2018年からの日経平均のチャートによく出現するパターン。 株価の反転下落の強力なサイン。 ギャップUP(窓開け上昇)した相場が、その後ギャップDOWN(窓開け下落)することで、ろうそく足が離れ小島のように高値圏に取り残される形。 2018年1月 2018年10月 2019年5月 いずれもアイランドリバーサルトップのサインが出てから比較的大きな下落に見舞われています。 底値圏で出ればアイランドリバーサルボトム、株価の反転上昇のサインとなります。2019年6月はこれが出てから上昇に転じました。
株高、金利上昇圧力にもめげずに高値圏でもみ合っていたゴールド。 今年4月からの上昇に対して、きれいにフィボナッチリトレースメントの38.2%の調整で反発基調にあります。 これで調整終了となり、9月からの下落相場のレジスタンスを超えることが出来れば、新たな上昇相場スタートです。 その時、株はどうなるでしょうか。
9月から緩やかに下値を切り上げてきた銅価格がテクニカル的な節目に到達しています。 2018年6月の高値からの上値を抑えるレジスタンスラインに到達。同レベルには200日移動平均線が走っており、強烈な抵抗となる節目。ここを突破できればと強い上昇トレンド発生とみることも。 FRBによる隠れQEによる過剰流動性相場が米国株価を押し上げているという見方もありますが、この株価上昇が実体を伴っていないとする向きが指摘していたのが銅価格の低迷でした。 銅価格も本格上昇となれば、世界景気の減速懸念が後退し、株価にもプラスに働くと思われます。 ※「Dr.Copper」という異名を持つ銅。 「炭鉱のカナリア」とも呼ばれ銅価格動向が景気の先行指標となるとして注目する投資家も多い。
日足では直近のレンジを上方ブレイクしたポンドドル。 12月12日の総選挙でボリス・ジョンソン首相率いる保守党が勝利を収めるだろうという民間調査結果が後押し。 ジョンソン首相勝利なら20年1月末のブレグジットが成立する可能性が高く、「暴威なき離脱」リスクが後退することからポンドの買戻しが続いています。 月足チャートを確認すると、2019年9月の安値が2016年の安値とほぼ面合わせ。Wボトムをつけてからの反転で、強い底入れを示唆。 ブレグジット国民投票後のポンドの急落をフィボナッチリトレースメントで上値ターゲットを探ると0.382戻しの1.39ドルレベル~50%戻しの1.45ドルレベルまでが期待できます。
一目均衡表の雲が支えとなるでしょうか。 カナダ円の日足チャート、 綺麗な上昇トレンドチャンネルのサポートで反発。 押し目買いの好機?! 12月4日が金融政策会合。 一部に利下げ期待の声もありますが、 22日金曜ポロズ総裁は 「金融政策の状況は適切と考える」と発言し利下げ期待はやや後退。 10月の会合では金利が据え置かれ、その際今年の成長率が引き上げられています。 今週29日金曜に7-9月期のGDPが発表されますが 結果が良ければカナダ買いに拍車がかかる可能性も。 なんといってもカナダの政策金利は米国と並んで...
ポンド円、トレンドが下落から上昇へと転換していますが、その目安となるのがRCI 下段の3本のラインがRCI 黄色が長期線 緑が中期線 赤が短期戦 8月中旬から緑の中期線が下方に張り付いた状態から上昇を開始。9月にはいると黄色の長期線が上昇を開始します。これで、大局のトレンドの変化を読む。 中長期線が上昇を続ける過程では戻り売りではなくて、押し目買いです。 現在、中期線、長期戦が上方に張り付き始めました。 これは上昇トレンドが続くというサイン。 トレードする際には、赤の短期戦の転換を見ます。 中長期線が下方に張り付いている時は、短期戦が上昇するときが戻り局面。これが再び下降するところを狙ってショートします。(黄色の下向きの矢印) 上昇トレンドの場合は、短期戦が下に下がっている時が調整の下落局面、短期戦が再び上昇に転換...
サウジアラムコのIPOで話題のサウジアラビア。 米主要株価インデックスが揃って史上最高値を更新するなか サウジアラビアの株価指数タダウル全株指数は冴えません。 これは、原油価格の低迷によるものと考えられますが、 原油急落、タダウル指数急落となった2015年相場では 世界同時株安の様相を呈しました。 オイルマネーが投資していたマネーが逆流したためと指摘されましたが 原油低迷が長期化し、タダウル指数の下落が続くようだと オイルマネーの動向にも注意を払う必要が出てくる可能性も。。。 その意味でも、アラムコIPOの成功は重要課題で 今週出てくるアラムコIPOの目論見書にも注目です。 ※アラムコIPO 11月9日に12月上場の目論見書が公表される予定 株式の3%を国内の証券取引所タダウルで公開、 資金調達額は最大600億ド...
