IGNICA

トレードテクニック3(5.Multi TimeFrame)

教育
OANDA:USDJPY   米ドル/円
ここではMTF(Multi TimeFrame)についてまとめたいと思います
前回と前々回でダウ理論とグランビルの法則についてトレード足レベルのチャートで確認してきました
MTFとはこれらの理論と法則を各時間足に当てはめる分析のことを指します
一般的に長期,中期,短期で分析を行い,デイトレードであれば一例として1D,4H,1Hもしくは4H,1H,15Mと言うような組み合わせで行います
ここでは一例として1D,4H,1Hの組み合わせで行います

日足レベルでは大きく高値を切り下げてきているものの安値も切り上げてきており,直近では方向感が見出しにくい状況

4Hレベルでは高値を切り下げ,直近安値を割ることで下降トレンド形成開始
その中で次の高値切り下げポイントを作ってくるかという状況


1Hレベルでは上位足の4Hレベル高値際でダブルトップを形成し,直近安値を割ることで下降トレンド形成開始

このように,ここで見ているポイントというのは上位足の条件も揃っており,下げやすい環境になっていることが分かります
また,エントリー根拠がダウ理論であるならばエグジット根拠もダウ理論に基づく必要があります
チャートでみると安値を切り上げ,高値を更新したポイントになります

今見ているチャートで実際に下げたことはあくまでも結果論に過ぎません
チャートは予想できないという大前提を理解する必要があります
ただし,チャートにはどちらか一方よりももう一方に”傾きやすい”というポイントが存在します
そのようなポイントでのみトレードを繰り返すことでトータルでプラスに持って行くことが目標となります
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