Eurusd-4
イギリス、南アフリカ変異種が猛威をふるいつつある欧州経済相場 ADPや住宅指数を注目する必要がある理由など ユーロドルの相場解説詳細は動画解説にて
ドル円は昨日の値幅が0.28円(28銭)と狭いレンジの動きとなり、過去7日間で最も値動きの小さい日になりました。
本日は米ADPやISMもあり、相応に値幅は出ると思います。
豪は準備銀行(RBA)が豪ドルの水準や長期金利に牽制をしなかったことから
相対的に買われ、ユーロ圏では副総裁や専務理事が金利上昇への牽制、
ハト派的な金融政策を継続することを発言しましたが、
米長期金利の低下からドル売りが勝りました。
本日は欧州でも景況感の発表がありますので、米長期金利を軸に動いてくるものと思います。
2021年3月1日~5日 週間チャート予報 【EURUSD・ユロドル】2021年3月1日~5日 週間チャート予報 【EURUSD・ユロドル】
●MTF
日足:サポートラインでもみ合っているが、上髭が特徴的なところ。
4時間足:ちょうど直近短期上昇トレンドのサポートライン位置。
1時間足:いくらなんでもどこかで調節波が出るであろう下落位置。
●週間戦略
いずれにしろ一旦上昇すると思われる。ただしその上昇が1.21768をブレイクしない場合は、1.20114までの下落が見込める
1.20114をブレイクしなければ上昇へ回帰すると考える。
⇓下降目線
上昇後ダブルトップ(4時間足では三尊形)が観測されれば分かりやすいチャンス。1.20114が注目ポイント。三尊形ならその前の下降トレンドの分だけN波的に落ちるだろう。
⇑上昇目線
一旦1.21768までは上昇してもおかしくない。ただ直接抜けるかは疑問。レンジの中程で下降が折り返すのなら上昇へラインブレイクしうる。
【ユーロドル】三角保ち合いからのブレイク 今日もしくは明日【動く根拠と時期】
今週のユーロドルはレンジでまだ大きな動きが出ていませんが、チャートの形を見ると上値は抑えられ下値が切り上がって来ており、三角保ち合いの形になっています。
そして、今週末は月末でもあり動くには格好の時期であると考えます。本日は米GDP、明日は独・仏のCPIとユーロとドルの動きのきっかけになりそうな指標の発表もあります。
【ユーロ↑】
ドルストレートでは、ポンド・オージー・キウイは分かりやすい上向きトレンドになっていますが、ユーロはそれらと比べると極めて弱い状態です。
ユーロはポンド・オージー・キウイに対して大きく下げているので、そろそろ巻き返しが来るのではないか、と思っています (オージーは原油価格に左右されますが)。
【ドル↓】
「そろそろ巻き返し」という意味ではドル高の巻き返しが来るとも言えなくもないのですが、低金利政策によるドル安の流れはまだ続いていると考えます。
ドルインデックスを見ると、今週耐えている90のレジスタンスラインがそろそろ崩れそうです。ここは今年に入ってからずっと意識されているラインなので、下に越えるとさらにドル売りが加速するでしょう。
【逆行リスク】
上記から、ユーロドルは今日・明日どちらかで上昇することを予想しますが、実際には月末のフローはどちらに流れるかわかりません。
米長期金利も現在少し戻しているものの1.4を再度超えていく可能性もあり、ドル高になっていないことに違和感もあります。金利上昇・株価上昇でリスクオンのドル売りという流れに今はなっているとも言えますが。
【ポジション取り】
どちらにしてもユーロドルは三角保ち合いからのブレイクが発生すると考えます。
上であればそのまま付いて行く、下であれば、日足のトレンドラインから100日移動平均線(1.2000から1.2050あたり)を目安に押し目のロングを入れる予定です。
【ユーロドル】2〜3月の展望 - 押し目買い (2)前回の投稿の予想通り「このまま上方向で一旦50日移動平均線のある1.2150〜1.2200へ」動きました。
来週再来週は大きく上下には抜けず以下の値幅のレンジになると推測します。
下は月足トレンドラインと100日移動平均線でサポートされる1.20ですが、
