2023年第3四半期(7-9月)決算を発表テスラが第3四半期の決算発表後に−9%の下落をしました。
11月30日に発売されると発表されたサイバートラックについても、収益に貢献できるまで1年半はかかるとイーロン・マスクCEOは話しました。
❌売上高:233.5億ドル(予想:240.57億ドル)
❌EPS:0.66ドル (予想:0.74ドル)
❌自動車事業売上高 :196.3億ドル(予想:209.76億ドル)
❌エネルギー事業売上高 :15.6億ドル (予想:17.16億ドル)
⭕サービスその他事業売上高:21.7億ドル (予想:21.22億ドル)
⭕粗利益率 :17.9% (予想:17.35%)
チャートはトレンドサポートラインを割れて下落しています。
株価が底を打つのはもう少し様子見が必要そうです。
業績
AI業界の王者が50日移動平均線を215日ぶりに割り込んだ → 次決算発表に注目NVIDA
AI業界の王者のエヌビディアが215日ぶりに50日移動平均線を下回りました。
ある分析情報では、過去3年間でNVIDAの株価が50日移動平均線を下回ったのは21回で、その後3ヶ月後の平均上昇率は18%もあったそうです。
これまでの上昇加熱感と金利上昇で投資家心理の警戒感の表れでしょうか。
AI技術発展を過大評価していたのでしょうか?
更なる上昇へ向けての調整なのか監視していく必要があります。
次回決算日は8月23日です。
■決算予想
EPS:1.725(前回決算実績:0.82)
売上:110,642億ドル(前回決算実績:71,920億)
このNVIDAの決算が、今後のAI業界のカギとなるかもしれません。
■目標株価予想
平均目標値:506.720ドル
最高価格 :600.000ドル
最低価格 :390.000ドル
現在の株価は423.88ドル、平均目標価格まで83ドルの上昇期待がされています。
最低価格予想は390ドルで、33ドルの下げしか予想されていません。
市場はNVIDAには強気でいるようです。
【DVN】デボン・エナジー2Q決算発表(カンファレンスコールで最高責任者が述べたこと)■デボンエナジーの第2四半期決算報告
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売上高は市場予想を上回り、一株あたり利益(EPS)は市場予想を上回る結果でした。
● 売上高:$3.45B((市場予想:$3.126B)
●EPS:$1.18( 市場予想:$1.177)
株価は −7.34% で大きく下落
■他の資源エネルギー企業の決算
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エクソン・モービル(第2四半期決算発表)
売上高は市場予想を上回りましたが、一株あたり利益は市場予想を下回った。
● 売上高:$82.91B(市場予想:$81.8B)
●EPS:$1.94(市場予想:$2.04)
シェブロン(第2四半期決算)
売上高は市場予想を上回り、一株あたり利益は市場予想を上回る結果
● 売上高:$48.9B(予想:$46.72B)
●EPS:$3.08(予想:$2.91)
■デボンの決算報告・カンファレンスコール
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リック・マンクリフ最高経営責任者は前向きでした。効率が向上され記録的な石油生産を実現できたことを理由に「2024年の強い見通し」があると述べています。この活動を安定したレベルに保ち、コストの低下が株主へのフリーキャッシュフローとキャッシュリターンの向上に役立つようにすることを計画しているとも述べていました。
米国のリセッション警戒やロシア・ウクライナ戦争で消費が抑えられてきました。
楽観的になる考えれば、FRB(連邦準備制度理事会)は米国の景気後退はないと予測しています。これは石油とガスの需要にとって良い前兆となるかもしれません。
配当金の支払いは、原油価格によって変動するフリーキャッシュフローとともに変動しますが、デボンの配当は投資家にとって魅力的であると思います。
