ETHの大口はロングがまだ少し積まれていますが、ショートを一気に拡大しています。ETHのアセマネの動向は逆指標になりやすく、これまで、これらのポイントにように現在と同水準くらいショートが積まれるとボトムを打っている傾向があるため、これはポジティブだといえるでしょう。しかし、まだロングがそれなりに積まれていることから、今週以降、ロングがもう少し減少してくれれば買いを検討しやすくなりそうです。
先週は27752ドルで大口はロングとショートを増加、小口はショートを増加させているため、前述した通り、大口はロングは含み損、ショートは小口も大口も含み益となっており、$27750~29030では大口と小口のロング平均も位置していることから、ここまで上昇すると「やれやれ売り」により上値は重くなりそうです。逆に、ここを勢いよく上抜けると小口と大口のショートのロスカットが入って一気に上昇する可能性があります。小口も大口もショートを行っており、ここを上回っているうちはショートカバーで上昇しやすいが結果的に大陽線で一旦は反発しました。大陽線で上昇したということは一部のショートポジションがロスカットにかかって上昇した可能性が高いので、買い戻せるショートがそこまで残ってない可能性があります。仮にまだショートが残っていたとしても、一部はロス...
GBP のファンドのポジション動向を分析すると1.2703 近辺で小口はロング減少、ショート増加、大口、レバレッ ジファンド、アセマネはロングもショートも増加。 今週はジャクソンホールもあり、大きく動く可能性もあるので 1.2473~1.2557 に引き付けて買いを検討するのが無難そう ですが、既に 1.2578~1.2631 ではダブルボトムをつけて反発していることから、ここまで下がる可能性は低い気もします。 1.2703~1.2746 まで下落してサポートされるの であれば買いを検討するのもありでしょう。もし、大きく続伸した場合は 1.2856~1.2914 では一旦上値は抑えられそうで、 もし、ここで上値を抑えられた下落した場合は 1.2767~1.2735...
先週のJPYのファンドのポジション動向ですが、145.57円近辺で小口、大口、レバレッジファンドはロングとショート増加となっており、アセマネはロング減少、ショート増加。 ネットポジションを見ると小口はネットショート拡大、大口は先週からほぼ変化なしとなっているもののネットショートに偏っています。レバレッジファンドはネットショート縮小、アセマネはネットショート拡大。 レバレッジファンドのみネットショート縮小となっており、その他のファンドはネットショートを維持、もしくは拡大させていることから相対的には円ショート、つまりはドルロングバイアスが強いということが言えるでしょう。但し、これまでの傾向を見るとアセマネがこの近辺までネットショートに偏ると一旦はドル円も上値が重くなり失速したことが過去に何度もあるので、高値から積極的に追っかけ...
日足だと50,100,200日移動平均線全てを下抜けているので、これを見てもあまりいい状況だとは言えません。さらに言うと、まだ微妙な状況ではありますが、この逆三尊の左の谷を下抜けているため、これもネガティブに働く可能性があるので、このラインは一つの判断基準としてみておくべきでしょう。短気的な動きでみても、このラインを明確に下抜けなければフラットという形で短期的な上昇トレンドの維持を示唆する形となりますが、これを下抜けると下落トレンド再開の可能性が示唆されるので注意が必要です。 さらに上昇しても勢いよく上昇しない限りは28730~29460ドルでは上値が重くなりそうで、その少し手前の28330~29060ドルあたりからは上値が重くなりやすいように見えます。短期的には26860~27560ドルがまず上値が抑えられやすいゾーンと...
