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米2年債とドル円を比較 やや円安主導

TVC:US10Y   米国債10年物利回り
チャートは4時間足です。

米2年債とドル円の相関性を見るとレートだけを見ると、白の水平線で引いてるのは2年債4.25%付近です。ここに今3回目のタッチをしてきています。
ただ注目したいのはそこにタッチした時のドル円のレートが1回目や2回目のタッチよりも今の方がずいぶんと高いです。
今のドル円のレートあたりの時の過去の2年債のレートは水色の線で引いた4.35%付近です。

最近の2年債及びドル円の上昇は米経済の強さや雇用の強さ、年内の利下げの織り込みが無くなってきて金利が維持されることの織り込みによるものと、日本の金融政策が現状維持になりそうだというところだと考えられます。しかしそれらの材料は今月に関してはもう織り込まれてしまいました。

ここから2年債の金利がまた4.35%に向かうかというと、それ相応のファンダが出てこないと難しいんじゃないかなと思っています。そうなるとまたドル円の高値を更新していくのも少し考えにくいような気もします。

注意したいのは金利を維持するということは金利差は一定になるよ言うことになるので、利下げの話が出てくるまではドル円が一方的に傾くのではないということになるので、レンジ感を意識しながらトレードしていきたいですね。

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