XAUUSD ゴールドに夏枯れ相場はあるか?今回はXAU/USDと表示されることも多いゴールド(金)の価格を分析したいと思います。
といっても分析するのは8月に絞って行います。
なぜ8月か?
それは8月が投資の世界では”夏枯れ相場”と言われ、国内外のトレーダーが休みを取る為、
・流動性が低くなる
・大量注文が入ると価格が大きく動く
可能性があると言われているからです。
では週足で検証してみましょう。その年の8月を青の四角で色を塗ってみました。
(ここでは敢えてATRやADXなどのボラティリティやトレンドの有無を測るインジケーターを入れず、その時々の値動きを検討してみたいと思います。)
年ごとの8月相場の特徴
・まず2015年
上下動の値幅もある程度ありましたし、直近5月と比して、値動きは多少荒くなっています。
・2016年
非常に小さな範囲に収まっています。
・2017年
値幅は大きくないですが大きな陽線で終わっています。
・2018年
値幅は極めて小さく、8月前半に下ヒゲも出ています。
・2019年
上昇トレンド途中でしたが、勢いがついた期間でした。夏枯れとは言えないでしょう。
・2020年
上下動の値幅も大きく、8月を通じて上ヒゲ、下ヒゲ共に出ています。
・2021年
値幅は大きくありませんが、8月前半に下ヒゲが出ていますね。
まとめ
2019年は夏枯れと言えませんが、
それ以外の年では
・大きな値動きがない
・8月前半にヒゲを伴った急変動があることが多い
といったマーケットプレーヤーが少ないが為に起こる現象が確認されました。
XAU/USDは元々ボラティリティが大きな金融商品であることが知られています。
8月は予期せぬ動きをする可能性があることは他の金融商品・通貨ペアにおいても過去の相場で確認できていますので、出来れば避けるのが好ましいといえます。
少なくとも8月前半は最低限気をつけたいところですね。
本日は以上です。ご覧いただきありがとうございました。
Anomaly
S&P500のSQ週アノマリー先日の日経新聞に「2021年5月以降、S&P500はオプションの満期日が設定されている18日ごろに、ほぼ決まってその月の取引時間中の安値を付けている。」との記載がありました。( リンク )
そこで確かめたところ、アメリカのSQ日がある週の火曜日は5月以降毎回下げていることが分かりました。(チャートの白線)
その後は結局上昇に転じるのですが(S&P500はずっと上昇しているので結局そうなるのですが)、
上昇に転じるタイミングについては、月によって若干バラつきがありました。
今月もこのアノマリーどおり動くのか注目したいです。
気になることとしては、過去はSQ週までは上昇している場合がほとんどなのですが、直近のS&P500は若干弱く、既に下落してしまっている点です。
既に下落してしまっているのでSQ週に上昇するのか、それとも更に下落するのか、判断が難しいところです。
OANDA:SPX500USD
日経平均 月末月初アノマリー2月にも記載しましたが、日経平均は月最終営業日に下落する傾向が続いています。
2020年6月以降、月最終営業日に100%陰線になっています。
(ただし、2020年6月と8月は前日比では上昇となっていますが。)
前回の4月30日のチャート(下チャート)を見ると、窓明け下落から開始し、前日終値に近づこうとするも跳ね返されるという、下落させるような力が働いているようにも見えます。
なお、月最初の営業日については、2020年7月以降、上昇8回、下落3回(陽線7回、陰線4回)となっています。
今年に関しては、2月以降すべて上昇している状況が続いています。
TVC:NI225
ドル円は週足下ヒゲ!初心者のための週足チェック(No.3 )みなさん、こんにちは。
FXズボラトレーダーの吉野です。
このサイトでは
FXで副業収入を得たい方に
そのポイントについて話します。
【ドル円の週足】
3月もドル円は良く動きました。
直近の週足ローソクを見ると、
下ヒゲが非常に長い形で終了。
下ヒゲの先端から過去を見ると、
約3年前の2016年11月
トランプ大統領就任ショック
その時の安値のラインになります。
大きな流れとしては
買いが優勢の状況で週明けです。
来週初めは買いが強い状況になるか?
本日はココまで。
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