米ドル流動性指標$26559をあてはめると今年の3月にボトムを付けた水準に到達すると想定されやや大きめに下落しておりますがまだ日足が確定していない状態なので安易に飛び込むのはやや危険です。 ファンディングレートがプラスになっていることに加えて、ファンド勢が大量のロングを積んでいることから、ロングのロスカットを巻き込んで下落しやすい局面であるため、油断は禁物です。 チャネルラインを既に下抜けているので、しばらくシンドイ展開が続く可能性がありそうです。
ファンドポジション動向ですが、先週は 1.2746 近辺で小口はロング減少、ショート増加、大口、レバファンド、ア セマネはロングもショートも減少。ネットポジションは小口と大口、アセマネはネットロング縮小、レバ ファンドのみネットロング増加。まだロングに偏っていることからロング目線は崩してはなさそうですが一旦ロングバイアスを緩めているように見えます。 買いを検討するのであれば 1.2473~1.2557 に引き付けて下値が固いようであれば買いを検討するのが無難そうですが、まずは 1.2578~1.2631 に引き付けて下値が固いようであれば短期押し目買い検討も視野に入れても良さそうです。
ETH 7月31日週 建値$1873 ロング−213枚 ショート±0枚 8月6日週 建値$1857 ロング−155枚 ショート±0枚 ETHは2週連続でロングがそれなりに減少しており、これまではアセマネのETHポジションは逆指標として機能していたことを考えると上値は少し軽くなったように見えるので ETH主導で上昇する可能性には注目すべきでしょう。BLACKROCKなどのETFへの回答が9月頭頃までとなっており、これまでの傾向を見ると大体その2週間前に何らかのアクションがあるため、そろそろ動きだす可能性がある点には注意です。
結局はファンドの「やれやれ売り」が入りやすいゾーンで上値を抑えられて、行き場を失っている状況です。足元ではFRBが暗号資産や分散型台帳技術などの金融サービスを顧客に提供する銀行らに対し、新たな監督プログラムを8月8日発表しています。まだFRBは同日、各中央銀行および全州加盟銀行に宛てたステーブルコインに関する書簡も公開している。同書簡では、州加盟銀行が決済のためにステーブルコインなどのトークンを発行・保有・取引する場合は、事前に中央銀行の認可が必要であり、サイバーセキュリティ・流動性・消費者コンプライアンス・不正金融のリスクに対するリスク管理を実施する必要があると述べられている。FRBはSECとは違って、どちらかといえば暗号資産に対しては前向きな姿勢を示していることから、これはネガティブなものではなく、むしろ今後ファンドなど...
先週のファンドのポジション動向を分析すると143.37近辺で小口、大口、レバレッジファンドはJPYロング減少、ショート増加。アセマネはロング減少もショートも減少。 つまり、小口と大口、レバレッジファンドJPYショート増加(USDロング)を行っておおり、ネットポジションを見てもすべてのファンドがネットショート増加となっていることから,その前の週に比べるとUSDJPYの買いバイアスを強めたといえるでしょう。 足元では日銀の介入レベルまで価格が上昇しており、YCCの柔軟化を行ったにも関わらずドル高が進行していることから介入がささやかれていますが、現状はある程度JPYショートは溜まっているものの、「大きく偏りすぎ」というわけでもないので、日銀が介入を行っても最大限には効果を発揮できないでしょうから介入するのかは懐疑的ですが、何らかの...
今週のJPYのファンドのポジション動向を分析すると140.37近辺で大口とレバレッジファンドはロングもショートも減少、小口はロング減少、ショート増加、アセマネはロング増加、ショート減少となっています。ネットポジションは小口とレバレッジファンドはネットショート増加となっており、大口とアセマネはネットショート減少となっています。以上の観点から相変わらず大口とレバレッジファンドはネットショート積み上がりすぎの水準を維持しており、一部のレバレッジファンドのプレイヤーは140.37でJPYショート(USDロング)を更に積み増したことから、この近辺まで再び上昇してくるのであれば上値が重くなるのでしょうか。まだJPYショートがかなり積みあがっているため、これらを巻き戻す形で更に続落する可能性も視野にいれる必要がありそうです。 現状は、エ...
今週は先週の市場予測よりも弱い雇用統計(非農業者部門)に続き、6月の米PPIは、前年同月比0.1%上昇、前月比も0.1%上昇とともに予想に届かなかったことによって市場では複数回の利上げは難しいとの見方が一段と強まり、金利が低下する方向に動きました。市場は「利上げ」よりも景気後退度合いを気にし始めてきている様子が伺えます。実質金利も一時は1.7%台後半まで上昇したものの、今週は1.6%まで低下して終えています。これにより実質金利乖離率は若干ではあるものの下ザヤとなっていることから向かい風は一旦止んだといえるでしょう。 BTCとETH両方を見ても、ロングがまだ大量に積みあがっていることからアセマネ勢は依然としてロング目線ではあるものの、上値が重い状況が続いていることを見て若干ロングポジションを落として、ややヘッジショートを行っ...