【デボンエナジー】好業績/イーグルフォードのバリダスエナジーを買収/年間配当率6.2%デボン・エナジーは米国オクラホマシティに本拠を置く独立したエネルギー会社。
主に石油と天然ガスの探査、開発、生産に従事しています。
第 2 四半期が好業績で株価は 8 月に 12.4%超 上昇しました 。
営業フリー キャッシュ フローは、前年比で 2 倍以上になっており収益性の高い企業になっています。
チャートは月足。出来高も近年増加傾向になっていることが確認できます。
TradingViewの企業情報から「財務諸表詳細」を確認してみてください。
財務状況:〇
過去決算:〇
配当利回:〇
<デボン・エナジーホームページ>
www.devonenergy.com
<2022年第2四半期決算>
investors.devonenergy.com
私は配当目的で保有しています。
【HYBE 352820】BTSの大躍進 これぞ投資の醍醐味!耐えられた人だけが得られた勝利 BTSの事務所であるHYBEエンターテイメント(旧ビッグヒットエンターテイメント)の株が急騰。
ツイートにもある通り、昨年HYBEのIPOは別の意味で凄いことになりました。上場後の売りパニックが起きて大きく報道こそされましたが、この1年で急速に回復しました。ここに記録を残している通り(生放送でもよく話しているとおり)僕は30万ウォンで購入し、翌日に22万ウォンで買い増し。そこから持ち続けています。現在は +47%の含み益です(平均取得価格は約26万) 。
ピンクの丸いところは、上場後に耐えられなくて売却した屍たちの形跡です。
初日に買った人は投げ売りし、多くのアナリストが読み間違え、多くの投資家が関心を無くしました。上場以来、HYBE株は話題になりません。強烈に売られたのは昨年の上場後の反動だけであり、他の下落は単なる調整やコロナ感染者数の増加時の深刻でない下落でした。
上場当時のチャート↓
この企業の成長余地は失われているどころか、影響力をどんどん強めています。BTSの国連での演説はその最たるものといえるでしょう。また、人気女性音楽グループfromis_9のPledisエンターテインメント(HYBE傘下)との専属契約の締結もあり、BTS専属企業という立ち位置から、韓国を代表する音楽事務所へと進化しています。1年でこれだけ変化します。
これが投資の面白さだと思います。確信を持てるだけのポテンシャルのある会社、そして社長の手腕、商品クオリティ、画期的なビジネスモデル、長期視点のマーケティング戦略…そこに投資をするのが投資家です。収益の成長予測、財務の安定性、キャッシュフロー、数字も当然見ますが、ビッグトレンドを見なければ負けない投資はできないと思います。参考にしてみてくださいね。
【01337 RAZER 雷蛇】世界のeスポーツ市場拡大でビッグトレンド化!ネオンカラーで世界征服こんにちは。
RAZER(レイザー=雷蛇)という企業は、これからのeスポーツの時代を作っていく企業の一つになると考えています。そして、僕のeSpotsプレイヤーとしての個人的な経験や多言語を使った調査に基づいた判断で、2021年1月15日、18日の2日間で香港の取引所でロングを仕込みました(米国では店頭取引のみ。ティッカーは「RAZFF」です)。
ただ・・・
まず、はじめに伝えなければならない大事な事実があります。
それは、この企業が「5期連続で赤字」ということです。
なので、これを読んでいる方々が変な気を起こさないように一応書いておきます。危険であると。
僕の投資はクレイジーなプロジェクトばかりなので、時間も比較的長めに見ています。参考程度にとどめていただけると幸いです。
さて、さっそくですが、「RAZER」について解説します。
RAZERは、ゲーマー向けのライフスタイルブランドです。
RAZERのロゴの認知度はeスポーツコミュニティの中では非常に高く、知らない人の方が少ないです。
そして、世界中に信者がいるので、製品にもて定評があります。
北米時間2021年1月12日、RAZERはN95マスク企画「プロジェクト ヘーゼル」と画面付きのゲーミングチェア企画「プロジェクト ブルックリン」を発表しました。特に前者のマスク開発が反響を呼んでおり、そのコンセプトは「世界で最もスマートなマスク」だそうです。僕自身、機能を確かめた瞬間、即決するレベルの中二病心くすぐる見た目と機能性でした。95%の粒子を除去し、呼吸もしやすく、尚かつマイクアンプ内蔵で声もしっかり相手に届きます。