米国長期金利(10年債)が1.2%に乗せて来ていることから短期的にドル買いで急落に見える場面もありそうです。
上は1月高値と2月安値の間61.8%の1.22ですが、上方向に関しては上振れする可能性もあります。
ドラギ新政権でEU結束高まりユーロ高、そして、引き続きドルのだぶつきでドル安と想定され(追加経済対策)、
また、今月の米国CPIは予想以下だったこともありインフレ懸念はまだ低いです。
少なくとも3月のFOMCまでは上方向と思いますので、1.20前半まで落ちた際にロングを入れていく予定です。
【ユーロドル】2〜3月の展望 [補足]前回投稿したアイデアの補足になります。チャート最後部にある矢印(3)部分の動きを追加しました。
ユーロドルは金曜日の雇用統計発表後に100pipsほど大きく上昇しましたが、おそらく、このまま上方向で一旦50日移動平均線のある1.2150〜1.2200へむかうと考えられます。
その辺りで反発を二度ほど繰り返しダブルトップのように再度1.2000へと下落、しかし、その後大きく上昇し結果的にダブルボトムで1月高値の1.23方向へと向かうのではないでしょうか。
基本的にドル政策金利の見通しが現状維持であれば、これ以上ユーロドルが大きく下がることは無いのではと思います。
ただし、長期金利が上昇中であり、FedWatch Toolでは既に年内の利上げが1割弱ほど出て来ており楽観視はできず、3月のFOMC次第で予想が変更される可能性もあります。
【ユーロドル】2月の展望 - 前回上昇パターンから今後を予測【これまでの動き】
前回のユーロドルの上昇は昨年6月後半から9月前半までで、1.12から1.20へ4つの山を形成して上昇しました (矢印 1)。
その後、1.20から1.16へ調整の下落 (矢印 2) が入った後ダブルボトムとなり (矢印 3)、そして再度上昇 (矢印 1) し前回同様4つ目の山で最高値1.2350に達しています。
【今後の動き】
今回の調整は、現時点で1.2350から1.1950と前回と同じ値幅で、ちょうど100日移動平均線でサポートされる可能性があります。
前回のパターン (矢印 1〜3) を踏襲すれば、この後1.22ほどまで上昇した後再度下落しダブルボトムを形成、再度上昇し1.2350を抜けるかもしくはレンジとなると考えられます。
先ずは、現在の100日移動平均線でサポートされて反発するかどうかです。現在のチャートの形から見るにまだ弱いようにも見えますが。また、本日の雇用統計の動向にも影響されるかもしれません。
【ユーロドル】11月の展望 - レンジの上限からの下落【概要】
ユーロドルは、今年7月に急上昇し8月も高値・安値を切り上げる綺麗なチャートを形成、9月1日に2019年&2020年の最高値1.2011を付けました。
その後は高値を1.1917に切り下げての下落基調となり1.19〜1.16のレンジで推移しています。現在は1.19手前というレンジの上限に近い場所に位置しています。
【オプション】
ユーロドルの今後の動きとしては、チャートにある通り以下の3点を想定しています。
(1) 1.2011を越えて上昇
(2) 1.20 (もしくは1.19) と1.16のレンジ、1.16まで下げて1.20 (1.19) まで戻す
(3) 1.1602を越えて下落
【選択と理由】
上記(2)を前提としたポジションを取っていきたい思います。
理由としては、金融相場は今後も続くとしても、年内はもう追加景気刺激策が出せない状況にあるため、リスクオフのドル買い (これまでの巻き戻し) が一旦発生するのではと感じています。
また、先週1.16台に落ちた時のような新型コロナによる経済不安はまだユーロにはあり、ワクチンが行き渡るような環境にならない限り1.20を明確に越えていくことは難しいのではないかと考えます。
とはいえ、PMIは悪い数字ではなく大きく1.15台にまで落ち込むことも無いのではと思います (CFTCポジションのユーロロングの問題もありますが)。
【ポジション】
