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【USDCAD】相場分析20200527 三角保ち合い下抜けによる下落転換

ショート
FX:USDCAD   米ドル/加ドル
【サマリ】
前回5月20日付のドルカナダの相場分析では、長らく続いている三角保ち合いの下限下抜けを再度チャレンジする局面が訪れる旨言及しました。
遂に、昨日26日に日足ベースで下限が下抜かれ、今後は下落トレンドとなっていくことが考えられます。

【詳細】
長期足を振り返りながら再度環境認識をしていきます。

<長期足>
月足
月足では赤のアセンディングトライアングルが長期間にわたって続いていました。
それが上にブレイクされ、2016年につけた高値(青の水平線)で頭を抑えられる形で現在の三角保ち合いにつながったという歴史があります。


週足
週足で見るとオレンジで示した三角保ち合い(ディセンディングトライアングル)ができていることがわかります。
そして本稿執筆時点でまだ最後の週足は未確定であるものの、この三角の下限を下抜いたことが確認できます。


<中期足>
日足
三角保ち合いの下限付近の動きを日足で確認します。
長い大陰線で三角下限をブレイクしたことがわかりますね。
非常に力強い売りの力が入っていることが推測できます。
赤の水平線は月足で見た、過去のアセンディングトライアングルの上限です。
日足の時間軸で考えると、ブレイクした三角保ち合いの下限の下には目立った意識ラインが存在しないため、この後はこの赤の水平線まで下落を続けていくことが予測できます。


4時間足(最上部チャート)
青の水平線は4時間足での過去の意識ラインです。
日足レベルでは三角の下には目立った意識ラインはないものの、4時間足レベルではこの青の水平線が意識ラインとして存在します。
事実、直近の三角下抜けの下降の動きを見ても最後から二つ目の陰線がこの青の水平線で下ひげをつけていることがわかります。ここで一定の買い支えが入っていることが想定できます。

<今後のシナリオ>
・長期にわたって継続していた三角保ち合いの下限がブレイクされたことで、今後は下降トレンドとなっていくことが予測できます。
・日足で見たように、過去の月足アセンディングトライアングル上限までは下降していくと見ています。
・僕は今回の三角下抜けでショートを持ちましたが、一旦4時間足の青の水平線で利確。
・再度この4時間足青の水平線を下にブレイクしたところでショートして、月足アセンディングトライアングル上限までの下降を取る戦略です。


■”なぜ”がわかる相場分析
・チャートの動きというファクトを元に
・客観的かつロジカルに
・初心者でもわかるように
相場展望を解説

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