この情報を見てから、RAZERについてしばらく熟考し、今後のeスポーツを引っ張っていく候補の一つであることを強く認識しました。これまでのRAZER製品を使った時の経験や海外でどのような立ち位置にあるブランドなのか、ゲーマーとして当然知ってはいたものの、改めて調査した結果、同社の株は今がお買い得であると考えました。2HKDは安すぎる。
★ここで、RAZER株を見る上でのポイントを簡単に書いておきますね。
・eスポーツ市場拡大で認知度はさらに拡大。どこかのタイミングでブレイクするーがやってくる
・プロ選手とのタイアップが売上に貢献。世界のプロ選手たちは日に日にどんどん影響力をつけている
・黒字転換を達成してからが本番
・今回発表のマスクはゲーマー以外もファッション面で惹きつけた。世間へのインパクトは絶大
・中国のRAZER公式サイトが何時間もサーバーダウンしたままだった。
・今株を買い上げているのは明らかに中国勢
初動でしっかり仕込み終えたので、あとは放置です。
2017年10月に「 eスポーツは世界的に認められる競技になる 」といったタイトルで業界の発展について記していますので参考までどうぞ。
ではごきげんよう。
かなり悪徳この会社は元々全く別名のヘルスケア会社。直近4半期開示によると、資産は0で売り上げも0なのに、時価総額が3桁億(現時点で500億弱)ある。
1/19 社長が株式を1400万株ほど売り出しの発表。
1/20 社名変更の知らせ(clubhouse media groupに変更)
この間、株価暴騰
2/1 redditにsocial media運営に力を入れていく旨の株主向けのレターを発表
ここでも株価暴騰。
背景に、年末頃から流行り始めたclubhouseという音声型SNSアプリがある。
このアプリの名前に便乗し、株式の値上がりを狙った社名変更だと私個人は推測している。
*個人の意見であり、情報の恣意性や正確性については責任を持ちません。また、売買の推奨を狙うものではありません。
【Twitter (TWTR)】ニュースレターサービス開始と新ライブ機能追加で成長が見えてきた!Twitterはここ数年、特に新しい動きはなかったのですが、2021年1月27日にTwitter社が買収したニュースレター配信サービス Revue がさっそく使えるようになっています。ここでは、自らが作家やコンテンツホルダーになり、有料で提供することが可能となります。
大きなポイントは、これまでクリエイターが無料でやっていたことを収益化するところです。しかもTwitter内で完結します。
無料ユーザーの収益化を実現して成功したビジネスモデルとして、YouTube(広告収入型)、抖音(投げ銭型)が挙げられます。
Twitterは長年有料プランを導入するなどアイディアや噂こそありましたが、実現してきませんでした。なぜならユーザーが離れることを恐れたためでしょう。
しかし、ユーザーの収益化とライブ配信ということで、コンテンツ作成からコンバージョンまでの流れを作ることができました。環境としては決して悪いものではありません。影響力のあるユーザーが離れることがTwitterへの一番のダメージですが、既に多くのフォロワーを抱えているクリエイターはこのニュースレターサービスの登場後も、よりTwitterを使おうとするので、影響力のあるユーザーの囲い込み効果もあるわけです。
また、他のメディアとも差別化ができると思います。TikTokなどのショートムービーが流行った世界線でも十分に戦えます。
少なくとも、Twitterが成長するので価値が減少することがないでしょう。ということでロングです。どこまで成長するかは現時点では読めません。
ではごきげんよう。
【NETFLIX】ネットフリックスが「メディア界の勝者」になることができる理由 $NFLXこんにちは。昨日ずっと買うか迷っていたNETFLIX株を買ったんで、解説します。
まず、NETFLIXがメディア界で勝者になることはほぼ約束されているといってもいいでしょう。
