一部の波動トレーダーから好評をいただいている波動分析シリーズ。 今回は前回のSP500に続き、米国株のナスダック100指数を取り上げます。 ナスダック100指数の算出が始まったのは1985年と比較的若い指標であるため、波動そのものも比較的若い波動です。 2021年1月以降米国10年国債の利回りが1.0%を超えてからは、コロナショック後の一本調子の上昇トレンドから弱気な動きとなることも多かったですが、6月下旬からは過去最高値を更新するなど再び力強さを取り戻しつつあります。 そんなナスダック100指数は、エリオット波動では現在何波目に該当するのか、年足、月足、週足という長期足の観点から波の現在地を考察してみたいと思います。 年足...
米国株3大指標S&P500, ダウ、Nasdaq100はともに4時間足でWボトムを形成。 5月頭の下落から横ばい調整を経て上昇トレンド回帰のための足場となるかに期待。 一定の値幅を下げては盛り返しを繰り返す動きは米株の底強さを感じさせる。 SP500 4時間足 ダウ 4時間足 Nasdaq100 4時間足
ナスダック100は2020年3月と2020年11月の下値を結んだトレンドライン(赤線)に対し、 ・2月に下にブレイク ・その後再度上昇に転じ、当該ラインに4月にタッチ ・上抜けできず、ダブルトップを形成し下落 という流れを作ってきました。 現在、2020年3月と2021年3月の下値を結んだトレンドライン(黒線)に対し、 ・5月上旬に下抜け ・上昇に転じ、当該ラインにタッチ という状況になっています。 時間足レベルで見ると、週末にラインに反応し下落していることも分かります。 ここを再度上抜けるかが今後上昇が続くかのポイントとなると考えます。 上抜けできない場合、前回同様にダブルトップのような形を形成するかも注目して行きたいです。
ナスダック100は、2020年3月からのトレンドラインを下にブレイクし、その後下落を続けています。 2020年3月からの上昇におけるフィボナッチ・エクステンションでは、最高値はフィボナッチの4.764に該当し、上昇過程でもフィボナッチラインに反応してきました。 そして、この下落過程でもフィボナッチラインに反応しながら下落しています。 これを一つの参考にし、下落を狙っていきたいです。 CME_MINI:NQ1!
昨日(2021年2月22日)2.6%程度下落したナスダック100ですが、長期金利(10年債利回り)の上昇が原因ではないかと言われています。 そこでナスダック100と10年債利回りに注目して過去の状況を見てみました。 上のチャートがその比較で、青線が10年債利回りです。 比較してみると、10年債利回りが上昇している際には、ナスダックも上昇していることが分かります。 したがって、10年債利回りの上昇が下落の原因とは言えないことが分かります。 次に、ナスダック100と「10年債利回りと2年債利回りの差」に注目してみました。 下のチャートがその比較で、橙線が10年債利回りと2年債利回りの差です。 2000年(ITバブル)、2008年(リーマンショック)と利回り差が低い位置から上昇していく過程でナスダック100が大きく下落...
2020年11月に11,000ドルをつけ、その後上昇基調のナスダック100は11月中旬からのトレンドライン(黒線)を昨日にローソク足の実体ベースで上抜けました。 教科書的な解釈で言えば、まだ上昇は続きそうです。 目安としては、2020年3月の下値からのフィボナッチ・エクステンション(破線)の4.764が13,884ドル近辺にあり、ここまでは上昇する可能性があるのではと考えています。 ただ、ナスダック100をS&P500で割った数値(オレンジ色線)がドットコムバブルを超える水準まで上昇しており、流石に過熱感から調整も入るとも考えられます。 (そんな状態が数か月は続いて上昇を続けてはいるのですが。) 金利が上昇した際に、まずはグロース株が崩れるのが一般的であるため、金利の動向にも注意したいと考えています。
お久しぶりです。 Toriです。 ナスダックを分析していきたいと思います。 現状の流れとしては、直近安値を切り上げて、12500台に乗せて、高値を更新していく展開がメインシナリオとなりそうです。 ハーモニックパターンにおいては、Bearish-Deep-Crabが観測されています。 したがって、利食いポイントはXAレグの1.618が最適との仮説を立てています。 米国のTradingviewのアイディアを見ますと、短期目線でのショートトレードが多いように見受けられます。 現在、エントリーするとリスクリワード比が1.7であり、短期足での展開を見ながら、ニュートラルな姿勢で待つのもいいでしょう。 いずれにしても、ストップは直近安値であり、週足20SMAにささえられているの...
こちら1時間足です。 10月13日を頂点にして1時間足で下降チャネルが引けますたぬ。 現在チャネル上限付近です。どうなるや! 環は12100ちょい下でショート握りたぬきです。
NASDAQ100指数の9月の下落から現在の上昇に対してエリオット波動が非常に綺麗にはまっている。 チャートは4時間足の波動。 現在は9月の下落調整を終えた後の上昇5波(青の(1)-(5))のうち4波目を形成中と捉えられる。 4波が深く押してきていることから、4波の終点として最大で1波(青の波動(1))終点までの押しを想定。 そこからもうひと上げして米国大統領選挙前には5波目で史上最高値にキャッチアップとなるか要注目。 補足: 上記の波動とは異なり以下のチャートの様な波動の捉え方も可能。 この場合は、すでに9月の下落調整に対する上昇5波が終わっており、ここから下降トレンドが始まる可能性を考えることもできる。 <4H: もう一つの波動の捉え方>
こちらダウETFのUDOWです。レバレッジ3倍ものです。 ETFが本体より過剰な挙動すること自体は別にそんな珍しくもなんですが、コロナ底からマックス0.618までしか返していないたぬ。 CFDだとこう。 ナスダック指数やSPXと違ってコロナ前高値超えに至っておりませんが、全戻し一歩手前まで来ていますたぬ。 にも関わらずUDOWはこう。 半値以上に実体乗せてる日はおよそ10日ほど。 比較のためにダウ以外のアメリカの指数のETFを見ましょう。 SPXの3倍ものは0.786超え ナスダックは1.681 しかしCFDはそれどころではないという
ナスダック100、SP500は、短期の調整を経て、上昇トレンドが継続しています。 急激な上昇で買い遅れている投資家が調整の局面ですかさず買いに出てきたと思われます。 今後の注目点は、以下の通り。 ナスダック100は、前回安値Bを一時割り込んでからの上昇。 ですから、さらに上昇トレンド継続の確証を得るためには、早めに前回高値Dをブレイクしていくことが必要です。 そうでない場合は、レンジ入りまたは、Wトップ、トリプルトップなどが意識される展開になる可能性を考えておきたいと思います。 もしもブレイクできた場合は、さらなる上昇で、11200〜11400付近を目指す展開になると思います。 SP500に関しても同様な見方ができます。 早めに前回高値Aをブレイクしていく必要があります。 もしブレイクできた場合は、コロナショック前の史...
今回はS&P500の先物を使って解説します。出来高表示の必要があるためです。oandaのS&P500より4ほど低くなっています。 前回、ヘッドアンドショルダーか?と分析しましたが、その後一度3300付近のレジスタンス(緑の囲い)に対してもう1カウントをトライしたあとにやはり下を狙ってくる形となりました。 ...