S&P500先物、金曜日は長い下ヒゲの反発今週の振り返り
今週は金曜日前半まで基本的には下落進行し、金曜日の後半で一気に戻す展開となった。
金曜日のPCEではインフレの落ち着きが確認されたが、米国オープン後の前半は下げ続けた。
日本時間1時頃まで下げたが、その後、引けまで反発上昇を続けた。
とくに引け前4時30分以降が大きく買い支えられた。
金曜日の下落は75日出来高加重移動平均線の手前で止まっており、サポートとして機能したか?
その後、出来高を伴って反発上昇を示し、長めの下ヒゲをつけている。
金曜日の出来高は今週一番で反発の裏付けと見られる。
この反発が本物であれば、小さな押し目で終わって上昇トレンドは継続なのだろう。
次週のシナリオ
①上昇する場合
最高値5368.25を上抜ければ、次は前回までと変わらず5,400がターゲット。
上昇圧力が強ければ5,450~5,500のあたりを目指せるか。
②下落する場合
75日出来高加重移動平均線を下抜ける場合は、フィボナッチ23.6%の5,100から5,050あたりでサポートになるかテスト。
5,050でサポートされないなら、黄色のボックスゾーン(4,950~4,975)がサポートラインとなる。
ここまで下げるにはまだ距離は遠く、実現には強い下落圧力が必要。