その根本的な理由は、従業員の生産性を意識し、なによりも「 期待を超えてくる企業だから 」です。
NETFLIXは常に期待を超えてきます。
成長ストーリーがあり、投資家もユーザーもそこに期待します。クオリティの高い作品を出し続け、世界展開においても国ごとの特色を上手く理解しています。国ごとの特色については後ろで説明をします。
期待を超えてくるというのは、ユーザーの新規純増数やアクティブユーザー数はもちろんのこと、経営の動向をしても映画館ビジネスを始めようと画策したり、オリジナルコンテンツ制作でハリウッドスターを起用できるまでに進歩したりと、もう目が話せないのです。投資家が見ているのはNETFLIXに対する希望であり、何かしてくれるという期待感です。
もちろん数字は大事ですが、雇用方針も生産性の高さを基準としており、不正をする人間は即解雇なので、シビアではあるものの、投資家としてはやはり期待してしまいますよね。
ではライバルサービスの状況を見ていきましょう。
現在ディズニープラスという米ウォルト・ディズニーのサービスが大躍進で、ユーザーの囲い込みを進めています。NETFLIXのライバルです。ディズニープラスは世界中で契約者が増えていて、サービスをローンチ初日にアクセス殺到でサーバーが落ちるほどでした(笑)先日、渋谷駅前の誰もが目にする看板に広告を出していて、日本市場でもいよいよ本腰を入れてきたと確信しました。世界で同時に行っているはずです。今年は特に広告予算を高めに設定していると考えています。
しかし、ネットフリックスは中長期であれば時価総額もディズニーより低いですし、伸びしろがあるのです。実際にNETFLIXは過去に時価総額で一時、ディズニーを抜いたことがあります。
参考: ネットフリックス、最大のメディア企業に-時価総額がディズニー上回る
たしかにディズニーはコロナでパークが閉鎖していてもオンラインのディズニープラスで稼いでいるので物凄く期待したいところですが、僕たちは投資家なので、企業の成長率を重視するべきですよね。
投資額が2倍、3倍になるまでにどれくらいの時間がかかるかということも考えます。ディズニーが数年かかるところをNETFLIXのような企業は1年足らずで達成してしまうことがあります。あくまで可能性の話ですよ。ただ、ここで言いたいことは、投資額が増える速さを考える時に確度の高い方を僕は選択する、というだけなのです。より確信を持てる方が根拠が明確なので、売買の基準になります。
話は戻りますが、NETFLIXの魅力の一つであるで「国ごとの特色について理解している」とは、例えば日本だと、韓流系コンテンツの配信がとても多いです。単に契約単価の問題だけではなく、実際に日本のユーザーが好んで見ているからに他なりません。
つまり国ごとに配信コンテンツが異なるということです。韓国に行ったら多くのサムネイルの中の文字がハングルになるし、ロシアに行ったらキリル文字になります。そして、日本ではまだどの配信サイトでも見れないものが配信されていることもありました。
その点においても、各国のユーザーの満足度を高める大事なポイントとなります。
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さて、チャート分析に入ります。
僕は21年1月20日の寄り付きでドカーンと上に上がった後に直ぐ買いました。
その理由はレンジ(というか並行チャネル)を上に抜けてくると考えたからです。つまりNETFLIXは成長株なのでブレイクアウトを基準に設けてました。
しばらく持っていたらその後も取引時間中に伸び続け、無事ブレイクアウトしたので、このまま放置していようと思います。
では、次の調査へ向かいます。
ごきげんよう。
【くら寿司(2695)】コロナでチャンスを掴んだ飲食の勝ち組 堅実経営と優れたマーケ戦略「くら寿司」といえば、ミッションに「食の戦前回帰」を掲げ、日本古来の健康的な食事を実現させるべく、4大添加物不使用の商品を提供する企業です。
また、ミッションとは別にコンセプトとして「食のテーマパーク」を目指しており、お寿司が苦手だったりアレルギーで食べれない人のために、ラーメンやうどん、丼もの、カレーといった多種多様なサイドメニューを充実させており、老若男女から支持されています。
