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8月7日からのドル円展望

OANDA:USDJPY   米ドル/円
各時間軸での目線とトレード戦略について書いています。
・1時間足を短期、4時間足を中期、日足を長期、週足を超長期&環境認識として見ていきます。
・トレードする時間軸は主に1時間足~日足迄の3つの時間軸で、それぞれエントリーから決済までを主に矢印を使ってイメージしたシナリオを書いていきます。
・トレードスタイルは24時間以内がデイトレ、1日以上6日以内の中期スイング~1週間以上の長期スイングとし、解析します。(期間は目安です)
・インジケーターは主にフィボナッチライン、移動平均線、トレンドラインの3つを使い、エントリー又はイグジットの根拠としてローソク足プライスアクションも契機にします。
・各MAはチャート毎に白200EMA、青200SMAを使用。
・すべてのチャートに共通して、ピンク週足20SMA、オレンジ日足20SMA、黄色4時間足20SMA、そしてグレー1時間足20SMAを表示しています。
・オシレーターはRCIで、各色のインターバルは短期12(赤)、中52期(黄)、長期195(緑)で表示させています。(こちらはあまり参考にしていませんが。)

では先ず週足の環境認識ですが、
今週は日銀会合の結果を受けた上昇の勢いが継続し前半から上昇の流れが続くも、後半からは徐々に崩れていき、最終的に先週の陰線の始値よりも少し下の位置まで落ちた上髭陽線で確定しました。
2週間で上下に髭を付けた流れから察するに、やはりYCCの今後の展開に対する円高の期待感と、先週も何度か臨時で行われてきた追加の金融暖和による円安で、今のファンダの流れを表すような動きがこのローソク足で見て取れる。
市場からは甲乙ハッキリとしない意見が多く、日々右往左往して迷いが見受けられる。
超長期の週足の目線は上と見ているが、短期から長期迄、明確にトレンドが一致するまではしばらくは140円前後を行き来しそう。

日足は20SMAを上抜けし、現在は再度20SMAまで乖離を埋めに行くような流れをしていて、木曜のISMと金曜の雇用統計では下落してますが、思いのほか大きなボラは無かったように思える。
よくある、指標発表を機に調整の急下落!が入ったというよりは、綺麗な上昇トレンドを作りにいく為の段階的な下落としか見えないのは私だけだろうか?
7/14にフィボナッチの0.5(137.358)付近の押し安値137.239から上昇転換した時から長期目線は一応まだ上のままなので、やることは変わらず高値更新を目指した長期スイングロングの押し目待ちです。

4時間足は先週中に天井圏を作り、テクニカル的にはネックラインの142.234を下抜けした所で三尊天井が確定している。(ダブルトップともいえるがそこは別にどちらでもいい、要は天井圏で発生したチャートパターンが有るという事)
更に雇用統計発表直後は瞬間的な上昇で20SMAまでタッチしたが、結局下落で反応。
下に構えていた前回の目立った高値ライン141.956はレジサポ転換しているのではと想定していたが、そこでの反発は限定的で、その後ほぼ無抵抗で下抜け確定した。この時点で目線は下になっている。
現在はフィボナッチラインの0.382(141.666)上で反発…というか抑えられているだけの状態。(でもこれから反発するかも…詳しくは1時間足解説で)
金曜のNYタイムでここからの急反発も予想していたがそれもほぼ無く、200SMAの下迄下落し陰線で確定しました。
週明けは戻りの上昇が確認できれば、20SMA付近からのデイトレ~短期スイングで4時間足の流れに沿った戻り売りの戦略で考えている。利確目安はフィボナッチの0.5~0.618(140.9~140.3)まで。
その後は短期足が上昇転換に移行すればスイングロングを仕込む考え。

1時間足は明確に下降転換し、綺麗な下降トレンドを形成している。
現時点ではこちらも200EMAを抜けてからはその下に潜り込み、200SMAとの間に挟まれて推移している。
どうせ週明けは短期的には一旦直ぐにでもどちらかに抜けて行くとは思うが、先週末に上昇を阻んでいたのは200EMAだった様だ。
ただし、現在の1時間足200SMAは4時間足レベルの200SMAとほぼ同じ位置にある為、到達したばかりの現状では底が硬いと見ているので、週明けの初動の動きとしては週末によっぽどのイレギュラーなニュースでもない限りは上昇からのスタートが濃厚ではないかと予想している。
目線は下ではあるが、トレードスタイルとしては週明けの早い時間帯からの逆張りのデイトレロングでもいいと思う。
ただ、朝一は大体どの取引所でもスプレッドも広がっていて有利ではないので、(私の使っている取引所でもAM9時くらいまではそう)その時まで今の水準以上に大きく上がってしまっていれば今回のロングはスルーし、上昇した場合はその先での戻り売り戦略が目線と合わせてみても無難であると考えている。
ロングの場合SLは安値更新を背にして、下降トレンド迄の利確目安で短期デイトレ1回のみでしか考えていない。

という事で来週もよろしくお願いします。

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