今週前半1.19〜1.20間でユーロドルがポンドの動きなどに連られて一時的に急上昇した際にショートのポジションを取っていきたいです。
損切りは最高値の1.2011の少し上あたり (一旦ちょっと越えてから大きく下落することがある) に設定します。
利確は1.16前半に半分ほど、残りは1.16の節目を割るかどうかを見極めた上で、急反転が起きた時点で確定させようと考えています。
【留意点】
ただし、これまでの上昇パターンのように、急上昇してから落ちずに揉んでそこを踏み台に再度の急上昇を繰り返し、節目を越えるまで上げ続ける、といった上げが見られる場合、ポジションは取らずに様子見をする可能性もあります。
この場合、1.2011を越えてからそこで立ち止まれるかどうかの動きで、ショートポジションを持つかどうかを判断したいと思います。
【結果】
ZENのユーロ予報ロンドン時間には独ifo企業景況感が市場予想から下振れの悪化を示し、イタリアのコンテ内閣が総辞職(体制の立て直し)したことで、ユーロが売られましたね。
・ドイツ 1月IFO企業景況感指数: 90.1 (予想 91.4)
・独保健省:EUが金曜日にもアストラゼネカのコロナワクチンを承認すると見込む。
・ラガルドECB総裁:2021年が回復の年になることを願う。回復はやや遅れたが失敗はしていない。ユーロ圏第4四半期の成長はマイナス。
・習近平中国国家主席世界は貿易や投資、技術交換の障害となるものを取り除くべき。世界経済は不安定であり見通しは不確実なまま。国際社会が発展途上国に必要な支援を提供し、合法的な利益を保護する必要。
・米財務省2年債入札: 最高落札利回り0.125%、応札倍率2.67倍
【EURUSD/ユーロドル🇪🇺🇺🇸】相場分析20210123 環境認識: 目線と注目価格の整理【サマリ】
ユーロドルの週足から4時間足に基づく環境認識です。
各時間軸の目線と今後の方向性に強く作用するであろう注目価格を整理します。
【環境認識&詳細】
週足
週足の波動サイクル全体像は以下のように見ています。
現在、Cの波を形成中との判断です。
詳細については、前回以前の投稿から変更がありませんので割愛します。(興味のある方は下記のリンク欄から参照ください。)
先週の週足は(A)の高値ラインで反発されるかのように陽線で引けました。
<週足>
日足
①マクロの視点
日足を長期スパンでみたチャートが以下のチャートです。
波動としては週足で示したA,B,C波が、日足の5-3-5波で構成されていると見ています。
<日足:マクロ視点>
②ミクロの視点
直近の上昇にフォーカスしたものが以下のチャートです。
上昇5波が確認でき、その後反落していますが、ちょうど押し安値(赤の破線)で反発したところで引けています。
この後の波動のイメージとしては、
1. 上昇波動を形成して年初の高値超えをチャレンジ(緑の波動)
2. 押し安値から反発上昇するも、再度下落(赤の波動)
または、少しの間横ばい調整を経て1,2のいずれか、が考えれます。
ピンクのMA(20MA)が垂れるように接近してきているので、これがレジスタンスとなるかどうかも一つの注目ポイントです。
<日足:ミクロ視点>
4時間足
日足で見た押し安値からの反発を4時間で見たものが以下のチャートです。
・レートは日足の押し安値より上に位置していますので、日足レベルでは上目線。
・一方、4時間足の戻り高値(青の破線)が現在レートよりも上に位置しているので4時間レベルでは下目線。二つの時間軸で異なる目線に挟まれた位置にあります。
・4時間の戻り高値付近まで上昇してくれば売り圧力が働いてくることが考えられますが、ここを抜ければ4時間レベルで上目線転換し、日足の上目線と相まって、年初の高値(5)を目指す機運が高まってくると見ています。
・逆に、4時間の戻り高値を超えられなければ、今度は日足の押し安値まで下げてくる動きが考えられます。