今回のコロナを気にピンチをチャンスに変えた飲食では少ない企業の一つといえるでしょう。後ほど詳しく解説します。
そんなくら寿司は、24期連続売上更新という記録を保持していましたが、コロナが到来してさすがに大きな損失を受けました。
コロナでは直ぐに対策強化に乗り出しました。目立った点は以下です。
・セルフレジ導入
・アルコール設置
・換気を徹底とテーブル間の飛沫防止措置
・テイクアウトにびっくらポンをつける
・鬼滅コラボ←これは株価に効果あり
何より鬼滅コラボ企画が反響が大きかったですが、もっと大きい動きがあります。
そしてくら寿司はこのタイミングで今まで採算を気にしてなかなか出店できなかった都心への進出を加速させます。それが「西新宿」と「渋谷駅前」です!これは凄い。この2店舗は2021年1月19日にオープンです。
このタイミングで都心に攻め込む理由は以下の2つが予想されます。
1. コロナ影響下で多くのテナントが空き、好立地の物件を確保できたから
2. 賃料が今下がっていて、攻戦をかけるにはベストなタイミングであるから
元々都心エリアへの出店は数年前から発表されており、計画されていたものでしたが、新宿、渋谷エリアには進出できていませんでした。この会社は採算を何よりも大事にします。銀行からの借入金も付き合い程度のもので堅実経営そのもの。だからこそコロナで生き残りました。
実は新宿には昨年2020年にドデカい広告を出していたんですね。「無添くら寿司」と名前だけの。歩いている人が絶対見てしまうような超目立つ真っ白のライトアップされた広告を。その時、「あれ?新宿まだ出店してないけど、今後来るのかな?まさかな・・・ははは」って思ってたのですが、本当に来てしまってああ、ブランディング戦略すげえ・・・となりました。
コロナ前、池袋サンシャイン60前店では、夜22時まで多くの若者が待合いスペースにいて満席でした。こんな寿司屋は絶対他にはないと確信しています。なので、都心出店は企業戦略上、重要な役割を果たしていくと考えています。
ちなみに、唯一全国の都道府県で進出ができていなかった北海道への進出も決定しました。これもコロナでピンチをチャンスに変えていますね。
今後は、客単価を上げるさらなる施策がいろいろ出ているので、そちらにも期待するとし、基本的には緩やかに上昇していくのかなと考えています。
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最後に、くら寿司を今後見る上での同社の競合に対する優位性を確認しておきましょう。
1. 食品4大添加物不使用。
2. 借入金が他社に比べ圧倒的に少ない。
3. 食品添加物を使っていないのに価格が安い。ヒントは仕入れ方法。
4. 特許出願だけで80件以上。
5. 売上記録はめちゃめちゃ意識しているものの、よくある大手飲食のようにやたらに売上を伸ばすためのリスクの高い出店をしていない。勝算あって進出しているため、無駄撃ちが少なく利益率を高めやすい。
6. キャラクターコラボのマーケ戦略が上手すぎる(鬼滅・コナン・銀魂・刀ステなど)
念の為言っておきますが、僕はくら寿司の回し者ではありません。単にあの社長の経営すげえってずっと思って投資してました。尚、今はテスラやビヨンド・ミートなど米国株のウェイトが大きいため株は持っていません(笑)
では良い投資ライフを。ごきげんよう。
ビヨンド・ミートから始まる280兆円の食肉革命ビヨンド・ミートという会社は、世界の食文化や環境問題に変革を起こすでしょう。それも、2040年までに2.7兆ドルまで成長すると言われている食肉市場のど真ん中で展開します。
ビヨンド・ミートは、食肉市場から世界を変えることをミッションにおいた革新的な企業です。製品は全て 培養肉 で、昨今の健康の意識の高まりから注目されています。培養肉は、通常の肉とは違い、製造を研究室で行います。下図が従来の食肉製造工程との違いです。僕もまた、この企業の技術や行動から、競合に勝てるだけの力を感じています。直近では米マクドナルドとの協業も話題になりました。
