USD (米ドル)
【為替予報士の見立て】大統領選挙、コロナ、ブレグジットこのあとどうなる?為替予報士限定レポートの一部を無料で公開しています。
一週間をとおしてドル買いが先週は月末要因も重なり強まりましたが今週も続くかが注目ポイントとなります。
中国人民元の対ドルでの下落に伴うドル買いも観測
米追加景気対策を巡る合意期待が失望
欧州各国での感染 拡大
米国にも感染拡大の波が押し寄せ、シカゴでも規制が発せられるなど NY ダウは先週一週 間で 1,833 ㌦安(-6.5%)の大幅安となりました。
米 7-9 月期 GDP の改善を好感 した米長期金利の上昇や月末の需給に絡むドル買い
この後の
大統領選の投開票のほか、FOMCや米10月雇用統計など注目材料に事欠かない週となるだけに、 振れ幅の大きさにも注意が必要です。
コロナ: 米国内での感染拡大が続いた場合、欧 州各国同様に経済活動への規制が広がる可能性への警戒
フランスロックダウン、ドイツも一部地域のロックダウン、イギリスも一ヵ月のロックダウンとなっているほかイタリアでは新規感染者数が今年最多を更新してしまっています。
大統領選に関して はトランプ大統領が敗れた場合に、郵便投票などへの不信感を表明し、敗北を認めずに政局が混沌とする可 能性が取り沙汰されていることも懸念されます。
FOMC や英中銀、豪中銀政策委員会
米 10 月の雇用統計
ユーロ圏の製造業、サービス業 PMI(改定値)、ドイツ 9 月の鉱工業生産
ブレグジット: 英国の EU 離脱後の将来関係を巡る EU との交渉を巡り 10/28 には 11 月初旬までに合意が可能との報道 があります。
英議会上院では EU が提訴している国内市場法の投票が来週 9 日に実施されることも交 渉への悪影響を懸念される一因となりました。
①EU 離脱についての交渉に具体的な進展があるか
②英国での感染拡大によるロンドン を中心としたロックダウンの可能性 さらには
③英中銀政策委員会での景気見通しや早期緩和策への言及 などが焦点となりそうです。
感染拡大による英経済の下振れリスクが強調され、成長見通しなどの引き下げ が不可避と見られるほか、英国内の失業率も上昇傾向にある中で当初の給与支援スキームが終了を迎える ことから離脱交渉の前進期待のポンド買いを相殺する可能性に注意が必要です。
豪中銀政策委員会での利下げ観測、およびその後の債券買入れの増額での思惑の結果から材料出尽くしでうごきが逆流するのかどうか?
感染拡大を受けた景気減速懸念を背景に原油在庫の増加 など、原油価格が下落したことで資源国通貨としてカナダドルとともに豪ドル売りが加速するかに注目です。
原油は 34ドルまで下げてきています。
【為替予報ドル円】目線は下だがどこまで政府の買い支えや日経の底堅さが邪魔できるか!?これまで再々105円以下になると、政府が焦ったように買い支えも思われるような玉がでてきています。
今回はすんなりブレイクしてしまうのでしょうか? FOMCでのフォワードガイダンスがどうなるかによっては
全然あり得るシナリオでしょう。
フォワードガイダンスが数年先まで1年プラスで出されるということから、2023年までのインフレターゲットが
予想されることになります。
また、インフレが平均で2%にならない限りは金利は低いままということになっていますので
平均すると3年いや5年ぐらいは金利はゼロに近いままということを連想してしまいます。
そういった意味からも引き続き全体的にはドル売りのバランスでトレード戦略を組みたいと思います。
ポンドドル1.35ユーロドル1.2と達成感が秋相場の本格化前に出たか!?ユーロ圏 8 月の消費者物価指数が予想を下回り 4 年ぶりのマイナスとなったものの、この 時点での反応は限定的に留まり、NY 市場序盤には一昨年 5 月 2 日以来となる 1.2011 ㌦まで上 昇。しかし、1.20 ㌦台の大台を回復した達成感も見られて以降、利益確定売りに押され 1.1969 ㌦ま で反落。
それに合わせるかのようにポンドドルも急激な上げのあと1.35で頭打ちした感が否めない。
ここまで急ピッチに上がってきただけにここで一旦調整が入ってもおかしくない状況。
米 8 月製造業 PMI(改定値)が 2019 年 1 月以来の高水準へ改善したほか、8 月 ISM 製造業景況 指数も 56.0 と 2018 年 11 月来の高水準となったことを好感しドル円は 106 円 15 銭まで上昇。8 月 の ISM 製造業指数が予想を大きく上回ったことで米長期金利の上昇とともにドル円は 106 円 15 銭 まで上昇。
ECB 高官によるユーロ高牽制も聞かれ下落。
ポンドもさらなる緩和というポンド高牽制ともとられる発言がBOEからでています。
バフェットも日本株に興味を出すほどお金のいく先が隅々まで渡っていくところをみるとまだまだドル安、や株高の期待ができます。
菅さんの記者会見でもアベノミクスを継続するとし、日銀もそのタイミングに合わせるかのように緩和を続けるというニュースも入ってきています。