ポジション動向ですが、先週は144.45近辺で大口、アセマネ、レバファンドはJPYネットショート増加、小口縮小なので、144.45でJPYショートを行って現在含み損を抱えているプレイヤーが多いことになり、この価格近辺まで上昇してくると上値が重くなる可能性があります。 エリオット波動の観点から、3波が終了して4波調整もしくは 3-5-4。但し3波がスタートしている可能性が高く、3波形成後の調整であることがよくあります。いずれにせよ今発形成している調整後にドル高は続くとみており、4波目調整に入るか、それとも続落後に4波目に調整に入るかにもよって動きは変わってきますが、買いを検討するのであれば下落5波形成確認後に140.65~141.55で下値が固いようであれば買いを検討すべきで、ここはDXYのレバファンドがロングをした位置でも...
FOMCと雇用統計を経て現状を考えてみたいと思います。まず実質金利はFOMC議事要旨後、雇用統計前の結果なので週明けはまた1.6%台に低下している可能性は高そうですが、議事要旨では継続利上げ姿勢が示されたことで1.78%まで上昇し、ここ直近の最高値を更新しており、再び上ザヤとなっています。 米長短金利差は、弱い雇用統計をうけて利上げ懸念がやや払拭されたことで急反発しています。しかし、それでも上ザヤとなっています。米ドル流動性指標は、今週はやや反発して終わっているものの、乖離率はまだかなりの上ザヤとなっています。とはいえ、リバースレポは、今週は減少の一途をたどっていることから市中に資金は流れているため、サポートは入りやすいように見えます。期待インフレ率は相変わらず2.2%台で推移しており横ばいの状態。 乖離率はBTCUSDは...
保守派のジェームズ・オキーフ氏がブラックロック社員に対して工作的なインタビューを行った際に、ブラックロック社員は「議員の買収は簡単で、10万ドル~50万ドルくらい払えば大概の要求は聞いてくれる」と述べたことがETFが承認されるだろうという見方に繋がって買われていると考えられるでしょうが、承認されるかはまだわからないですね。 金利動向は実質金利は後2回の利上げが懸念されて高値圏で推移しているものの、まだ直近の最高値を更新しておらず、1.5%台後半~1.6%台で推移しています。乖離率は若干の下ザヤとなっていることから、実質金利がこれ以上上昇しないのであればサポートが入りやすいように見えます。また、米長短金利差は最安値を割れていませんでしたが、若干ではあるものの最安値を割れて1981年以来の逆ザヤ度合いとなっています。これにより...
今週は 1.0959 近辺で一部ファンドがロングを行っていることから、ここまで再び上昇すると「やれやれ売り」が入りやす いように見えますが、ネットポジションを見るとほとんどのファンドはロングを大量に積んだままの状態となっていることからロング バイアスは崩していないようで基本的には押し目買いを優先的に考えたい。 買いを検討するのであれば、まだ綺麗な ABC 調整を付けていないため、ABC の着地点である 1.0808~1.0834 に引き付け て買いを検討するのが良さそうで、もし、1.0954~1.0999 まで上昇して失速した場合は、まずは 1.0898~1.0925 に引き付けて下値が固いようでれば買いを検 討。
日本政府の本音としてはまだしばらくは円安にしておきたいでしょうし、ファンドのポジション動向を見るとこうした状況を見透かされているような動きとなっているような気がします。145.65~147を超えず、先週くらいの緩やかな上昇なのであればまだ円安を容認できるレベルでしょうから、警戒は怠ってはいけませんが、まだ押し目買いが有効な局面のように見えます。 3波に入っておりその副次波動をカウントすると5-3か5-5のように見えます。どちらかといえば5-3のように見えるのでまだ続伸する余地はありそうです。3-5-3であれば短期的な4波目調整後に5波目でもう一段上昇する可能性があることに加えて、もし現在の動きが白の大きな3波目なのであれば最初のターゲットである161.8%が146円台後半(147円手前)にあるので、145.65~147まで...
大口も小口もショートをほぼ完全に撤収して一気にロングに切り替えてきています。CMEの取組高を見ても6月19日以降は取組高が積まれて価格が上昇していることから大量のロングが積まれていることがわかります。しかし、取組高の枚数ベースでもUSDベースでも過去に何度か頭打ちとなったポイント付近にきているので分岐点だといえます。 建値:$30711近辺 アセマネ大口 ロング+1063枚 ショート−191枚 直近のロング平均価格:$28642 直近のショート平均価格:$28265 アセマネ小口 ロング+520枚 ショート−1082枚 直近のロング平均価格:$28556 直近のショート平均価格:$27324 例えば、ETFの申請が完全に拒否されたり、ネガティブなニュースが出て下落し、再び上昇すると「やれやれ売り」が発生して上値が重くな...