今週24日木曜にドラギ総裁最後のECB理事会。 前回9月の理事会で追加緩和策を発表しており、今回は現状維持とみられます。 テクニカル的には200EMAが抵抗となるトレンドが長期継続中。今回も?! ただし1.1066ドルで下げ止まり反発するようなら、大底確認と見ます。 ここから200EMAが下向きから上向きに傾きを変えることができるかどうかが問われる局面。 短期的には5EMAが走る1.1125レベルまでの下落、 ここを抜けて下がるようなら0.382%押しの1.1066を目指す下落狙いのショート戦略。 中長期では押し目買いでしょうか。
天井圏、底値圏で発生するアイランドリバーサル。 天井圏では、上昇の過程で空いた窓と、下落過程で空いた窓によって離れ小島のようなろうそく足の集合体ができることを言います。 底値圏ではその逆ですが、つまり窓(ギャップ)によってアイランド(島)ができるということですね。 日経平均は昨年からこの離れ小島が何度か発生していますが そのたびに、セオリー通りに大きな下落に見舞われています。 今回再び発生したアイランドリバーサル、 20000円くらいまでの下落余地はありそうです。
NYゴールドが三尊天井完成。ネックラインを下抜けました。 この場合、ネックからヘッドまでの値幅分(真ん中のヤマの高さ分)が ネックラインから下に落ちる可能性があります。 今回の場合1410ドル近辺。 9月24日のCFTC建玉明細が312000枚ものネットロングで過去最高にまで積み上がっていました。 買い玉整理がないと次の上昇は見込めません。
ゴールド、高値圏でヘッド&ショルダー形成中にも見える。 1480ドルレベルのネックラインを割り込むと1400ドル近辺までの大きな下落リスク。 MACDがシグナルとゴールデンクロスせず再下降しているのも気がかり。 下落が大きくなるケースが多い。
TradingViewではスプレッド計算も簡単にできます。 例えば昨今注目されている米10年債利回りと2年債利回りの金利差。 通常長期債利回りの方が高いはずですが、 この8月、長期債利回りが短期債利回りを下回る逆イールドが発生したことが 米株市場の急落のトリガーとも指摘されました。 (チャート下段の水色のラインチャート) 足下では先週の雇用統計後のパウエルFRB議長の講演を受けて、9月18日FOMCでの利下げは 確実視されるも、利下げ幅が0.5%ではなく0.25%に留まるとの観測が大勢となり 金利低下に歯止めがかかったことで、逆イールドも解消。 これが米株の買戻しを誘っているようです。 このまま逆イールド解消に向かい、安定推移となれば意外とリスクオン相場へと発展、 ダウは史上最高値を更新する可能性もあるかもしれません。...
9月1日から中国への輸出に5%の追加関税が課せられたWTI原油。 今年春先まではNYダウとの相関性が強かったのですが、 6月からの米株反騰には相関が鈍く、下落トレンドのレジスタンスラインが効いています。 米国債券利回りが低下傾向を続ける中、インフレ期待も低下。 相対的に米株の益回りが魅力となり米企業の自社株買いが入ったことが 米株高の背景だったと思われます。 米企業、守りの株主還元 自社株買い最高...
50年ぶりの作付け遅れで生産に不安が生じた春先に急騰したシカゴコーン。 4.5ドル程度まで上昇すると相場が終わるパターンはこの数年繰り返されています。 注目は季節性が色濃く出る上昇と下落のパターン。 今年の作付け、生産量を占う天候相場となる春先からの上昇だけでなく、 8月下旬から9月上旬にかけて、在庫と消費のバランスに焦点がシフトする 需給相場でも相場の上昇のパターンが確認されます。 (緑の矢印) 米国産コーンは7年連続の豊作続きですが チャートを確認すると豊作であっても秋に上昇する癖が確認できます。 天候相場が終焉し、需給相場が始まると、安値放置となっているケースでは 上昇することが多いため、ここからのコーン相場には注目です。
ゴールド12年間のスケールの大きな上昇相場もちょうど50%調整で止まった。 この下落幅に対して50%戻るとしたら1486ドルが目標計算値
相関性の高い米株と原油。 特に昨年2018年10月3日のヘッドのトップアウト、 12月26日のボトムアウト、 今年2019年4月23日の右肩のトップアウトが全て同日。 原油のH&Sは変形ながら、 左肩と右肩は66ドル台でほぼ同値(赤線)でショルダーを綺麗に完成している。