日経平均でも買おうか?と思ってしまいたいぐらいの相場環境は整いつつあると思います。
【為替予報士ロンロンのドル円分析】次の首相は菅さんで決定か!? 石破氏がどこまで食い込んでこれるかに注目です。テクニカル分析メインでの解説となっていますが、是非ともご自身の相場観と比較してみてくださいね。
【金曜日までの流れ】
安倍首相の辞任を受けて、海外勢を中心にアベノミクスの巻き戻しとなる円買いが優勢となり、NY
市場序盤には 105 円 20 銭まで下落。
米 7 月米個人消費支出などのインフレ関連指標が予想を上回ったことを受けてドルを買い戻す動
きが強まり、ドル円は日足・基準線(105 円 62 銭)を上回る 105 円 73 銭まで反発。
NY 市場中盤以降、安倍政権の次の内閣がどうなるのか、誰が次期首相になるのか、先の見えない
不透明感も嫌気されドル円は 105 円 24 銭まで再度反落。
さらに、ムーディーズが安倍首相の辞任
について「アベノミクス目標達成の不確実性に繋がる」との見解を示したこともドル円の 105 円台半
ばからの上値の重さにつながる一因となりました。
結果的にドル円は NY 市場序盤の 105 円 20 銭、
その後の 105 円 24 銭まで下落するなど 105 円割れをトライする動きが見られました。
しかし、8 月
19 日の安値(105 円 10 銭)を手前に下げ止まったこともあり 105 円台前半での値動きを継続。
本日 31 日のロンドン市場の休場、ロンドンフィキシングに向けたポンド買いの動きも
観測され昨年 12 月以来の高値となる対ドルで 1.3356 ㌦まで反発。
さらに、豪ドルも対ドルで一昨年 12 月以来の高値となる 0.7366 ㌦まで上昇し高値圏で取引を終えるなどドル売りの動きがドル円
の上値を抑制。
⇒NY ダウは続伸し昨年末の終値を上回って取引を終え、今年に入ってからの下落分を回復。前日の
パウエル FRB 議長の講演を受け、ゼロ金利政策の長期化への思惑が継続しダウは一時 241 ㌦高まで
上昇し 161 ㌦高で取引を終了。
また、ナスダックは S&P とともに史上最高値を更新して取引を終了。
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ポンドドルは1.35までさらなる上を目指していくほどの燃料があるのか!? 為替予報士ロンロン米議会での追加経済対策の規模縮小の思惑とともに米国経済の先行き見通しに不透明感が
聞かれる中、米長期金利の低下に伴うドル売りに押されました。
Moody’s と Fitch は EU 復興ファンドに関してポジティブな見方を示唆、Aaa/AAA の格付
けを維持。
さらに 7 月 31 日に S&P が EU の AA の格付けに対する見通しを Stable から Positive
に引き上げ。こうした中、S&P は EU の独自の財源確保への詳細な道筋が示され、それが加盟
国から承認されれば格上げが起こる可能性に言及したことも好感。
ユーロは 1.1920 ㌦台から
1.1930㌦台のストップロスを巻き込み上昇、2018年5月以来の高値となる 1.1966㌦まで上昇。
▼ ユーロは 1.19 ㌦台の明確な上抜けを確認し、今週末発表のドイツやユーロ圏 8 月の製
造業、サービス業 PMI に向けて 1.20 ㌦台を試す基盤を作ることができるか注目。
昨晩から英と EU による離脱交渉が再開され、双方の交渉官が今晩会食の予定。10 月 2 日ま
でに交渉をまとめ、10 月 15 日の EU 首脳会議の前に合意を目指すとの期待も。現状の英経
済の厳しい状況を踏まえれば No Deal は考えにくいとの思惑からポンドは対ドルで今年 1 月 2
日以来の高値となる 1.3249 ㌦まで上昇。
▼ポンドは 1 月 2 日の高値(1.3266 ㌦)や昨年末の高値(1.3285 ㌦)を上抜けるか注目。
⇒ダウは 46 ㌦高から 176 ㌦安までの値幅で推移し、追加経済対策の規模縮小の思惑もあり 66 ㌦
安で取引を終了。
一方、アマゾンやマイクロソフトの上昇に牽引されナスダックが連日で史上最高
値を更新したほか、S&P もおよそ半年ぶりに史上最高値を更新して取引を終了。
お盆の円高アノマリーでドル円はどっち【為替予報士の注目の通貨ペア】週末レポート ドル円の流れは一旦は調整局面に入ったきがしますが、どの程度の調整になるか注目です。
大きなイベントや月初の動きのあとということや、欧州はバケーションシーズンとなります。
日本のお盆休みで多少ボラティリティに影響がでてくることでしょう。
オーダーが薄い反面汚い動きや乱高下で終わってみたら一週間同じ水準なんてことも
想定にいれながらのトレードとなりそうです。
アメリカはだいぶ経済が復活してきたような指標がでていますが、実体経済となると
本当にそんなに復活したのか懐疑的にならざるをえません。
これがトランプさんの選挙で勝つための情報戦略なのか?
それとも
本当に回復しているのか?
見定めていきたいところです。