RYUJI_NAKAYAMA

USDCAD 原油安値切下げで800MAまで戻るか

ロング
FX:USDCAD   米ドル/加ドル
ドルカナダは、原油の下落に伴い上昇を続けており、日足ベースの800MAに戻る流れの中にいる。
日足では押し目を付けることなく上昇中。

4時間足で見てみるとフィボナッチエキスパンション(FE)100%と1.29000が重なっていて、ここは前回の上昇が止められた場所でもある。

場所の情報が重なっているので、まずはこの1.29000という場所が意識されやすいのではないだろうか。

ドルカナダは、原油価格が大きく影響するため、原油のチャートを確認してみたい。

週足でUSOIL(WTI原油)を見てみると、2020年4月から高値安値を切上げ続けていたが、直近で安値の切り上げが更新出来ず、安値を切り下げていくかどうかという展開に。


USOIL(WTI原油)【週足】

ポイントとしては、62.00を切り下げていけば一段と下落圧力が強まっていくのではないだろうか。
そして、本日行われていたOPEC会議で原油の追加増産を行わないことが決まり一時的にやや値を下げる展開になっている。

ただ明日、米国雇用統計(カナダ雇用統計)も控えている為、大きな動きはないと思われるが、62.00を切り下げていくようであれば、ドルカナダの上昇にとっては追い風となるだろう。

基本的な戦略としては、原油価格を見ながら(下落方向)押し目買いで上昇について行きたいところ。

より詳しく1時間足で見てみると、上辺下辺ともに中途半端な位置ではあるがレンジになっている。


UASCAD【1時間足】

レンジで、かつ上昇方向を獲りに行きたいので、戦術としては、上辺ブレイク又は下辺からの買いとなる。

ともに場所としては中途半端な位置なので、当日のピボットポイントと重なってくるようであれば、少しタイミングが計りやすくなる。

事前のプランとしては、このまま上昇していき上辺ブレイクをしてくれば、FE78.6%と1.28500というキリの良い場所が重なるポイントを切上げたら買い方向で仕掛ける(プランA)。

一度下落していき下辺で反転上昇してくるようであれば、FE38.2%と1.27500が重なる場所から買い方向で仕掛ける(プランB)。


USDCAD【1時間足】

まずは、明日の米国(カナダ)雇用統計&米ISM非製造業景況指数発表後の動きに注目したい。

また、明日は金曜日でもあるので、チグハグな動き又は、横ばいが続くようであれば、あまり無理はせずに、週明けから仕掛けるような心持で待ち構えたいと思う。

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