クリーンミート(代替肉)のトレンドはもう誰にも止めることができず、これからの ビッグトレンド になると考えています。そして、ビヨンド・ミートは、世界で初めて植物性の培養肉がスーパーの食肉売り場に並んだ企業であることを忘れてはいけません。後ろで解説しますが、今後、クリーンミートの市場規模は拡大し続け数兆円規模に発展します。
さらに未来を見通すと、環境汚染や、動物保護意識の高い人たちによって、このパラダイム・シフトが後押しされます。さらに、ビヨンド・ミートの培養肉には豊富なタンパク質が含まれているため、世界の健康へのニーズが高まってくればくるほどビヨンド・ミートも資金調達がしやすくなります。すると、製造コストが下がってくるので、最終的に200兆円の食肉産業に革命を起こすでしょう。
ちなみに、現時点のビヨンドミートを分析する際に必要なことは、以下の5つのみです。
1.提携
2.売上高
3.財務
4.パンデミック
5.投資家の温度感
直近では慎重な見方が強いですが、キャッシュフロー面もギリギリの状態というわけではなく、中長期的な見方で投資する対象となります。
より深い内容は こちらの記事 で解説しています
ではごきげんよう。
【SLACK (WORK)】セールスフォースによるスラックへの買収交渉報道。成立の可能性大で即ロング即買いでした。
こんにちは。
今日、2020年11月26日(米国時間25日)に「セールスフォースがスラックへ買収交渉をしている」との報道がありました。
参考: BREAKING: Salesforce has recently been in talks to buy Slack Technologies, Dow Jones reports.
では簡単に解説します。
Slackといえば、チャットツールとして有名です。チャット部屋を細分化できたりと管理がしやすいことからスタートアップ系からは評判の良いツールでした。
しかし、競合のマイクロソフトのTeamsの登場で苦戦していました。
なぜなら、Teamsの方が機能とマーケティングが圧倒的に優位だったからです。
Googleで「Teams Slack」と検索をすれば比較が出てきますので、そちらも参考に。
そこで今日報道されたセールスフォース。顧客管理ツールを提供する同社にとって、Slackのチャット機能の導入は同社の価値を押し上げるため、Slackの立場からしてもこの買収提案をのむ可能性があるということです。
もしセールスフォースが買わなくても他が買うでしょう。
よって、SLACK株は短期売買目的で買いです。
ではごきげんよう!
【bilibili】ニコニコのパクリサイトから始まった動画プラットフォームの大躍進2020年10月6日、Nikkei Asiaがbilibiliの上場につてい報じました。
▶参考: Chinese video site Bilibili prepares Hong Kong IPO of up to $1.5bn
昨今米国の規制の流れにより香港に上場する中国企業の重複上場が進んでいます。
bilibiliもその機会を利用し、今回香港へ上場する形となります。
調達額は10億ドル~15億ドルを見込んでおり、ナスダック上場の4倍の額となります。
大株主にはテンセントが13.3%、アリババグループの淘宝網(タオバオ)が7.2%、ソニーが4.98%と巨大企業な名を連ねます。※20年4月時点
実際に同社は香港への上場基準※も満たしており、売上・利益共に好調です。
株価もナスダック上場後から4倍に発展し、大躍進です。
※「時価総額が400億香港ドル以上、または時価総額が100億香港ドル以上で直近1年間の売上高が10億香港ドル以上」という要件を満たす必要がある。さらに香港証券取引所の規定では、二次上場を行うには英米を含む他の市場で少なくとも2会計年度にわたって規制を順守した実績が必要。
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元々、このbilibiliは、日本のニコニコ動画(niconico)をパクったサイトとして日本では有名でしたが、
気づけば生放送機能を実装し、世界でも早くから投げ銭(チップ)機能を導入した「生放送サービスの投げ銭トレンド」を生み出した火付け役サービスでもあります。