・その場合、日足の押し安値で支えられるかどうかがポイントになりますが、仮にこのラインを割ってくるような場合は、青の上昇5波の過程や直近の反発上昇で溜まったロングポジションが損切りとなり、大きく下落していくのではないだろうかと見ています。(※そうなると波動的には日足のABC調整波となる体裁)
ということで、来週は上記の価格帯には要注目です。
<4時間足>
【EURUSD/ユーロドル】相場分析20210113 4時間足下目線転換によるショート戦略(4H下降C波狙い)【サマリ】
ユーロドルは4時間足で押し安値を下にブレイクし下目線転換。調整の上昇を経ての戻り売りを狙うショート戦略を考察します。
【環境認識&詳細】
週足
週足の全体像は以下の通り。波動分析含め過去の投稿から変更ありません。
天井圏であるパープルゾーンで上ヒゲが目立ち始めました。
波動的には下降5波に対する調整3波形成中。
・すでにC波は終了してしまっていて一つの波動サイクルは完結。現在は新しい下降波の形成中 なのか
・今の下落は単なる調整で、この後さらにC波が継続して行く
二つの可能性が考えられます。
<週足>
日足
日足の直近上昇トレンドと波動を示したのが以下のチャートです。
日足レベルではまだ押し安値より上に価格が位置しており、上目線。
下がれが買いが入ってくる可能性は十分にあります。
トレンド転換の兆しが見える4Hを見ていきます。
<日足>
4時間足
4Hレベルで見ると、青の破線水平線で示した押し安値を下抜けたことにより下目線転換。よって上がってくれば売りが入って来やすい局面と言えます。
直近上昇してきていますが、これが直近の下落に対する調整上昇であり、(5)の高値を切り下げてくるようであれば戻り売りを狙いたいところ(赤の折れ線)。
一方で、まだまだ下からの買いが強く、(5)の高値を更新するようであれば上昇トレンド継続として再びロング目線。そうなれば日足で見たパープルの天井ゾーンを抜けて1.25水準を目指す展開が見えてくると思います。
<4時間足>
【EURUSD】相場分析20210104 ユーロドルどこまで伸びるか?週足・日足波動から直近の上昇目処考察【サマリ】
年末も上昇を続け、2020年の高値を更新して終えたユーロドル。
年末には一時1.23をつけ、2018年1月につけた高値1.25が射程圏内に入ってきました。
この投稿では週足と日足の波動を見ながら、今の上昇の終点目処を考察します。
【環境認識】
週足
冒頭述べた2018年1月の高値がちょうどパープルの帯で示した部分。
2018年年初の週足を見てもこのゾーンでは上ヒゲが多発しており、売り圧力が高そうな気配です。
波動の観点では、週足レベルの波動を同じくパープルの波動イメージで示した通り。
現在は下降5波に対する調整3波のC波を形成中と捉えています(仮置き;これから上昇5波になっていく可能性も当然あり)。
現在の上昇つまりC波がどこまで伸びる可能性があるかですが、一つ目の可能性として見ておきたいのが、
(1)A波のFR1.272水準と上記パープルゾーンの重なり
この領域での一旦の反落は想定しておきたいところです。
別途ドルインデックスのチャートを見ても、まもなく2018年2月の安値水準に到達するかという場面であり、ドルインデックスが2018年2月水準に到達するタイミングで、ユーロドルは(1)のポイントへ到達。そこからはプライスアクション次第ですが、反落の可能性も見ておきたいところ。(ドルインデックスの詳細については下記のリンク参照)
<ドルインデックス日足>
もう一つの可能性としては、
(2)A波のFR1.618水準(1.28超え)
が考えられますが、さすがにこの価格帯を目指す過程では下降調整が挟まるでしょう。そのことは日足の波動を分析することからも想定ができます。
日足
オレンジの波動が2020年11月からの続く直近の上昇波動です。すでに5波目を形成中であり、オシレーターもダイバージェンスを示していることから上昇の勢いは弱まってきています。
日足5波の上昇目処としては1波のFR2.618から1.24ラインがパープルゾーンと一致しており、このあたりで直近の上昇が一服する可能性は見ておきたいと思っています。