。 米国の主要株価指数ダウ平均、S&P500、ナスダック総合指数などが上昇を続ける中、ダウ輸送株は5月にピークアウトしすでに下落トレンドに入っています。 このところはMACDのデットクロスに素直に指数の転換ポイントを見出すことが出来ます。 週明けの下落で200SMAを割り込んでおり、このレベルを早期に回復できなければ下落トレンドの長期化を意味します。
マザーズ指数は200日移動平均線に上昇を阻まれた格好。 2000年10月からの下落チャネルの中にあり、まだトレンドは転換していません。 ただ、短期的にはボリンジャーバンドのミドルラインが上向きとなっており 今回の調整が+1σ~ミドルラインまでの下落にとどまり反発できれば 再度200SMA超えをテストすると思われ、ここが抜けてくれば 昨年10月からの上値レジスタンス超えをテストする流れとなります。 レジスタンス超えとなれば1年近い下落トレンドに終止符が打たれます。 RCIは中期線、長期線も上向きとなってきており 長期トレンドの好転の可能性も十分にある地合いです。