これまでもブロッキングされた他国のサービスが入りづらい領域で、人口の多い中国人向けにコンテンツ力を高め続けた同社はとても上手に戦っています。
直近(2020年8月時点)で1日のアクティブユーザーは前年同期比で52%上昇し、パンデミック以降も力をつけています。
実際に僕も5年以上コンテンツを利用してきたユーザーの一人ですが、当時(上場前)沢山あった日本の海賊版映像もなくなり、クリーンなサービスになってきている印象です。それに、ツイッターのようなつぶやける場所があり、ユーザーと配信者の距離感も絶妙です。
同社は、ナスダック上場以降、世界の投資家への発信力も高く、彼らの関心も高いです。
香港に上場すればナスダックの株価も連動するでしょう。期待です。
【アリババ/NYSE(日足)】中国の内需がフィーバー中🔥コロナで海外旅行できず引きこもり急増中!中国の内需関連銘柄にはかなり期待しています。
内需といったらそう、中国のアマゾンとも呼べる「アリババ」です。
今年は国慶節と中秋節という祝日が重なっているため、8連休となります。
そこで普通は中国人なら海外旅行にみんな行くのですが、今年はパンデミックで行けません。
そんなわけで本土に人が溢れかえっているのです。
独自ソース(現地)から得た情報によると、都市部はみんな外に出たくなくなるくらい人が多いらしいです。
これはECサイトの売上に期待できます。
さらに、アリババは、ここ数週間でブロックチェーン関連の事業にも出資を始めているとのことで、その事業内容からも後にかなりの利益を得ることになるでしょう。
これについてはまたどこかでお伝えします。
香港市場ではなく、あえて今回は米株で見ています。
なぜならニューヨーク証券取引所は休場じゃないからです。この時期のアリババの価格形成は米株手動です。
直近の株価は、大型連休前に飛びついた投資家が少なからずいたことが9月30日の上昇から伺えます。
また、短期的には調整局面のチャートですが、中長期的には上昇基調となりそうです。
GAFAの株価推移及びS &P500との比較から見える未来今回はGAFAとアメリカの代表的株価指数であるS&P500を比較しつつ、今後の展開を考えていきたいと思います。
(なお、補足として日経225も加えてあります。)
注:GAFAはG(Google)、A(Apple)、F(Facebook)、A(Amazon)です。
起点は2020年のコロナ前後も考えましたが、長期的な企業成長力を判断する為、チャイナショック後の2016年を持ってきました。
世界でも優秀と言われている株価指数の代表選手S&P500が黄色です。
しかし概ねどの期間も
GAFAの下にきています。
(なお、日経225は紫色であり、ほぼ全ての期間でS&P500を下回り、現時点での上昇率も低く留まっています。)
そしてGoogle,FacebookとAmazon、Appleの差が2019年から顕著な広がりをみせ始めています
Amazonはいわゆる2019年初頭のAppleショックの影響がありつつも何度も2018年高値へアタックし、2020年4月に本格的にブレイクしました。
Appleは逆にその影響をほぼ受けず2019年中に前回高値をブレイクしています。
ここから見てとれるのは、
時代に合った潜在的ニーズの掘り起こしの上手さとイノベーションへの期待だと感じています。
AppleはiPadOS、CPUの自社開発など
Amazonは物流、AWSなど多角化に成功しており、現在もドローン配達、無人店舗など、多くの事業を進行しています。
今、世界では金融緩和政策による金余りの中、ファンダメンタルズとは解離した株価をつけている国、企業も多いですが、その中でもじわりじわりと差が起こっている気がします。
そして今後はGAFAに限らず、2極化が起こると考えています。
それは
Withコロナそして、その先まで見据えた、イノベーションを起こせるポテンシャルのある企業への投資が増えていくでしょう。第二、第三のGAFAを求めて。
まとめ
本日は長期的にも安定上昇を続けているS&P500とGAFAの対比、そしてGAFAの中でも少しずつ差が生まれているのではないかということを米国株を普段から見ている投資家の肌感覚をお話しました。
今後も米国株からは目が離せないという結論です。